池袋の大衆食堂からスタートし、今でも “にっぽんの食卓ごはん” を掲げる和食レストラン「大戸屋」。
筆者も家庭ではなかなか焼けない(焼きたくない)サンマのシーズンには必ず行くし、炭火焼きのチキンも美味しい。初めて「たっぷり野菜の麦みそ汁」を飲んだときは「味が薄い!」と思った東北出身の筆者だけど、今ではマスト注文だ。
そんな大戸屋の福袋、今年も来ました! まもなく店頭販売が始まり、お近くの店舗でも買えるので一足早くご紹介。
池袋の大衆食堂からスタートし、今でも “にっぽんの食卓ごはん” を掲げる和食レストラン「大戸屋」。
筆者も家庭ではなかなか焼けない(焼きたくない)サンマのシーズンには必ず行くし、炭火焼きのチキンも美味しい。初めて「たっぷり野菜の麦みそ汁」を飲んだときは「味が薄い!」と思った東北出身の筆者だけど、今ではマスト注文だ。
そんな大戸屋の福袋、今年も来ました! まもなく店頭販売が始まり、お近くの店舗でも買えるので一足早くご紹介。
名古屋生まれのカフェチェーン「カフェ・ド・クリエ」。書店のすぐ隣や総合病院の一角など、個性的な立地で知る人もいるかもしれない。
同店の福袋は「秒で予約終了」とか「転売ヤーが高値で出品」といった世を騒がすような派手さはないけれど、例年お菓子や飲食チケットを中心とした堅実な中身が大きな魅力だ。落ち着いた店内の雰囲気と相まって、チケットを使い切るまでずーっと優しい幸せが続く。
「今年も通うぞ~!」と張り切っていたら……おや、なんだか様子が違う。創業30周年を記念する特別なハッピーバッグだと……!?
ごちそうメニューの代表格、ビーフステーキ。食の多様化でかつてのような特別感はないと思いきや、飲食店全体が空前の値上げラッシュだ。一周回って再び「めったに食べられない」料理になってしまったのは気のせいだろうか。
ステーキレストラン・チェーンの老舗「ステーキ宮」の福袋が今年も発売された。宮は今も庶民の味方だろうか? あぁ、久しぶりに肉が食べたい……
福袋は世相を映す。物価上昇に日本中が苦しむいま、例年と「同じ価格」「同じ内容」の福袋を用意することは相当難しいと思う。
常に暮らしのド真ん中にイオンがある我ら地方在住者にはお馴染み、和風レストラン「おひつごはん四六時中」の福袋が今年も登場。昨年は「金券から割引券に変わってしまった……!」と涙ながらに記事を書いたが今年はどうか。ドキドキしながら開封してみた。
理想のスマホポーチをずっとずっと探している。財布や鍵をひとつにして、とにかく身軽に動きたい。うっとうしい手荷物さえなければ、どこまでも歩いて行けるのに……とさえ思う。
アウトドアメーカーの多機能ポシェットや、手帳タイプのスマホケースなどいろいろ試してきたが、どれもカジュアルすぎたり首が凝ったりと一長一短だった。見た目に惹かれて買っても、中身が増えると形が崩れてカッコ悪くなることもしばしば。
旅先でもスポーティすぎず、鍵やカードが全部入って、収納物でボコボコふくらまず、スリムな形状を保ち……「そんなの無理だろ」という条件のもと探し続けること数年。ついに見つけてしまったかもしれない。
「即完売」「抽選で外れた」「予約サイトの混乱がエグい(筆者実話)」などなど、熱を帯びてきた福袋商戦。そもそも福袋って、こんなに神経をすり減らすもんじゃなかっただろ……と嘆いているのは筆者だけではないはずだ。
ささくれた心を癒やす一服の清涼剤。買いやすく、人にあげても自分が使っても嬉しいものばかりが入ったハートウォーミング福袋をご紹介したい。
やってしまった……。11月中旬、筆者は絶望の淵にいた。
両手で抱えるほど巨大な米袋に、グミやキャンディがみっっっちり詰まったUHA味覚糖の福袋。過去には開始16時間で完売したこともある人気商品だが、今回うっかり買い逃したのだ。情報戦で痛恨のミスをした……。
少し後にリリースされた追加販売分も買えず、今年はあきらめよう……そう思っていたとき、救いの神が舞い降りた。第2弾が発売されたのだ!
今年も始まった福袋商戦。初売り日に店舗に並ぶという古典的方法から完全予約制まで、近年の販売スタイルはさまざまだ。
とりわけマクドナルドやスターバックスが採用する「購入権利の抽選」は、冷酷ながら無駄のない合理的なシステムと呼べるだろう。
そんな中、先着順でインターネット予約を受け付けた「焼肉きんぐ」の福袋がえぐかった……。
ひとりカラオケ、ひとり焼肉、ひとり客歓迎の温泉旅館……いまや立派な市民権を得ているソロ活。しかしボリュームや価格の面で、ひとりだと手を伸ばしづらいものもまだまだ存在する。
たとえばホールケーキやスイカやローストチキン。買っても食べきれない、保存がきかない、同じ味が続くと飽きる……などなど切り分け前の「本体」を買うのは勇気のいる行為だ。
ところが新宿に「おひとり様用ホールケーキ」で人気を博している店があるという。人類が求めていたのは、これじゃないか!?
熱狂的に支持される人気グルメながら、初心者にはハードルが高い二郎系ラーメン。「呪文のよう」と称される独特のオーダー方法やローカルルールのほか、周囲と食べるペースが合わない「ロット乱し」は嫌われるとも聞く。
食べきれなかったらどうしよう、遅れたらどうしよう……そんな不安から筆者は一度も入店したことがない。でも食べてみたい。本家は無理でも、二郎インスパイアというものを体験してみたい……!
そんな思いで悶々としていたのだが、ハッと気づいた。あるじゃないか、少食でも遅食でも猫舌でもまったく問題なく食べられる方法が……!
福袋商戦もスタートし、目前に迫ってきた新年。正月といえば食べたくなるのが餅(もち)だ。好き嫌いにかかわらず、この時期だけは季節行事として食べる、という人も多いだろう。
しかし、東北地方には年中無休で餅を食べている地域があるという。しかも餅は冠婚葬祭でも振る舞われる「おもてなし料理」で、食べ方のお作法まであるんだとか。パジャマ姿でレンチンの餅を食べている場合ではない。すべてを知ったら、きっとあなたもこう言いたくなるだろう──「餅って300種類あんねん」。
寿司握りは長年の修行で身につく職人技。「あぁん、冷凍寿司だとぉ? 職人の魂がレンチンできてたまるかい!」くらい言いたくなるのがスジだろう。
先ごろ宅配寿司チェーン「銀のさら」で、三陸の水産加工会社とコラボした冷凍寿司を発売。誰でも自宅で三陸産の魚を使った寿司を楽しめるという。なかなかチャレンジングな企画だと思ったが、家で解凍して食べてみたら仰天した。
MLBワールドシリーズ優勝も記憶に新しい世界的アスリート、大谷翔平選手。岩手県出身の同選手が、インタビューで県の名物を聞かれて「岩泉ヨーグルト」を挙げたエピソードは有名だ。
コメントを受けて岩手県外でも人気沸騰。キュートなドラゴンがプリントされた乳製品たちは、全国的な知名度を獲得したと言っていいだろう。そんな岩泉は、人口1万人にも満たない山間部の小さな町だ。地域の人なら誰でもわかる、鮮やかなブルーの龍の正体はご存じだろうか?
岩手県の景勝地「厳美渓(げんびけい)」。紅葉シーズンのいま、渓谷美を求めて多くの人が訪れるスポットだ。景色だけでも素晴らしいのだが、対岸から谷を渡って届けられる「空飛ぶ団子」が名物だという。
渓谷×紅葉×団子なんて最高じゃないか。真っ赤に色づいた木々と清流を背景に、ベンチにでも腰かけてゆったりお茶と団子をたしなむ……「これぞ日本の秋」と言いたくなる風雅な光景だ。ところが。
東北地方ではお馴染みの日本茶&和菓子店「喜久水庵(きくすいあん)」。「お茶の井ヶ田」が運営しており、季節ごとの茶葉のほか、大福やどら焼きなどの茶菓子を販売する。
テイクアウトのイメージが強いが、宮城県には「本店」と呼ばれる特別な店舗がある。県内6つの本店には和風レストランが併設。蕎麦や天丼などの飲食を楽しめる。
なかでも自分で仙台名物や団子を焼き上げる「炭焼き団子」が面白い! 美味しく楽しく香ばしく、旅の思い出になること間違いなし。筆者が初めて体験したときの感動をお伝えしたい。
「産地直送の新鮮なものが安く買える」という本来の価値から離れ、しばしば観光スポット化しがちな市場。観光地になるのが悪いのではなく、「高くても不味くても、どうせ一度しか来ない観光客」相手の商売になることが失望の大きな要因だ。
しかし地方には、まだまだ「知る人ぞ知る市場メシ」が存在する。宮城県の塩釜水産物仲卸市場では、場内で買った具材を自由に組み合わせて「マイ海鮮丼」を作ることができる。そこで食べたブランドマグロ「ひがしもの」の話を聞いて欲しい。
パン作りに憧れがある。むかし近所にあったベーカリーで「袋を開けたままお持ち帰りください」と渡される、ほかほか食パンの感動。
パンに限っては、焼きたてに敵うものはない。憧れが高じて、定期的に手作りパンキットが届くサブスクリプションを利用していた時期もあった。しかし、こね時間やら発酵時間やら予熱時間やらで、「朝食に食べようと作業を始めたら昼食時点でも焼けてない」という長時間&重労働に敗北。
しかしここに「トースターで簡単ふんわりパンミックス」という商品がある。発酵不要、オーブン不要、トースターでもパンが焼ける……だと?
消費者金融などに払いすぎたお金を取り戻す「過払い金請求」。それ自体は個人の自由だが、弁護士や司法書士による請求代行が巨額ビジネスになり、ときに不祥事が発生していることは看過できない。
顧客候補は全国にいる。弁護士事務所なんてほとんどない地方都市でもTVCMが流れ、遠方からスタッフがやって来て無料相談会が開かれている。
先日見かけたチラシも実に巧妙で、思わず「上手い!」とうなってしまった。もちろん詐欺ではないし、結果として消費者も助かるのならwin-winだ。しかし、ごく平均的なリテラシーのシニアが見たらミスリード確定……とちょっと怖くなる内容なのだ。
※記事内の画像は、もとの文意をなるべく変えずに再現したイメージ
全国に「ご当地バーガー」は数あれど、函館のラッキーピエロほどインパクトのある一大勢力はないだろう。ボリュームたっぷりのグルメバーガーはもちろん、店舗ごとに異なるきらびやかな内装デザインや、ごきげんなピエロのキャラクター「ラッキーくん」など、強すぎる個性を発揮している。
店舗は函館市内&近郊に全17軒。安易に全国展開なんてしない矜持(きょうじ)も清々しい。なかでも約3000坪の広大な土地にそそり立つのが「峠下(とうげした)総本店」だ。
白米を購入し、市場や鮮魚店で好きな具材を選んでつくるオリジナル海鮮丼。青森の「のっけ丼」、塩釜の「マイ海鮮丼」など、今日も全国で工夫を凝らした “市場メシ” が楽しまれている。
「好き勝手に具材を選ぶ」ことから「勝手丼」で広く意味が通じる同スタイルだが、これが釧路発の言葉であることはご存じだろうか。
食べ歩きのように各店を巡る楽しさや、自分でネタを選ぶ高揚感がたまらない、どんぶりエンターテインメント。勝手丼の生まれた地「釧路和商(わしょう)市場」に行ってきた!