とにかく優しい。涙がこぼれるほど優しい。ドトールの「初荷」である。
スターバックス、無印良品、カルディ、マクドナルドと「編集部全員で応募してみた」企画にことごとく落選し、すっかり腐っていた筆者。人気だとわかっているなら、なぜたくさん用意しないのか。
ところがどうだ、ドトールときたら11月中旬から12月下旬まで1カ月以上に及ぶ予約期間のあいだに、目玉のmozコラボでもばっちり予約できたし、なんなら予約がなくても通常セットなら買えるぞ。
とにかく優しい。涙がこぼれるほど優しい。ドトールの「初荷」である。
スターバックス、無印良品、カルディ、マクドナルドと「編集部全員で応募してみた」企画にことごとく落選し、すっかり腐っていた筆者。人気だとわかっているなら、なぜたくさん用意しないのか。
ところがどうだ、ドトールときたら11月中旬から12月下旬まで1カ月以上に及ぶ予約期間のあいだに、目玉のmozコラボでもばっちり予約できたし、なんなら予約がなくても通常セットなら買えるぞ。
大手チェーンの福袋は、一度カタチが決まると同じ価格帯、同じ構成に落ち着くケースも多い。安定感があるともいえるし、記事としては「去年と同じ!」なんて内容になってしまうこともあるのだが、ここ数年のサンマルクカフェは違う!
取扱店舗は限られるものの目新しい商品もあって、チャレンジ精神にあふれている。というわけで今年の福袋の中身、いってみよう!
キャンディーやグミのトップメーカーとして、唯一無二の歴史を築きあげているUHA味覚糖。すぐには商品が浮かばなくても、「ぷっちょ」「e-ma」「コロロ」など、パッケージを見ればだれもが「ああ!」と思うはずだ。
そんな老舗菓子メーカーから1万円の福袋をご紹介したい。
……と、おそらく読者のみなさんは「い、1万円!?」と思っただろう。筆者も思った。実売価格100円~200円の市販の菓子で1万円の福袋とは、なかなかに強気である。いったいどれだけ詰めたら1万円分になるのか、想像を超えてくるその中身がこちら!
今年は前年にも増して厳しい1年だった。Webメディアに限らず、新型コロナウイルスによる経済的・社会的活動の停滞で、多くの業種・業界にとって苦しい2021年だったと思う。
とくにワクチン接種の行き届かない上半期は自由に取材に出ることもかなわず、トピックも限られ、自分の人生までもが足踏みしているようで病むかと思った。
そんな中で、印象に残っている記事を挙げたい。必ずしも「たくさん読んでいただいた記事」とは違うのだが、思い入れのある5本である。
「どんぎつねさん」こと吉岡里帆さんの登場するCMが謎を呼ぶ新展開を見せ、日々SNSを賑わせている日清「どん兵衛」。今年めでたく45周年を迎えたということで、アニバーサリーブックが登場。
近ごろはカップヌードル、クッピーラムネ、たべっ子どうぶつなど、食品パッケージをモチーフにしたグッズが人気だ。
今回の商品もブックとはいいつつメインは付録という、最近のムックの流れを汲んでいるのだが、その中身が……中身が……! しっぽ生えとる!!
当サイトの風物詩、福袋シーズンの到来である! 最近では「年内から買える」「年内に届く」タイプも充実。記事執筆日現在では年内分は終了(今後の受付は新年に発送)だが、エスビー食品もそのひとつだ。
福袋といえば、全体のうちの何割かは「これ使わないんだよなぁ」という商品が入っているのが世の常。ところが、我が子の好みや生活を知り尽くした実家の親が「ご飯くらいちゃんと食べなさいよ」と詰めてくれたかのような、実用的すぎる福袋が存在した!
ここまで「いらないものがない」福袋は見たことがない! 全部使う! 全部ありがとう!
だれが呼んだか、おひとりさまのクリスマスを指す言葉「クリぼっち」。別に「ぼっち」だからって何がどうってこともないが、たしかに世に流通するクリスマスフードはファミリー向けやカップル向けがほとんどだ。
ロッテリアでは「クリスマスをおひとりでお過ごしの方にも楽しんでいただきたい」という思いから、期間限定のお得なセットを販売している。その名も「クリぼっちキンパック」!
「注文しにくいわ!!」と思わなくもないが、公式サイトのクーポンを使うと通常価格632円のところ、だれでも500円になる。普通にお得なので食べてみよう。
あなたはコンビニのおにぎり、温める派だろうか?
地域差が大きいらしく、寒冷な北海道や東北に加えてなぜか九州で「レジで聞かれる」が多数派だったり、北海道テレビ放送には「おにぎりあたためますか」という番組があるほど。
そういえば筆者も聞かれたことがあるが、お願いしたことはない。普通の飲食店でぬるい白米が出てきたらクレームものなのに、おにぎりになると違う。むしろ常温で美味しい。
ところが、いつも奇抜な商品で我々を驚かせるサンコーには「USBおにぎりウォーマー」なる商品が存在する! しかも三代目という人気商品!! その理由を探ってみた。
全国各地で大型専門店のオープンが続くなど、空前のカプセルトイブーム。筆者も仕事1割、個人的趣向9割でいろいろな商品を買った。
ただ「精巧なだけ」「リアルなだけ」では心ひかれない。もはやそれは当たり前の基本性能のようなもので、見た人をアッといわせる驚きや、「よくぞこれを」とうならせるアイディア、思わず笑ってしまうユーモアなど、プラスアルファが求められていると思う。ここで紹介するのは、そんな商品だ。
クリスマスシーズン到来。宗教行事というよりはイベント化している日本、なにを食べても自由なのだが、絶対王者はやはりフライドチキンだろう。
ケンタッキーのパーティバーレルなんてバケツ型の容器がいかにもアメリカンで非日常感があるし、筆者の実家にも、冬の風景が描かれた青い絵皿がかなりの枚数あった。
しかし今年のクリスマス、コメダの手羽先はいかがだろうか。思わず「居酒屋!?」といいたくなるが、新しいムーブメントとなるかもしれない!
時短調理から防災まで、過去記事でも何度か報じている岩谷マテリアルの「アイラップ」。
昭和のホームドラマに出てきそうなレトロパッケージや、かつては売上の75%が新潟、山形、富山、石川、福井に集中というローカル色など、なにかとキャラの濃い商品だ。そんなアイラップに公式「専用ケース」が誕生した。
アイラップの外箱は、独特の三角形の形。市販の収納グッズはなかなかフィットしないが、「キッチンで目立たせたくない」という愛用者の声に対応したのだという。
ある日のこと、筆者はコリスの「フエラムネ」を食べていた。中央に穴が空いていて、吹くとヒューヒューと高い音の出る、あの菓子である。
大人なのでさすがにヒューヒューはしないが、単にラムネ好きなので、おやつに買ってきたのだ。誕生は1973年だというから、子ども時代に食べたという人も多いに違いない。
フエラムネには「おまけ」がついている。そういえばそうだったかな……という程度の記憶だったのだが、何気なく開封したら、出てきたものに目をみはった。
大阪市平野区。市内の人口ナンバーワン区でありながら、戦時中の空襲を免れ、200年前の家並みが残る古い街だという。この地に大人も子どもも100円で体験できる「地獄」があるのをご存じだろうか。
聖徳太子作の薬師如来をご本尊とする真言宗・全興寺(せんこうじ)。その歴史は古く、寺を起点に街が広がった「平野発祥の地」ともされる。
丸亀製麺の「うどん弁当」については当サイトでも何度も詳報しているが、なんと発売から約7カ月で累計1500万食を突破、日経トレンディ「2021年ヒット商品ベスト30」に選出されるなど大好評だという。
しかし、やはりテイクアウトの宿命。店舗で食べる出来たて熱々のうどんには敵わない……と思っていたら、冬季限定で「熱盛」が登場! しかも電子レンジ対応!! 温め直しができる……!
2021年12月8日、吹奏楽の名指導者・丸谷明夫氏の訃報(前日7日逝去)が流れた。経験者ならだれもが知る強豪校「淀工」こと淀川工科高等学校の顧問を長年務められた方だ。
教え子だけでなく、過去に吹奏楽に関わった多くの人がその死を悼み、Twitterでもトレンド入り。「他校の先生」に特別な感情を抱くというのは、吹奏楽部特有の文化かもしれない。
数十年も前のことになるが、筆者は地元では成績を残す吹奏楽部に所属し、全国大会の舞台「普門館」(当時)にも毎年行っていた。丸谷先生との面識はないが、記憶によみがえる高校吹奏楽部の日常をご紹介したい。
人の手では扱えない高温のお湯で汚れを落とし、乾燥までやってくれる食器洗い乾燥機。初期投資は必要なものの、知り合いの奥様たちもこぞって「買って後悔しない」と口を揃える時短家電だ。
ご存じの方も多いとは思うが、食洗機には専用の洗剤を使う。たとえ少量でも、手洗い用の洗剤を投入することは厳禁とされている。大量の泡が発生して洗えないことに加え、故障の原因になるからだ。
「海洋堂」といえば、いわずと知れたフィギュア界のパイオニア。
「秘境」といってもよさそうな高知県の四万十や、琵琶湖沿いの滋賀県長浜市にミュージアムがあるが、大都市圏からは少々遠い。ところが2021年6月、海洋堂ゆかりの地・大阪府門真市に「海洋堂ホビーランド」がオープン。
これまでの社史や商品を紹介する資料館……かと思いきや、「中の人」の趣味趣向が爆発する奇妙奇天烈なフィギュアのテーマパークだったのでご紹介したい。ちなみに一般の来館者でも全館写真撮影OKだ。
12月のある日、筆者は途方に暮れていた。開催中の『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展におもむき、万札(まんさつ)を宙に飛ばす大人買いをしてきたのだが、戦利品の扱いに困っていたのだ。
吾峠先生の筆致を味わうためにも箱にしまい込むのではなく、きれいに飾りたい。しかし日焼けしたりホコリをかぶったりして劣化するのは耐えがたい。
そういえば、セリアにコレクターズアイテム専用のコーナーがあったような……
謝罪大国にっぽん。「謝罪は非を認めたことと同義(=不用意に謝るな)」という文化もある中で、相手を立てる、礼を伝える、手間をかけさせたことをわびる、といった多様な謝罪のバリエーションがあるのも日本くらいではないだろうか。
そんな我が国の精神性を象徴するカプセルトイを発見。どうにも心をざわつかせるニャンコたちをご紹介したい。
ついに……ついに……憧れのレストランに行けました。パスポートもスーツケースもいらないイタリア、「サイゼリヤ」ですよ。
「サイゼかよw」と思ったあなた。都会なら500mおきくらいに見かける全国チェーンが出店していない、そんな地域はざらにある!!
しかしIT社会、情報だけは届く。生粋のイタリア人が絶賛しているとか、大人8人で4万円しか使えないとか、聞こえてくるのは、にわかには信じがたいウワサばかり。まだ見ぬ愛しい人……君の名は「サイゼリヤ」。ずっと「サイゼリア」だと思っていた筆者が、ついにその地に降り立った……!