
『月刊ムー』『ジョジョの奇妙な冒険』『水曜どうでしょう』など次々と展開する異色コラボや、初の国内版「東京」が話題となるなど快進撃を見せている「地球の歩き方」。コロナ禍を跳ね返すばかりか、むしろ逆境をチャンスに変える勢いだ。
しかし国内版で取り上げられてきたのは「京都」「北海道」「沖縄」といったメジャーな観光地ばかり。地球のすみずみまで歩くのがポリシーの「歩き方」にしちゃぁ、ちょ~っと「ひいき」じゃないの?
と思っていたら、ついに、ついに「日本」が出たー! そのボリュームは全1056ページ、47都道府県を網羅。かつてない情報量のガイドブックが誕生した。
・『地球の歩き方 J00 日本 2023~24』(税込3300円)
2022年9月1日に発売されたそれは、厚さ3cmのビッグサイズ。はっきり言って重い。一般的な厚さを超えた文庫本を「レンガ本」と呼んだりするが、凶器になる厚さである。
縦に自立するのはもちろん、通常なら自重で倒れそうな背表紙置きでも支えなく自立する。物理法則を無視している。
その重さ、およそ950g! もうちょっとで1kgじゃないか!!
決して紙が厚いわけではない。むしろガイド本としては薄手の用紙だと思う。それなのにこんなに重いのは、ひとえにページ数が多いからだ。全1056ページというのは「地球の歩き方」史上最多だそう。
初回発行分のみ表紙がリバーシブル。既刊本のテイストに合うのはイラストバージョンだが、写真バージョンもいい!
気になる中身は、企画ページから始まる。「東海道五拾三次」と「鉄道で日本縦断」という2つのテーマ旅が紹介されている。
ちなみに後者は机上の空論ではなく、2022年現在の鉄道ダイヤで実現できる行程(16泊17日 / 運賃およそ13万5000円)になっており、編集部のガチっぷりがわかる。なんか挑戦してみたくなるな。
「ご当地グルメ図鑑」「おいしい酒図鑑」などのグルメ特集ページもあるし……
「温泉」「城」「古墳」「焼き物」「酒蔵」といった、全国に共通するテーマも特集あり。普段は意識しないけれど、もし自分が日本を歩く外国人だったら、この辺りはたしかにどこに行っても出会う「日本的な文化」だ。
続いては本文だが、すべての都道府県に18~21ページが割かれている。人気エリアだからページが多いとか、過疎地だからページが少ないとかの優劣はない。
ガイドブックの精度を確認するには「自分の地元を読むといい」というライフハックがある。有名な本でおすすめされている場所でも、地元民目線から見ると「うっそだぁ~」と言いたくなる記述も珍しくない。本書はどうだろうか。
詳しくはそれぞれの地元をご確認いただきたいが、意外にも筆者は違和感がなかった。写真も美しく、オーバーな表現のない落ち着いた文章で、「地元のよいところ」を外部の視点から捉え直してもらっている印象。「そうだよなぁ」「改めて見ると価値があるよなぁ」と、うなずきながら読み込んでしまった。ちょっと郷土愛がわいてくる。
飲食店や土産物店などの情報はほとんどなく、散策・見学・体験すべき観光スポットにしぼられているのも好印象。いまの時代、レストランなんかはその場でマップ検索したり、クチコミサイトで確認すれば事足りる。普遍的な情報が中心だから長く使えそう。
しかも「1冊ですべての都道府県を網羅しているガイドブック」というのは「ありそうでない」から、とても夢がある。実際の旅先では使わないページのほうが遥かに多いという非効率なことになるだろうが、机上旅行にはぴったり。もうロマンしかない。叶うなら、この1冊をボロボロに使い込むような旅がしたいなぁ。
・旅好き、地理好きなら必携の一冊
価格も3300円とビッグスケールなのだが、その価値はある。なんとなくページをめくっているだけで時間が過ぎていく。
取り扱いは全国の書店のほか、Amazon、楽天ブックス、学研出版サイトなどのオンラインストアで。筆者は実店舗で購入したのだが、実は3軒目にしてようやく入手した。そもそも旅行ガイドブックは入荷が少ないこともあるので、見つからない場合はオンラインストアもご検討いただきたい。
旅好きはもちろん、日本の地理や歴史が好きなら必携の一冊だ。
参考リンク:「地球の歩き方」公式サイト
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.
冨樫さや












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