西本大紀 (Daiki Nishimoto)

ライター

無趣味・無特技・無職歴の3Mが揃った「無」を司る者。ライターの仕事を通じてそれらを獲得しようと画策している。唐揚げとラーメンが好き。少年ジャンプを15年以上購読している。子供おじさん。東京都練馬区出身。

「西本大紀」担当の記事

【二郎系】あの一風堂の新業態「博多ジロー」をUber Eatsで注文してみた / トッピングの明太子がもたらす満足感

ありきたりな問いだが、皆さんは「最後の晩餐」にどんな食事を望むだろうか。筆者は鶏の唐揚げと家系ラーメンと二郎系ラーメンを食べながら最期の時を迎えたいと思っている。来世で動物性脂肪に生まれ変わる気満々のギトギトの晩餐だが、大好きなので仕方ない。

今回はそんな大好物のうちの1つ、二郎系ラーメンについて皆さんと共有しておきたいことがある。あの有名ラーメンチェーン「一風堂」の運営会社が、二郎系ラーメンを提供する新業態を開始したというのだ。あまりにも「最後の晩餐」候補すぎるのでレビューしようと思う。

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【今さらレビュー】森永アイス「パルム」を初実食した三十路が感じた幸福について / そして「パルム」という名の由来について

「PARM(パルム)」というアイスを筆者が最初に知ったのは、高校生の頃だったと思う。アダルトな高級感を売りにしたそのアイスの好評ぶりに、「へえ、大人向けなのか」と憧れにも似た感情を抱きつつ、まだ手を出してはならぬものと考え、当時の自分は距離を置いた。

そのまま「へえ、大人向けなのか」と思いながらズルズルと十数年が経過し、とうとう手を出さずに齢三十を越えた。もはや完全に大人としか言いようがない。機が熟しすぎて腐り落ちそうですらある。というわけで、今さら初実食してみることにした。

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新発売の「ベビースターラーメン カップめん」を “追いベビースター” して食べてみた / おやつカンパニーとエースコックのコラボ

「ベビースターラーメン」はラーメンではない。

このことはもはや周知の事実であるし、今さら「名前に “ラーメン” とあるのに駄菓子ではないか!」と気炎を上げて激憤する古風な人間も少ないだろう。だが、「もしベビースターラーメンが本物のラーメンになったら」と夢想したことのある人は相当数いるはずだ。

2021年8月2日、その夢をカップ麺メーカーのエースコックが現実のものにした。ベビースターの製造元であるおやつカンパニーとコラボし、新商品「ベビースターラーメン カップめん」を発売したのである。

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【勇気レビュー】ハーゲンダッツの新味「濃苺」に、あえて苦言を呈したい /「ストロベリー味」への愛ゆえに

突然だが、筆者は今かなりの緊張の中で筆を執っている。何故なら大いなる存在に楯突こうとしているからである。

幼少の頃より何かに「逆らう」ということは滅多になく、長い物に巻かれ、べったりと大樹に寄り添い、最低限の意思表示をして生きてきた主体性ミニマリストの筆者であっても、今回ばかりは口を開かずにいられない。

何の話かと言えば、ハーゲンダッツの話である。2021年7月27日に同ブランドの新味「濃苺(こいちご)」が夏季限定で発売されたのだが、これを実食してみたところ、少々苦言を呈したくなる味わいだったので、おずおずと牙を剥いていきたい。

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1袋129kcalのヘルシースナック「罪なきとんかつ」を食べてみたら、“奇跡の新ジャンル” の誕生を感じた

「口寂しい」という言葉がある。筆者はこの言葉が大好きである。「特に空腹ではないが何か口に入れたい気分であるさま」といった意味だが、これを「口寂しい」と表すところに日本語の妙を感じる。どんな時も臆せず「口寂しい」と言える日本人でありたいと常に思っている。

さて、今回紹介するのは、まさしくそんな「口寂しい」気分を解消するのにうってつけと思われる商品だ。その名も「罪なきとんかつ」。菓子メーカーの湖池屋がとんかつ専門店「和幸」監修のもと、大豆たんぱくを使用してとんかつを再現した、言わばヘルシースナックである。

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謎肉が進化した新カップヌードル「カラアゲレモン味」を食べてみたら、「カラアゲ」を押しのける “主役” がいた

2021年6月14日、日清食品からカップヌードルの新商品が発売された。その名も「カラアゲレモン味 ビッグ」である。公式HPによれば、この商品に使用されているのはお馴染みの人気具材「謎肉」ではなく、唐揚げ風の新開発具材「謎肉カラアゲ」と呼ばれるものらしい。

とても良いことだと思う。筆者は日清の試みに称賛を送りたい。もしライターをやっていなかったら世界中の唐揚げを貪り食らう仕事に就いていたであろうくらいには唐揚げが好きだし、おまけにカップヌードルも大好きなので、これはもうレビューを書くしかない。

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銀色に光るパッケージのベビースター新商品「こだわりチキン味」を食べてみた / 通常のベビースターと比べてわかる上品さ

先日、コンビニの菓子の棚を物色していた時のことだ。そこで筆者は驚くべき光景を目にしてしまった。多種多様な商品が並ぶ中、まるでレトルト食品の箱の中身のような、ほぼ文字だけで構成された銀色のパッケージが平然と紛れ込んでいたのである。

「一体誰だ、こんなところにレトルト食品の箱の中身を置いた無法者は」と思っていたら、さらなる驚きが待ち受けていた。そのパッケージにはなんと「ベビースターラーメン」の文字が、こちらの頑迷な見識をあざ笑うように刻まれていたのである。

どういうことなのか理解が追いつかず、しかし一方でふつふつと興味は湧き上がり、気付けば筆者は目の前の菓子を購入していた。

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ずっと気になっていた「がブリチキン。」をデリバリーで初実食してみた / とある唐揚げ好きが味わった敗北

私事で恐縮だが、アルコールをあまり飲まないタイプの唐揚げ愛好家に分類される筆者にとって、「がブリチキン。」は紛れもなく憧れの場所である。

唐揚げ居酒屋として全国に展開する同店の味に、いつかは触れてみたいと思っていた。が、やはり非酒飲みからすると容易には近づきがたい。平日のランチへ行こうにもなかなか都合が合わない。休日は家でゴロゴロしていたい。「がブリチキン。」との距離は隔たるばかりだ。

何か良い方法はないものか。誰か他の人に頼んで、秘密裏に唐揚げを盗ませるか。あるいは同店の幹部と接触し、秘密裏に唐揚げを横流ししてもらうか。長らく答えは出なかったが、最近になってふと気付いた。そうだ、デリバリーがあると。

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ずっと気になっていた「りくろーおじさん」のチーズケーキを取り寄せて初実食してみた

人間、何事も溜め込みすぎるのはよくない。頭の中で膨らんだ不安やストレスが不調を招くことだってある。そして頭の中で膨らんだ「りくろーおじさんの店」もまた例外ではない。

その大阪の洋菓子店の評判は、名物のチーズケーキを称える声とともに、生粋の都民である筆者の耳にも届くことしきりであった。「どんな味なのだろう」と気になりつつ、時に多忙を理由に、また時に怠惰を理由に実食を先送りにしてしまっていたが、それにも限界があった。

今や誤魔化しが利かないほど脳内で肥大化した「りくろーおじさん」は、はけ口を求めて暴れ回っている。このまま放置してはおけない。向き合うべき時が来たのだ、「りくろーおじさん」と。

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【駄菓子】ブタメンの新味「うま辛とんこつ」を郷愁とともにレビューする / そして大人食いもする

私事で恐縮だが、今は齢30を越えてすっかりインドア精神が完成され尽くしている筆者も、子供の頃は結構な頻度で外へ遊びに出ていた。その折、駄菓子屋の軒先でよく食べていたのが、ご存知の方も多いであろうカップ麺風の有名駄菓子、ブタメンである。

そんなブタメンの新商品「うま辛とんこつ味」が、つい先日2021年4月12日に発売されたらしい。「ブタメンってアップデートされるんだ」という驚きが胸に湧き、そして久しく食べていなかったブタメンへの郷愁も膨れ上がってきたので、実物を入手してみることにした。

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『ウマ娘』がアツい今こそ『みどりのマキバオー』を読んでほしい / なぜなら “マキバオーは実質ウマ娘” だから

突然だが、皆さんにクイズである。早押しでお答えいただきたい。「実在の競走馬をモデルにした美少女たちの奮闘を描いたコンテンツと言えば……『ウマ娘』だが、ではその『ウマ娘』と同じジャンルで、かつ大きな共通点を持つ傑作少年漫画の名前は何か」。

おそらく多くの人が「競走馬」とか「美少女」のあたりで回答ボタンを押したことだろう。そして「何だこの卑怯なクイズは」と舌を打ったことだろう。それくらい今『ウマ娘』がアツい。流行りに流行っている。

アニメは2期が好評のうちに終わり、アプリはまだまだ勢いがすごい。そんな今だからこそ、皆さんにお勧めしたい漫画がある。その名も『みどりのマキバオー』だ。私がこの作品を推す理由はただ1つ。もう最初に書いてしまおう、『マキバオー』は実質『ウマ娘』なのである

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【新生姜グッズ】岩下食品から「万年筆のインク」が出たらしいので、これを機に万年筆デビューしてみた

皆さんは「岩下の新生姜」で有名な岩下食品について、どんなイメージを抱いているだろうか。筆者の中では、岩下食品は「生姜界のAmazon」とも呼べる存在である。

「独特な視点の持ち主だな」と思われるかもしれないが、ライターの端くれとして同社を観測している身からすれば、むしろ自然な分析である。ペンライト芳香剤巾着袋焼きそばなど、同社の「岩下の新生姜」グッズのラインナップはあまりに多岐に渡る。

そしてこのたび誕生した新「新生姜」グッズは、万年筆のインクである。これを取り上げねばライターの端くれが廃るであろう。

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大のわかめ嫌いが大好きな「チキンラーメン」の新商品 “わかめ味” に挑んでみた

幼少の頃より、わかめが苦手である。わかめを愛する方々には申し訳ないが、あの独特の匂いと食感がどうも受け付けない。「口に入れたら吐く」とかそこまでのレベルではないが、食卓にわかめの姿を認めると苦りきった顔になること請け合いである。

ただ、筆者はわかめ愛好者とのあいだに火種をばらまきたいわけではない。むしろその逆である。というのも、去る2021年3月8日に日清食品より「チキンラーメン」のわかめ味が新発売されたのだが、その情報を聞いて筆者はこう思ったのだ。

大好きな「チキンラーメン」の助力があれば、わかめを克服できるのではないかと。

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CMがおぞましすぎるアイス「Sof’(ソフ)」に赤城乳業が社運を賭けているらしいので食べてみた

突然だが、あなたは「ソフトクリームの上の部分に4本足が生えて自立し、砂丘を歩行している光景」を見たことがあるだろうか。筆者はある。こんなことを書くと甚だ特異な幻覚の持ち主だと思われそうだが、これは幻覚でも何でもない。赤城乳業が2021年3月1日より放映開始した「ある商品のCM」で流れる映像である。

赤城乳業。近頃この社名をよく聞くという人も多いだろう。元々「ガリガリ君」で不動の地位を確立していたが、最近は「かじるバターアイス」で話題を呼んでいる。その赤城乳業が、なんと前述した珍妙なCMの商品に社運を賭けているらしい。一体どういうことなのか。

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【宅配ピザ】この機会に「ナポリの窯」を初めて食べてみた / 御三家を明確に上回る “ある特徴” について

結論から言ってしまうと、「ナポリの窯」は改名した方がいいのではないかと思う。「最強モチモチピザ屋」とか「超モチモチピザ伝説」とか、そういうわかりやすく親しみやすい名前が良いのではないか。いくら何でもダサすぎるかもしれないが、この際やむをえまい。必要な痛みである。

のっけから過激な提案をしてしまって恐縮だが、とにかくそれほどの衝撃だった。宅配ピザと言えば「ドミノピザ」や「ピザハット」、「ピザーラ」の御三家が有名で、ついその3社のうちのどれかを選びがちだった筆者。しかし最近初めて「ナポリの窯」に手を出してみたところ、御三家にも勝る「ある特徴」に度肝を抜かれたのである。

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無類のごま油好きがカルビー「のりしおとごま油味」ポテトを食べてみたら、たやすく昇天した

ごま油が好きだ。愛していると言ってもいい。あの香ばしい風味が心底たまらない。辛い時も苦しい時もごま油を摂取すれば気分が落ち着く。おそらく何かしらの事情で無人島に行くことになった時もごま油を持っていくだろう。そして毎日数滴ずつ大切に、あたかもそれが甘い蜜であるかのように舐めることだろう。

そんな無類のごま油狂いの筆者だが、最近になって衝撃的な商品と出くわした。2021年1月11日に新発売されたカルビーのポテトチップス「のりしおとごま油味」である。これを逃しては途方もない後悔を抱えるに違いないと思い、がむしゃらになって入手したのでご紹介したい。

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「史上最も高級なブラックサンダー」を食べてみた / B級なのか高級なのか

世の中には「ブラックサンダー」というチョコレートがあるが、同商品が言わばB級駄菓子であることに異論を唱える人はいないだろう。むろん良い意味でである。もし「ブラックサンダー」が高級スイーツ店に並んでいたら、「おいおいコイツはクレイジーだな」と肩をすくめずにはいられまい。何故ならB級だからだ。むろん良い意味でである。

が、そんな恒久不変の「ブラックサンダー観」に販売元の有楽製菓自身が波風を立てようとしている。というのも、先日2021年1月9日に「史上最も高級なブラックサンダー」なる謎の商品が新発売されたのである。B級なのか高級なのかわけがわからないので、実際に検証してみることにした。

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【私的ベスト】記者が厳選する2020年のお気に入り記事5選 ~西本大紀編~

2020年が終わろうとしている。今年は「自粛」が求められた1年だったように思う。生来の出不精でありインドアを重んじる筆者にとっては、日頃の暮らしぶりに「ステイホーム」と名が付いたようなものだったので極めて順応しやすかったが、一方でライターとしての活動の幅は去年よりも狭まってしまった。

とはいえ、1つ1つの記事に熱意と心血とやたら間延びした執筆時間を注いだことは確かだ。そんな今年書いた記事の中から「お気に入りの5選」をまとめてみたので、厚かましくもご紹介していきたい。

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ガストの宅配・持ち帰りに「オードブルプレート」が新登場したので、この際だから独り占めしてみた

飲み会やパーティなどでテーブルを彩るオードブル料理。皆さんはあれを真の意味で堪能したことがあるだろうか。猛烈に美味しそうであるにもかかわらず、他人の目が気になってがっつくことなどできず、控えめにつまんで泣き寝入りする場合がほとんどではなかろうか。

筆者だって同じだ。だが、もうそんな無念を味わう必要はない。我々の権利を阻むものは、もはや何も存在しない。今こそ立ち上がるべき時だ。皆さん1人1人の、我々自身のオードブルを取り戻そうではないか。

思わずオードブル活動家のような論調になってしまったが、これには理由がある。2020年12月10日、大手ファミレスチェーン「ガスト」の宅配・持ち帰りメニューに、期間限定で「オードブルプレート」が新登場したのだ。というわけで、この際だから同メニューをあえて自宅で独り占めすることにした。

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あまりにもシンプルすぎるパッケージの謎グミ「〇△☐グミ」を食べてみた / 幾何学模様が示す、グミの新境地

そのグミは、ひときわ異彩を放っていた。異彩というか、もはや別物にすら感じられた。グミ売り場に並んでいなければグミとわからなかっただろう。仮にどこかの美術館の現代アートのゾーンに展示されて「生命の営み」とか深遠なタイトルがつけられていても全く違和感がなかった。

というのも、そのグミのパッケージには商品名や味に関する情報が一切載っておらず、その代わりに丸、三角、四角の幾何学模様が前面に描かれているという、あまりに芸術的かつシンプルすぎるデザインだったのだ。大いなる謎を内包したグミを前に、筆者の心が震えたことは言うまでもなかった。

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