今年は自然災害の多い年だった。2月には北陸地方で記録的な豪雪、7月の豪雨では西日本を中心に甚大な被害が出た。台風が相次いで日本列島を縦断し、21号の影響で関西国際空港は一時閉鎖される事態となった。災害対策の重要性を再確認する1年となったと言えるだろう。
さて、そんな災害対策の影響は、思わぬところにも出ている。東京・青梅市は映画看板で有名な街だが、残念なことに街を象徴する大型看板は10月末に撤去されることになった。あのぬくもりを感じる看板を見ることはできなくなったのだろうか? 実際に青梅の駅を降りてみると、規模は小さくなったものの、見て楽しむことができる看板はまだ数多く残っていた。