最近プライベートブランドの強化を図っている大手量販店の「ドン・キホーテ」。2017年、1万9800円のノートPCを発売し、同年には50型の4Kテレビを5万4800円で売り出し、大きな話題となった。攻めてる、かなり攻めてるぞ、ドンキ!

そんななか2018年9月21日より、『アクティブギア ライフロガー』というウェアラブル端末の販売を開始した。2モデル用意しており、2980円・3980円(いずれも税別)というドンキらしい低価格を実現している。はたして、使い物になるのか? 購入して確かめてみた。

・私のスマートウォッチ遍歴

まずは、このドンキのスマートウォッチに行き着くまでの、私(佐藤)のスマートウォッチ遍歴を少しばかり解説しよう。

長らく使っていた初代アップルウォッチが壊れてしまった私は、それを修理……することなく、アマゾンで格安スマートウォッチを購入した。とりあえず時間が分かれば良いので、製品のクオリティにはそこまでこだわっていなかったからだ。

アマゾンで買った3999円のその製品は、望んだとおりに時間はわかる。しかし操作がしにくく、充電にも多少手間がかかるため、今回発売されたドンキの製品に乗り換えることにした……というわけだ。


・心拍センサー付き、3980円

ドンキで売っている『アクティブギア ライフロガー』は、心拍センサーを搭載しているモデル(3980円)と、搭載していないモデル(2980円)の2種だ。購入したのは3980円のホワイトである。


心拍数・睡眠時間・活動量を計測記録してくれるとのこと。これで時間が分からなかったら、購入をやめようと思っていたが、ちゃんと時計機能もついている。


・充電方式は良い

チープな造りに見えるが、一応防水・防塵。マイナス10~50度でも動作するそうだ。


本体はバンドから取り外すことができ、充電は本体上部についているUSB端子を、パソコンやUSB電源に直接突き刺す。


専用の充電ケーブルを使用する手間が省けるのは有難い。


・専用アプリで設定

端末の設定は専用のアプリ「AG Life Logger」で行う。なおこのアプリは、iOS版とAndroid版で多少の仕様の違いがあるようだが、今回はiOS版で説明しよう。


自分のスマホ端末にダウンロードしてインストールすると、最初に新規ユーザー登録を求められるので、必要項目を入力して、自分のページにログインしよう。これが完了すると、デバイスの検索に進む。手元のスマートウォッチが画面に表示されるはずなので、タップして接続する。


設定のすべてをアプリで行うと思ったら、細かいものはスマートウォッチの方で行う。たとえば、画面表示の切り替えは、スマートウォッチで行わなければならない。ためしにアナログ時計の画面表示に切り替えてみると、変更はできたのだが。画面が小さくてアナログ時計で細かい時間を把握するのは難しい。


・スポーツの種類が豊富

アプリの「デバイス」の項目には、スポーツ通知・簡易カメラ・アラーム / スケジュール・座りすぎリマインダー・メッセージ通知の5つのメニューがある。


選択できるスポーツは全21種。アプリで選択できる20種に、スマートウォッチに元から設定されているランニングがある。

ちなみにバドミントン(最上段、右から2番目)があるのに、バドミントンの “羽根” を指すシャトルコックが一番下の段(右端)にあるのはなんでだろ〜? と思うかもしれないが、これは実は足のバドミントンとも言われ、ベトナムで盛んなスポーツ「ダーカウ」を意味していると思われる。そんなスポーツまで網羅しているとは……あなどりがたし!


・いくつか気になる点も

運動時の活動量を知るのには、かなり良さそうなのだが、いくつか気になるところがある。


それは、「簡易カメラ」はアプリでしか操作できない。スマートウォッチ側でカメラを起動することができないのだ。つまり、いちいちアプリでカメラを起動して、スマートウォッチでシャッターを切ることになる。あまり遠隔カメラの役割をはたしていないような……。

同じように、スマートウォッチでスマホの着信を切ることはできるけど、電話をかけることはできない。まあ3999円だから仕方がないか。機能としてはそれほど “スマート” とは呼べないが、活動量を知るのには役立ちそうだ。

参考リンク:ドン・キホーテ「アクティブギア ライフロガ―」(PDF
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24