「コラム」カテゴリーの記事 (5ページ目)

日本大学芸術学部文芸学科の特別授業で話したこと

去る2023年10月16日、私(佐藤)は「日本大学芸術学部」の文芸学科の特別授業にゲスト講師として招かれた。実業高校出でアルバイトを転々としてきた私のような学の低い人間が、現役の学生さんの前でお話をさせて頂く。畏れ多いことである。ライター経験をお持ちの先生にお声がけを頂き、授業でお話するという貴重な経験をさせて頂いた。

教養のある話なんて一切できないけど、私が生徒さんに伝えたかったことは「やればできる」というメッセージだ。生徒さんは私より優秀なはずなので、諦めない限りどんなことだってできると伝えたかった。

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クロアチアで寝台列車をうっかり乗り過ごしてみた!

前編のあらすじ〜 チェコからクロアチア行きの寝台列車に乗った私は同部屋の女子たちにハミゴにされ、ようやく寝かけたところをオマワリに起こされ震え上がるなどした。とかやってたら、うっかり目的地を通過してしまって……!?

……というわけで東ヨーロッパ寝台列車旅・後半である。目的地(ザグレブ)で下車しそびれたことに気づいた私は、ガチ泣きで乗務員に「今すぐ降ろしてくれ」と懇願したが、「無理」と軽くあしらわれてしまった。当たり前である。マジどうすんの?

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【アフリカンレシピ】「ケニア風オムレツ」は最後にアレを加えるのがポイント / カンバ通信:第334回

ジャンボ! 今回はアフリカ料理のレシピをお送りしよう。アフリカというかケニアの料理。その名も「ケニア風オムレツ」の作り方だ。

ちなみに一般的には「オムレツ」だと思うけど、オレはオムレツではなく「ホームレツ(homelette)」と呼んでいる。

なおこのホームレツは、他の部族はわからないけど、カンバ族の間では非常に一般的な料理となっている。

用意するのは卵2個、トマト、玉ネギ、塩、油、アボカドだ。

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ケニアでの新聞・雑誌の売れ行きは? / カンバ通信:第333回

ジャンボ! 今回はリクエストボックスに届いた読者からの質問に答えたいと思う。

「ケニアの新聞雑誌事情について知りたいです。日本はスマホの普及とともに新聞・雑誌が売れにくくなりましたが、ケニアではどうなのでしょう?

・人気の新聞や雑誌、どんな物(記事)が人気があるのか?

・雑誌は日本のように男性誌、女性誌があるのか?

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今さら気づいた「スナック」の楽しみ方! お客さん全員DJのクラブだと思うとめっちゃ面白い

私(佐藤)は普段お酒を飲まない。「すごく飲みそう」と言われるけど、アルコールに弱くすぐに顔が赤くなって頭が痛くなるからだ。しかし取材で遠方に出かけると、その街の様子を知りたくて飲みに出たくなってしまう

最近も滋賀県を訪ねた際に、飲み屋街を散策して1軒のスナックにたどり着いた。そこで、スナックの楽しみ方がわかったぞ。そうか! スナックはクラブだと思えば、めちゃくちゃ面白いな!!

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【隠れた名店】4席しかないワンオペポテト屋の “こだわり製法” とは / カンバ通信:第332回

ジャンボ! 「ケニア、男、ひとりめし」といえばポテトでキマリだよな。

ということでポテト大好きっ子のオレ・チャオスが今回行ってみたのは、『シカゴフライ(Chicago fries)』と呼ばれるポテト屋さん。

なんとこの店、席が4つしかないゲキ狭(せま)な店で、当然スタッフさん(女将さん)もワンオペ体制。なぜなら厨房にも1人しか入れないから。その狭さ、何を調理しているのかも見えないほどだ。

ところがこの店、予想外にナイスだった。まず入店すると……

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【スーパー】まいばすけっと最強の商品は「カット青ねぎ」説

私の中でのスーパー「まいばすけっと」は「カットねぎ屋」である。

ホームとしているスーパー(国籍ならぬ “スーパー籍”)は西友であり、楽天ポイントを貯めつつ24時間営業のSEIYUで主な食材を買っているのだが、ネギだけは「まいばす」を選ぶ。

その理由は、まいばすの「カット青ねぎ」が最強だからに他ならない。

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【コラム】道に迷っている外国人観光客を見かけたら「Where do you want to go?」と声をかけてみよう

ここ数カ月、特に都心では「コロナ前より多いんじゃね?」というほどインバウンド客を多く目にする。円安の真っ最中である日本は、海外の人からすれば「最高にコスパがいい国」なのだろう。いいぞ、日本でお金をたくさん使ってくれ。

さて、インバウンド客の増加に伴い、街中では「明らかに迷っている外国人観光客」が多く見受けられるようになった。そんな時に使えるのが「Where do you want to go?」である。

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【素朴な疑問】トルコライスはどこまでがトルコライスなのか?

トルコライスってトルコの料理じゃないらしい。長崎県のご当地グルメなんだってさ。知ってる人にとっては当たり前のことかもしれないが、トルコライスに馴染みのない私(中澤)はそんなことすら調べて初めて知った。

ではなぜ、ド素人の私がトルコライスについて調べてみようと思ったのかと言うと、トルコライスを注文したらなんか凄いのが運ばれてきたからである。

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プロフェッショナルだらけの部族・カンバ族に伝わる「職人伝説」 / カンバ通信:第331回

ジャンボ! アフリカはケニアの首都ナイロビでタクシー運転手やっているチャオスだよ。

42もの部族がいる多民族国家ケニアだけど、オレは「カンバ族」に属している。

かの有名なマサイ族は「戦士」の部族、みたいなイメージがあると思うけど、カンバ族はどうなのか?

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ケニアにおける「赤ちゃんの名付け」今と昔【カンバ通信】第330回

ジャンボ〜。ケニア在住、カンバ族のチャオスです。今回もリクエストボックスに届いた質問に答えていこうと思う。

「(前略)日本では子供の名前を決める方法が沢山あります。字画やお寺の住職に名付けてもらったりなど選択肢が多く、私自身3人の子の母親ですが3人ともとても悩みました。

チャオスさんの国では、名付けについて定番の方法などはあるのでしょうか? またお子さんたちの名付けの由来なども聞けたら嬉しいです

いい質問だ。答えよう!

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なにをやってもコレステロール値が下がらずヤケクソになっていたら橋本病だった話

若い頃からずーっと高脂血症に悩んでいた。20代後半からLDLコレステロール値、いわゆる悪玉コレステロールの数値が高く、健康診断で「要精検」マークがつき始めた。

行く先々の医師から「運動するように」という助言を繰り返し受け、「それができたら苦労しねーよ」と、やさぐれながら生きてきたのだが、最近まったく別の病気がわかるという出来事があった。その体験談である。

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【素朴な疑問】「新橋」と「神田」を混同してしまうのは私だけだろうか?

私(佐藤)が上京してまもなく20年を迎える。まさかこんなに東京に長くいることになるとは思わなかった。30歳で上京した当初は、電車生活が耐えられなくて1年で帰るつもりだったのに。50歳を目前にしたいまだにいることになるとは。人生とはわからんもんだ……。

それはさておき、20年も生活を続けているのに、いまだに地名・駅名を勘違いすることがある。もっとも間違うのは「新橋」と「神田」だ。この2つの地名・駅名を頻繁に混同してしまう。なぜだ? なぜ間違える。私だけなのだろうか?

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アフリカ・ケニアの「割礼の儀式」では何が行われるのか / カンバ通信:第329回

ジャンボ! 今回はカンバ族の「割礼の儀式」について淡々と説明していきたいと思う。

割礼(かつれい)とは、男性の陰茎の頭の器官を覆っている包皮を手術で取り除くこと。また、そのお祝いだ。

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【コラム】ハンバーガーって料理としての完成度低くない?

新宿を歩きながらこう考えた。かぶりついたら端が落つ。ソースに掉させば流れ出る。意地を通せばバラバラだ。とかくにハンバーガーは食べにくい

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【コラム】歳を重ねたら「適性」がナニかまったくわからなくなった

私(佐藤)はまもなく50歳になる。よもや半世紀も生きてきたとは、自分自身でも驚きだ。

この歳になってまったくもってわからないことがある。それは「適性」についてだ。

あるものごとに対して、適しているかを指す言葉なのだが、歳を重ねるにつけ、適性のあるなしはカンタンに判断できない、そう考えるようになった。

なぜなら、運動の適性が低かった(運動神経が悪かった)はずの私が、いまだに成長を実感できているからだ。適性ってなんだ!?

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ケニアTikTokの聖地に行ってみた / カンバ通信:第328回

それはもう閑散としていた。特にコロナの時なんて。ひとっこ1人も見かけなかった。

コロナ以前も、日曜日のビジネス街に、そんなに人はいなかった。でも、今は……。

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【コラム】元汚部屋住人が部屋を片付けてから起こったこと / 第5回 部屋と無印と私

私は子供の頃から片付けが死ぬほど苦手で、上京してから20年近く散らかった部屋に住んでいた。だいたい5年ぐらいかけて、部屋を片付けてちょっとずつ人生がマシになっていった

その経験を語るこの連載。第4回はようやく部屋の片付けのきっかけをつかんだ話を書いた。

今回は、ついに部屋全体の片付けに着手した話をしたい。

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【解雇の条件と労働組合の存在】ケニアにおける「雇用主と労働者のトラブル」について / カンバ通信:第327回

ジャンボ! 毎度おなじみリクエストボックスに、とても興味深い質問が届いたので答えたいと思う。質問主は日本の弁護士さん。内容はこうだ。

「(前略)日本では残念ながら従業員と会社との間でトラブルになることがしばしばあります。

例えば、労働法上厳しく制限されているにもかかわらず、会社が従業員に対して解雇やハラスメントをすることがあります。

こういった点について、記事を書いていただけないでしょうか。

私の質問は以下のとおりです。

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「稲川淳二の身の毛もよだつカレー」は本当に身の毛もよだつのか / 稲川淳二の怪談ナイトレポ

夏といえば怪談。怪談といえば稲川淳二。数年前、俳句協会より夏の季語になったと報告を受けたと、稲川淳二本人がSNSにあげていたが、それほどまでに稲川淳二の夏のイメージは強い。それもそのはず、稲川淳二は毎年夏に怪談ナイトを開催している。それも今年で31年目!

筆者は今年、念願叶ってはじめて観にいったのだが、そこで「稲川淳二の身の毛もよだつカレー」を発見。しかもツアーグッズの新商品! 身の毛もよだつカレー、本当に身の毛もよだつのだろうか。怪談ナイトのレポとともにその真相をお届けしたい。

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