
夏といえば怪談。怪談といえば稲川淳二。数年前、俳句協会より夏の季語になったと報告を受けたと、稲川淳二本人がSNSにあげていたが、それほどまでに稲川淳二の夏のイメージは強い。それもそのはず、稲川淳二は毎年夏に怪談ナイトを開催している。それも今年で31年目!
筆者は今年、念願叶ってはじめて観にいったのだが、そこで「稲川淳二の身の毛もよだつカレー」を発見。しかもツアーグッズの新商品! 身の毛もよだつカレー、本当に身の毛もよだつのだろうか。怪談ナイトのレポとともにその真相をお届けしたい。
・夏の風物詩、稲川淳二の怪談ナイト
怪談ナイトの正式名称は『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト』。1993年にはじまり、当初は45歳だった稲川淳二も、2023年8月の誕生日で76歳を迎えた。
初年度は一夜限りだったが、開催日程と場所が徐々に増えていき、今では夏から年末まで全国各地で行っている。コロナ禍でも中止になった会場はいくつかあったものの、手探りで練り上げた万全の感染症対策マニュアルでもって上演していた。
実は私が稲川淳二の怪談に行くのはこれがはじめてではない。昨年2022年に中野の会場まで行ったのだが、稲川淳二本人がコロナに感染してしまったというので急遽中止になってしまった。これはかなりショックだった。
今年こそは! と思いチケットをとったのだが、当日はまさかの台風。前夜からすごい雨と風で、今回も中止になるかとビクビクしていたが、夕方には落ち着きどうやら無事に上演されるらしい。よかった!
場所は横浜の関内ホール。家から近い会場を選んだが、偶然にも小さい頃にバレエの発表会をしていた思い出の場所である。
受付はそこそこの人で混み合っており、人気があることがよくわかる。この日は当日券があったが、翌日の関内公演は満員御霊だった。
入場するとまっさきに見えたのぼりが「稲川淳二の身の毛もよだつカレー」。
稲川淳二のカレー!? き、気になる。
・怪談と心霊写真で織りなす120分
怪談ナイト自体は2時間ほど。最初の1時間半は怪談で、最後の30分は心霊写真の解説である。
舞台には、森の中といった具合の木々に囲まれた小屋とボートがあり、いかにも夏のキャンプ先にて怖いことに巻き込まれちゃいますという雰囲気。
中心にあるベンチに稲川淳二が座り、淡々と怪談を語る。それに合わせて森のライトが変わったり、小屋の電気がついたり消えたり、おどろおどろしい効果音が流れるのだ。
稲川淳二本人の体験談から、知人に聞いた話などを織り交ぜながら怪談は続く。ネタバレになってしまうので詳細は書かないが、私はとある建物の話が一番怖かった。
心霊写真は舞台上の大きなモニターに数枚映し出され、心霊が映っている箇所がアップになった途端、ところどころで悲鳴が上がる。確かに人の顔などの心霊は恐ろしかった。
怪談が終わると、稲川淳二は大きな拍手に包まれながら「来年も僕の生存確認に来てください」と手を振って去っていった。毎年来ている方々も多いらしく、1年に1回のお約束といった感じがとてもよかった。
・充実のグッズコーナー
さて怪談も終わったし、カレーをゲットしようとグッズコーナーへ。ホールに展開されたグッズは想像以上に充実していて、アーティストのライブツアーさながら。
Tシャツは普通のとドライ、ロングと3種類あり、他にもシャワーサンダルやキャップなどがある。「こべんとう箱」という可愛い絵の小さいお弁当箱もあり、お子さまも楽しめるラインナップ。
個人的にはちょうちんが気になったのだが、電池式ローソク付で8000円だったので、まあまあいいお値段に手は出せなかった。
「イナジュンLOVE」というツッコミどころ満載なミニタオルの隣に、お目当てのカレーのポスターを発見。イチオシなのがよくわかる。税込1000円にて1箱購入。
・稲川淳二の身の毛もよだつカレー
箱には「このうまさ、この世のものとは思えない…」や「食べるか、食べないかはあなた次第…」と気になるキャッチコピーがつづられ、カレーのパッケージとは思えない稲川淳二の顔が大きくプリントされている。
そもそも「身の毛もよだつ」とはどういう意味だろう。
「恐怖のあまり、毛が逆立つような思いがするさま。ぞくぞくするさま」
なるほど。しかしこれはカレーのあまりの美味しさにゾクゾクするのか、もしくは辛さにゾクゾクするのか、それとも他の何かの現象によってゾクゾクするのか、一体どれなんだろう。
中身は、元祖カレー研究家 小野員裕(おのかずひろ)が監修したブラックキーマカレー。
小野員裕とは、横濱カレーミュージアム初代名誉館長で、17歳からカレーの食べ歩きを始め、これまでに食べ歩いたカレー専門店は4000軒以上。レトルトカレーの代表作「鳥肌の立つカレー」は約20年に渡って販売を続ける異例のロングセラーだそう。
ふむ、とにかくすごく推してる商品なんだなと思いつつ、前知識ばかり入れても仕方ないので、とにかく食べてみることに。
箱を開けると、中は一般的な変哲もないパウチ。
湯煎で7分ほど温め、ご飯を盛ったお皿にかける。
じゃん!
見た目はキーマカレーにしてはルーが多い感じ。
それではさっそくいただきます!
これは……。
確かに辛口と謳っているだけあって辛い。実は私は辛いのがあまり得意ではない。むしろ苦手な方で、カレーはできるだけ甘口がいい。じゃあ、何故食べるのか、という疑問は置いといて、口に入れた瞬間はまだ大丈夫なのだが、後味が辛く、唇がしびれてくるのがわかる。
しかし食べられないほど辛いわけでもないので、辛いもの好きの人にはへっちゃらだろう。そして普通に美味しい。
それでもヒィヒィ言いながら、なんとか完食。ごちそうさまでした!
正直、身の毛もよだつほど辛かったわけでも、何かが起こるわけでもなかったが、稲川淳二のツアーグッズだと思うとテンションが上がる。とはいえ、食べ終わったあともしばらくは唇が痺れていた。
以上が「稲川淳二の身の毛もよだつカレー」と稲川淳二の怪談ナイトのレポである。
念願の怪談ナイトを観に行けただけでも嬉しかったが、カレーまで堪能できるとは思わなかったので、いい夏の思い出になった。
今年の『MYSTERY NIGHT TOUR 2023 稲川淳二の怪談ナイト』は11月まで開催されるので、夏の風物詩「稲川淳二」と「身の毛もよだつカレー」を存分に味わって欲しい。
ちなみにカレーはオンラインショップでゲットできる。
参考リンク:稲川淳二の怪談ナイト オフィシャルサイト
執筆:千絵ノムラ
Photo:RocketNews24.
▼ところどころにある「身の毛もよだつカレー」のぼり。かなりおすすめ商品なことが伺われる
▼豊富なラインナップのツアーグッズはオンラインショップでも販売中!
▼イナジュンとのツーショット♡
▼おみやげとして買ってきたTシャツ。バックには稲川淳二のご尊顔!
▼前には「怪談」の2文字。夏にピッタリ! 冷感の効果もありそう。霊感だけに
千絵ノムラ






















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