ジャンボ! 今回はカンバ族の「割礼の儀式」について淡々と説明していきたいと思う。


割礼(かつれい)とは、男性の陰茎の頭の器官を覆っている包皮を手術で取り除くこと。また、そのお祝いだ。


・カンバ族の割礼は5歳以上の男子が受ける

まず痛みを感じないよう医師が麻酔の注射をし、包皮を切除。針と糸を使って縫って終了。


術中は麻酔のおかげで痛くないが、手術が終わる頃には痛くなる。なお、カンバ族の割礼は5歳以上の男子が受ける。


・お祝いの料理はヤギの丸焼き

少年が割礼の儀式を受けた後、老人たちは割礼を受けた少年のお祝いのために屋敷の外で大きな火を焚き料理の準備。


そしてヤギを殺し、焼いて料理する。割礼のお祝いの料理、それがヤギの丸焼きだ。


焼きあがったヤギの肉は、まず老人が食べ始めるが、女性はヤギ肉の「ある部分」を食べることが許されていない。


ある部分とは、ヤギの頭や肝臓などの内臓である。これらの部分は、割礼を受けた少年のために残される。


ヤギの頭や肝臓などの内臓を食べることは、「少年」が「男」になったことを象徴している。


少年たちや老人たちは、ヤギの全部位の肉を食べ、女性たちは割礼を受けた少年のために歌い、踊る。


その歌と踊りが終わったら、女性たちも肉を食べる事が許される。ただし頭と肝臓(内臓)以外の部分だ。


これがカンバ族の割礼の儀式なんだが、ケニアには42もの部族がいて、それぞれ割礼の儀式の内容は違う。



・サバイバル能力が試されるルヒヤ族

たとえばルヒヤ族では、少年が割礼を受けると、老人たちは割礼を受けた少年に水を混ぜた土(泥)を塗る。


全身泥だらけのマッドマンになった少年たちは、1週間ほど森に送られ、サバイバル生活をさせられる。


そして1週間、森で生き残った少年は「強い男」として認められる……みたいな感じだ。なかなかハードだ、ルヒヤ族。


詳しい内容は知らないけれど、ルカでおなじみのマサイ族にも割礼の儀式はあるはず。日本に割礼はあるのかい?

クワヘリ。


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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