西本大紀 (Daiki Nishimoto)

ライター

無趣味・無特技・無職歴の3Mが揃った「無」を司る者。ライターの仕事を通じてそれらを獲得しようと画策している。唐揚げとラーメンが好き。少年ジャンプを15年以上購読している。子供おじさん。東京都練馬区出身。

「西本大紀」担当の記事 (9ページ目)

“割烹が作る洋風まぜそば” がヒネり効きまくりな上にお手頃価格で実に美味しい / ただし食べられるのは週5時間だけ

皆さんは「割烹」と聞いてどんなイメージを抱くだろうか。料理のラインナップゆえに、ハードルの高さや取っつきにくさを感じる方も多いのではなかろうか。かく言う筆者も、店名の前に「割烹」という単語が付くと、脳の中の気構えを司る部位が活性化してしまうタイプだ。

しかし今回、なんと庶民の愛するまぜそばを提供する割烹があるらしいとの情報を入手した。「でもそれって和風な感じのお高いまぜそばなのでは?」と思いつつ向かってみたところ、良い意味で激烈に裏切られたのでご紹介したい。

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「メチャクチャ細長くて食べにくそうなソフトクリーム」を見つけたので食べてみた結果 → 食べやすいうえにソフトクリームじゃなかった

出会いはいつも思いがけず、突然だ。うだるとは言わないまでも、ややうだる7月下旬のこと。期せずして画期的なお店の情報を入手し、私(西本)はすぐさま全てのことを放り出して現地にひた走った。

店先の看板には、天を目指すように細長く伸びた「ソフトクリーム」の写真。それこそが目当ての品だった。「なんてこぼれやすく食べにくそうで、しかし美味しそうで、奇抜でいて美しいソフトクリームなんだ」と、こみ入った高ぶりを抱いていたのだが……意外な展開が待っていた

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【独特】“一部の人に理解される” と看板を掲げたカレー屋に行ってみた / 良い意味で「看板に偽りあり」ではと思ったが…

そのカレー屋の看板には「一部の人に理解される」と書いてあるらしい。神奈川県横浜市にある「サリサリカリー」というお店だ。日本ではまだ浸透していないパキスタンカレーの専門店なのだという。

それにしても、そんなに人を選ぶカレーなのだろうか。かなり慎ましい文言に思える。「地球人類がひれ伏す味」などと書かれるよりはいいが、いずれにせよお店の看板としては独特だ。何より味が気になる。激しく興味が湧いてきたので足を運んでみることにした。

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家系ラーメン総本山の「吉村家」に行ってみたら、“家系はなぜ流行ったのか” がわかった / でも少し気がかりなこともある

皆さんは家系ラーメンはお好きだろうか。私(西本)はと言えば、誰かに「家系ラーメンおごるよ」と言われたらその人に手放しで心酔するくらいには好きである。あの独特の濃厚スープと太麺に骨の髄まで魅了されている。

しかしこうまで書いておきながら、家系発祥のお店であり呼び名の由来ともなった吉村家には行ったことがない。一度その事実について考えだしたら、自分がとても無為な日々を過ごしていたように思えてきた。行くしかない。

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1180円を握りしめて “A5黒毛和牛” を初めて食べに行ってみた / 東京・池袋「炭火焼肉 まうみ」

A5黒毛和牛が食べたい。一生に1度は最高品質と言われる肉を味わってみたい。冒頭から我欲を綴ってしまって申し訳ないが、共感してくれる方もいるはずだ。黒毛和牛のA5ランクともなれば、筆者を含む庶民には手が出しづらい。しかし食べないまま人生を終えるのは嫌だ。

いま万が一銃で撃たれたりしたら、確実に未練のあまり血文字で「A5」と書いてしまうだろうし、そんなことになったら周りの人には「用紙サイズを書き残して死んだ人」だと誤解を受けてしまう……などと悶々としていたところへ朗報が舞い込んできた。1180円でA5黒毛和牛を味わえるお店があるだと?

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“ほぼ月1回しか開店しないラーメン屋” に底知れない実直さを感じた理由 / 東京・永福町「月曜日は煮干rabo」

「隠れた名店」には3種類あると思う。単純に多くのお店の中に埋もれてしまっているところ、立地に一癖あって人目につきにくいところ、そしてお店の開店頻度が低く、営業そのものがレアなところだ。

聞いた話によると、この世には「ほぼ月1回しか開店しない不定期営業のラーメン屋」が存在するらしい。もう1度言うと「ほぼ月1回」だ。レアにもほどがある。しかも不定期だ。てっきり類を見ないほど気まぐれな人が営業しているのかと思いきや……どうも違うらしい。

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食べログ「ラーメン部門」全国1位の名店が行列の果てに “頂点のラーメン” を見せてくれた / 東京・仙川「中華そば しば田」

グルメ通が集うレビューサイト「食べログ」。美味しいお店を知りたい時には「食べログ」を見るという方も多いのではなかろうか。かく言う筆者も、しばしば「メシ……ヒョウカノタカイ……メシ……」とよだれを垂らして目を血走らせながら利用させてもらっている。

もちろん「食べログ」における点数が絶対というわけではない……が、高評価のお店には心が引かれてしまうものだ。「でかい集合知には巻かれろ」の精神である。例えば、いまラーメン部門で全国1位のお店はどこなのだろう。一度気になりだしたら止まらなくなってきた。

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8年間かけて開発されたハンバーガーを8年間ニートだった男が食べてみた結果 → 人生について考えさせられた

8年間。この数字が何を意味するかと言えば、とあるお店が商品のハンバーガーを開発するのに費やした期間である。日数にして約3000日。お店の名前はそのままズバリ「3000日かけて完成した極上ハンバーガー Field」だ。大胆な店名からは、年月に裏打ちされた確かな自信がうかがえる。

一方、筆者(西本)はつい最近まで8年間のあいだニートだった男だ。いきなり情報の価値が地に落ちてしまって恐縮だが、私個人としては、そのお店に謎の縁を感じずにいられなかった。自分がニートだった分の年月が開発に費やされたバーガーを、ぜひとも食べたい。すごく美味しそうだし。

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「顔面に巻きつける携帯用枕」が見た目はヤバいけど使い心地は思いのほか悪くなかった

人間は眠い時に寝たくなる生き物である。IQの低い哲学者みたいなことを書いてしまったが、しかしこの世の真理ではある。睡魔に抗うことはなかなかに難しい。とはいえ、外出先などでは自宅の寝床とは環境が異なり、眠りたくとも安眠を確保しづらい場面も多い。

そんな時に便利なのが携帯用枕だが、今回筆者が情報を入手したのは「顔面に巻きつける携帯用枕」である。商品紹介によると、光を99.9%ブロックして眠りを快適にしてくれるようで、さらには壁面などに寄りかかって眠る際にも役立つらしい。いや、まずそもそも「顔面に巻きつける」って何……?

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斬新すぎる “冷やしタピオカつけ麺” に挑んだら、想像を絶する味に打ちのめされた / 東京・田町「麺屋武蔵 五輪洞」

何事も決めつけてかかるのはよくない。偏見を持つことで視野が狭まり、新たな体験のチャンスを失うことにもなりかねないからだ。人生は1度きり。なるべく色眼鏡を外して、心のキャンバスを真っ白に保っておきたいものだ。

そんな風に考えていた折、「期間限定で冷やしタピオカつけ麺を始めた麺屋がある」という情報を入手した。ふぅん……絶対ヤバいだろ。昨今のタピオカブームに悪乗りしてしまったのだろうか。わんぱくすぎないだろうか。いや……偏見はよくない。なので実際に食べてみることにした。

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回転寿司を20年間食べていない男が、『かっぱ寿司』マーケティング部の部長にガイドされながら「初かっぱ寿司」した結果

大手回転寿司チェーンの中でも、根強い古株としての地位を築き上げている「かっぱ寿司」。私(西本)にとっては「回転寿司と言えばこのお店」というイメージが強い。だがしかし、驚くべきことに、そんなことを言っておきながら私はかっぱ寿司に行ったことがない

かっぱ寿司はおろか、もはや回転寿司自体にも約20年は行っていない。そんなカラッカラに乾いた化石状態から脱するべく、今回かっぱ寿司に初挑戦することにした。しかも、「日本でトップレベルにかっぱ寿司に詳しい超強力な助っ人」の力をお借りして、である。

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「史上初のブラックホール画像」のジグソーパズルが地獄すぎて精神が崩壊しそうになった話

2019年4月、人類が史上初めて撮影に成功したブラックホールの画像が世界的に話題となった。そして6月21日、そんな歴史的画像がジグソーパズルとなって発売されたと聞いた私(西本)は、さっそく商品について調べ、同時にそのパズルの異常性に度肝を抜かれた。

黒いのである。ブラックホールの画像だから当たり前なのだが、絵柄と言えば光るリングの部分くらいで、ほぼ漆黒なのである。相当な難易度であることが予想されたが、「ブラホ(ブラックホールの略)のパズルなんて超イカすべ? ちょっくら遊んでみっか」と軽いノリで購入した。それが地獄の始まりだとも知らずに

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本場ではピザを揚げるらしいので食べてみたら、イタリア全土を魅了する中毒性を思い知った

どうやら本場ではピザを揚げるらしい。イタリアのミラノで大人気の包み揚げピザ専門店「IL PANZEROTTO(イル パンツェロット)」、その日本初上陸店が東京・代官山にあるという情報を入手した時、筆者は初めてパンツェロットと呼ばれる包み揚げピザの存在を知った。

しかもお店のHPによれば、パンツェロットはイタリアの代表的な家庭料理で、日本で言うおにぎりのような存在らしい。おにぎりに匹敵するって……つまり神旨(かみうま)ってこと? 少なくとも筆者はおにぎりという食べ物を神だと思っているのだが……イタリアの家庭の味が気になりすぎる。

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ラーメンにパンをトッピングできてライスも無料の「炭水化物フェス」を楽しめるお店があった / “ 家系 ”とパンの恐るべき親和性

ごはん・パン・麺……炭水化物大国の日本においても、この3つを1つの食卓の上で調和させることは困難なように思う。理由は単純だ。なんか合わないからである。一緒に食べても決して美味しくないわけではないのだが、絶妙にマッチさせることは難しく、しっちゃかめっちゃかになることもある。

もっと言えば、近年は糖質制限を推奨する動きも台頭してきたため、3大炭水化物の統一への道はいっそう険しくなった……かに思えた。だが、そんな困難に愚直に挑み、見事達成したお店が実は存在した。そのラーメン屋では、確かにごはんとパンと麺が調和していたのである

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リゾットに「トリュフかけ放題」のお店で限界までトリュフをトッピングした結果 → 笑うしかないデラックス感と極上の美味しさだった

世界3大珍味の1つであるトリュフの話をしよう。庶民にはなかなか手が届かない高級食材でもあり、かく言う筆者も未実食だ。食べられない悔しさゆえに、「どうせ実物はショボ~い味に違いない」と勝手に思い込み、「すっぱいブドウ」ならぬ「ショボ~いトリュフ」理論で心の平静を保っている。

だが、陰気理論武装の日々にも終わりがやってきた。なんと渋谷のとあるお店では、リゾットに好きなだけトリュフをトッピングできるらしい。しかも2000円というお手頃価格。本当にそんな豪気なメニューがあるのか? そして正気なのか? そんなの限界まで振りかけるけどいいのか?

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ガストの『1人用ボックス席』がしっくりきすぎて「ここで暮らしたい」と思わされた話 / ファミレスの新時代は近い

日本に名だたる人気ファミレスチェーン「ガスト」。読者の皆さんは、今「ガストの席」がアツいことをご存知だろうか。熱した鉄板が敷いてあるとかそういうことではなく、アツいのは座席にまつわる「ある取り組み」である。

それはすなわち、一部店舗における1人専用席の導入だ。まるでネットカフェや自習スペースのような半個室がファミレスで利用できてしまうのである。業界では珍しいこの取り組みは、先日Twitterでも大いに話題となった。さっそく実際に利用してみたのでご覧いただきたい。

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ギネス認定された「博多通りもん」を初めて食べてみたら、切なさのあまり泣きそうになった

2019年6月、福岡名物「博多通りもん」の名が、朗報とともに日本全土を通り抜けた。「最も売れている製菓あんこ饅頭ブランド」として、ギネス世界記録に認定されたのだ。年間生産数は6400万個、去年の売り上げは75億円以上にものぼり、その驚異的な数値には「饅頭ヤバい」の念を禁じえない。

そんな「通りもん」だが、名前を知っていても食べたことはないという方も意外に多いのではなかろうか。かく言う筆者も「通りもん」は未体験だ。今回ギネス認定の報を受け、「そんなにすげぇなら食いてぇ」という想いに駆られたので、初実食を試みることにした。

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プロの探偵に聞いた「今までで1番の修羅場」があまりに意外すぎて震えた / 東京・池袋の「探偵と話せるカフェ」に直撃

日本において、探偵ほど不思議な地位にある職業はないと思う。ドラマやアニメなどを通じて全国の老若男女がその存在を知っていても、現実の探偵について理解している人はめっぽう少ないだろう。認知度と理解度のギャップが奇跡的なまでに甚大なのである。

そこで今回は、東京・池袋にある「探偵カフェ」に直撃取材を試みた。なんとこのお店では、飲食を楽しみながら本物の探偵と気軽にお話ができてしまうのだ。探偵の仕事内容やテクニック、必要な素質などをこってりとお聞きしてきたので、その様子をご覧いただきたい。

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【超特盛】麺500グラムまで増量無料なうえにスープをハーフ&ハーフにできる “つけ麺天国” が存在した / 東京・秋葉原「つけ麺専門 百の輔」

超特盛の500グラムまで増量無料のつけ麺屋がある」という情報をネットで目にした時、筆者の胸に歓喜と不安が同時に訪れた。世に言うジレンマである。「お安くたくさん食べられるのは心底嬉しいが、そこまで多いと途中でスープの味に飽きてしまわないだろうか」と。

しかし、そんな底の浅い悩みはそのお店にはお見通しだったらしい。なんと今回ご紹介するつけ麺屋「百の輔(もものすけ)」では、お値段据え置きで4種類のスープのうち2つまで選べてしまうのだ。途方もない善意である。麺もスープも増やせる “つけ麺天国” に、さっそく突撃してみた。

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圧倒的糖度を誇る「プレミアムメロンパフェ」は1日10食限定の “今すぐに味わうべき楽園” / 東京・大塚の果実店「フルーツすぎ」

「果物の王様」と言えばドリアンだが、今の日本で国民投票を実施したら、王に選出されるのはメロンではないかと筆者は思っている。上品な甘さと高級感を備えたあの果物に王としての資質があることは、多くの人が同意してくれるはずだ。

今回は、そんなメロンの中でもとびきり甘い品種をふんだんに使ったパフェをご紹介したい。「とびきり」がどれほどかと言えば、普通のメロンの糖度が13~14度と言われているなか、それを優に越えた糖度17度以上をたたき出すほどだ。そんなの美味しいに決まっている。

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