白いご飯におかずが1種類……といえば、ローソンストア100の人気商品「だけ弁当」である。最初に販売された「ウインナー弁当」の潔いビジュアルは、ネット上で大いに話題となり爆発的なヒットを記録した。
そんな「だけ弁当」シリーズから新たに誕生したのが……「うずら卵の中華丼(298円)」。なんと、うずらの卵が6個入り……! うずら好きは今すぐローソンストア100に急げェェエエエエ!
・うずら卵の中華丼
2024年10月2日に発売された「うずら卵の中華丼」。うずらの卵は栄養豊富なうえに1包装321カロリーだからダイエット中にもオススメらしい。そんなことより、うずらが主役に抜擢されたのは嬉しい限りだ。正直6個はテンション上がる。
いつも通り、ボリュームはやや控えめだが安い。もちろんただ安いだけではない。うずらだけかと思いきや、帆立と牡蠣の風味を効かせた鶏ガラベースの餡に、キャベツ・にんじん・ニラといった野菜も入っている。コスパの鬼と言わざるを得ない。
ウインナー弁当やミートボール弁当と比較すると見た目のインパクトに欠ける気がしなくもないが、弁当全体のポテンシャルの高さでいえば、うずらが圧倒している。
マジで街のOLがローソンストア100に集結するレベルの完成度と言えるのではないだろうか。
実際ウマい。やはりうずらの卵は特別感がある。普段ならペース配分に細心の注意を払う必要があるが、ご飯のボリュームに対して6個なら飛ばし気味でOK。
食べ応えもあって満足度は非常に高い。このボリュームの中華丼っていいかも。とろとろの餡に絡めてうずらを食べ続ける。うまくて安くてヘルシーなら言うことないだろう。
・だけ弁当の出番
ちなみに同商品の開発には、うずらの需要激減という背景がある。2024年2月以降、学校給食でのうずらの使用を見合わせる動きが広がり、多くのうずら農家やメーカーが苦境に立たされ、なかにはうずら1万羽の殺処分を余儀なくされた農家も出たという。
そんな流れの中でマッハで開発されたのが「うずら卵の中華丼」なのだとか。本来なら商品開発から販売まで3カ月以上かかるところ、約2カ月という異例のスピードで誕生したそうだ。
というわけで、うずら農家を応援するつもりで試しに食べてみてほしい。意外とウマいぞ。明日の弁当もこれでいいかも。
なお「ローソンストア100」限定販売商品なので、ローソン・ナチュラルローソンでは販売していない。好みの惣菜と組み合わせるのもオススメだ。ぜひ!
参考リンク:ローソンストア100
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.