「デカ盛り」、それは魅惑の言葉である。その言葉を聞いただけで、人は何かしらの興味を持つ。デカいのか? そんなにデカいのか? 食えるのか? 無事に完食できるのか? ただデカいというだけではなく、その言葉の向こうには料理を作る人と、それを食う人の静かな、しかし熱い戦いが待っている。
東京・調布市では、10店舗が参加しているデカ盛りの祭典が開催されている。「第5回デカ盛りウォークラリー」だ。今年私(佐藤)は、ついにその熱い戦いに参加することにした……。最初に挑戦するのは、総重量3.3キロの丼である。