先日Nintendo Switchで発売された『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』。ファミコンやゲームボーイの画面を彷彿とさせるカクカクのドット絵に、限られた音階で表現されるピコピコ音。みちのく秋田を舞台に「ファミコン風コマンド選択型アドベンチャー」が帰ってきた。
ちょっとプレイしてみたら、やたら詳しくご当地の観光案内をしながら犯人を追い詰めていく火曜サスペンス的な展開、「それ気づく人いるの!?」というローカルネタ……ツッコミどころ満載の独特の世界観が広がっていた。
先日Nintendo Switchで発売された『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』。ファミコンやゲームボーイの画面を彷彿とさせるカクカクのドット絵に、限られた音階で表現されるピコピコ音。みちのく秋田を舞台に「ファミコン風コマンド選択型アドベンチャー」が帰ってきた。
ちょっとプレイしてみたら、やたら詳しくご当地の観光案内をしながら犯人を追い詰めていく火曜サスペンス的な展開、「それ気づく人いるの!?」というローカルネタ……ツッコミどころ満載の独特の世界観が広がっていた。
ファミコン世代の30代(私)にとって『セガサターン』は比較的新しいハードというイメージだ。しかし調べると発売からすでに26年……立派な「レトロ」の領域だったらしい。ということで『レトロゲーム売り上げランキング』、今回はセガサターン編なのである!
…………が! その取材直後に発令された緊急事態宣言の影響で、舞台となる秋葉原も大変な打撃を受けたことは以前の記事をご参照いただきたい。おかげで記事化までに4カ月の時間(とき)を要したワケなのだが、意外にもこれが「不幸中の幸い」となった。
なぜなら今回ランキング1位のタイトルは “シューティングもの” 。お世辞にも「誰にでもカンタン」とは言い難いシロモノだったからだ……!
これまでシリーズでお伝えしてきた『レトロゲーム売り上げランキング』だが、前回の “メガドライブ編” を最後に中断となっている。取材に協力してくれた秋葉原のゲームショップが新型コロナ感染拡大の影響で、休業を余儀なくされてしまったためだ。
しかし一時はシャッター街と化していた秋葉原にも、最近ようやく賑わいが戻り始めているのだとか。じゃあ、そろそろシリーズも再開していいよね? ちょっと急すぎる? 「何事もなかったように “セガサターン編” やってんじゃねぇぞ」とか言われたりして……?
子供のころに熱中したゲームというのは、不思議と細かい部分まで内容を覚えたりしているものである。おそらく子供なりに知恵を絞ってクリアしようと四苦八苦したことが記憶に残るのであろう。
そういった意味で、筆者のなかに強烈な印象を残しているゲームがある。かつてゲームボーイカラーで発売された『パワプロクンポケット2』だ。このゲームには「戦争編」なる裏サクセスモードが搭載されていた。
完全クリアは至難の業ともいえる難易度に、戦争の暗さを伝える不気味な世界観。多くのプレイヤーを苦しめた異色のサクセスモードの思い出を振り返ってみたい。
『SEGA(セガ)』を愛しちゃって止まない人たちのことを、ここでは敬意を込めて「セガマニア」と呼ばせていただきたいと思う。「セガ信者」「セガオタク」等もアリなのかもしれないが、個人的になんとなく「マニア」がしっくりくるのだ。
シリーズでお伝えしている『レトロゲーム売上ランキング』、今回は初のセガブランド『メガドライブ編』である。実のところ私はセガの家庭用ゲームをプレイしたことがない。子供のころはセガのテレビCMがガンガンに放映されており、当然存在は知っていたのだが……。
「少ない小遣いの中で取捨選択を迫られたとき、セガより任天堂やソニーを選ぶ子供のほうが圧倒的に多かった」というのが、当時の時代背景なのではないかと思う。あの頃はセガ派に対して「異常なゲーム好き」という印象を抱いていた気がするなァ。
下町情緒あふれる浅草に『デンキヤホール』という名の超レトロな喫茶店がある。創業は100年を超え “初代店主が電気屋を創業し、その後ミルクホール(喫茶店)となった” というのがチョイ変わった店名の由来なのだが……変わっているのは店名だけではないらしい。
なんでも昭和レトロな店内には、一昔前に多くの若者を熱中させたテーブルゲームがあり、今なお現役バリバリで稼働しているのだとか。レトロな喫茶店でテーブルゲーム……う~ん、とてもヨロシイですね~。ということで、行ってみることにした。
愛知県犬山市の「日本ゲーム博物館」といえば、骨董級のピンボールから巨大なレトロ体感ゲーム、いにしえのレトロビデオゲームが入場料だけで「フリープレイ」。遊び放題という、まさに夢のような博物館だった──。
館内には維持やメンテナンスがとりわけ難しい「大型筐体」がずらりと並び、まさに「ここでしかプレイできない」古代の名作ゲームが目白押し。雰囲気は80年代、90年代のゲーセンそのもの。レトロゲームに思い入れがある人も、当時を知らない若い世代も平等に楽しめる、レトロゲームの平等院と呼ぶべき聖地……だったのだが、2016年1月、惜しまれつつも休館。
経営難から廃業か……。と思いきや、実はスーパー・リニューアル・オープンに向け、壮大なレストア作業の真っ最中だった!
中古ゲームショップ「カメレオンクラブ」をご存じだろうか。現在ではゲームのほかにもフィギュアやエアガンといった商品の買取も行っている買取専門店だ。買取や中古販売でお世話になった方も多いことだろう。
そんなカメレオンクラブが1994年に発行したチラシをひょんなことからGETできた。約24年前のスーパーファミコン全盛期のラインナップに懐かしさを覚えて眺めていたところ、とあるソフトの買取額が驚きの金額だったので紹介したい!
ウチの嫁はゲームのことを「ピコピコ」と言う。私がゲームに夢中になっていると「またピコピコやってるの」なんて言ってくる。それがファミコンでもポケモンGOでもピコピコだ。ある一定の世代より上の人にはゲームはピコピコで通じる。もちろん私もその世代だ。
そんなピコピコ世代のテンションを上げてくれるオススメのRAPを紹介したい。その名も『1UP』! タイトルだけでテンションが上がるこのRAPは2016年8月3日に公開されたばかりの新曲だ!
『ファミコンロッキー』という漫画をご存知だろうか。『ファミコンロッキー』はタイトルの「ファミコン」が示すとおり、ファミコンブーム真っ只中の1985年から1987年まで小学館のコロコロコミックに連載されていた伝説の漫画だ。
その『ファミコンロッキー』仕様のファミコンカセットをGETした。ファミコン世代&当時のコロコロコミック読者には感涙モノの一品に仕上がっているので紹介したい!
博物館級のレトロアーケードゲームから伝説級のタイトルをよりすぐり、入場料だけでフリープレイ!という号泣モノの太っ腹イベントが、目立たず、ひっそりと行われているのをご存知だろうか。
埼玉県が誇る「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム」で開催中のレトロゲームイベント「あそぶ!ゲーム展 – ステージ1:デジタルゲームの夜明け」は「実物プレイ」にこだわった異色の展覧会。ガラス越しに眺めるだけでなく、聖なる存在だった憧れのレアマシンを入場料のみで遊び倒せるという見逃せない内容。
実はこれ、昨年秋から催されている息の長いイベントだが、あえてじっと我慢。終了日の2016年2月28日が迫った平日の昼下がり、サラリーマンに真似できない反則タイミングでふらりと突入すると、そこには桃源郷が! てなわけで、この素晴らしさを未だ見ぬファンに伝えるべく緊急報告!
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高尾山のふもと、東京・八王子市は高尾駅。登山客で賑わう東京の果てまで来たのにはわけがある……。この少々不便な地に、明治・大正から現在までの技術雑誌。いにしえのマイコン雑誌を総勢約8千冊も集めた超マニアックな「夢の図書館」なる施設がプレオープンしたのだ!
ピチピチの半ズボン姿でランドセルを背負っていた80年代の「マイコン雑誌」は、実家にも何十冊かある。だがそれも、気付かぬ間に母の手で闇に葬られ、古本で集めなおそうかと思いきや、いつの間にやら目玉が飛び出す勢いで値上がりしていた。
高尾駅からバスに乗り換え「とんでもないことしてくれたな。母ちゃん」とつぶやきながら揺られること十数分。静かな住宅街でバスを降りると、目の前に真っ白い大きな建物。やって来ました。元マイコン少年の聖地に!
レトロゲームと言われてまず頭に浮かぶのは、ファミコン、メガドライブなどの家庭用ゲーム機。ゲームセンターで遊んだアーケード機などだろう。しかし忘れてならないのが、WindowsもMacOSも無かった80年代、日本に群雄割拠していたパソコンの数々である。
NEC、富士通、シャープ、日本の誇る有名メーカーが怒涛の勢いでリリースしていた独自仕様パソコン。様々なゲームが発売されていたが、お世辞にも丈夫と言い難いフロッピーディスクに記録されたそれらは、数も少なく、日々劣化し腐りかけている。
悲しいことに、当時の作品を「黒歴史」と捉えるゲームメーカーも多く、それが証拠に今や年間数百億の売上を誇る某社の社史からも、80年代の作品はバッサリ無かったことになっている始末。そんな状況のなか、ひとりのフランス人が立ち上がった!
古今東西さまざまな形で歌われてきているテーマといえば「愛」。つまりはラブソングだ。みなさんにもお気に入りのラブソングが一つや二つはあるだろう。
そんなラブソングにファミコン世代にはたまらない超カッコいい曲が2016年1月22日に公開された。ファミコンのマッピーの曲で愛を歌った、その名も『MAPPY’s LOVE SONG』だ!
東京の秋葉原といえば、オタクカルチャーの聖地である。東京の観光名所としても、外国人に人気のエリアだ。そのアキバでレトロゲームの販売店として有名な「スーパーポテト」も、福袋を売っていたぞ!
ファミコンゲームをまとめてお得に購入したいな~と、私(佐藤)はひそかに考えていたのだが、ファミコン福袋は2016年1月2日の午後時点で完売! マジかよ、いまだに人気は衰えないのか。仕方なくPSPの福袋2種(3000円・500円)を手に入れてみたところ、想像以上にお得だった!!
気にしたことはなかったけれど改めて言われたら気になってしまうことはよくあると思う。人から言われたことだけでなく、テレビから聞こえてくる声だったり街中で流れている曲のフレーズでハッとさせられたことが誰しもあるだろう。
筆者が最近ハッとさせられたのは聴いていた曲から「今まで潰してきた亀の数」のことが聞こえてきたときだ。亀を潰したことなんて……。ある! 俺、亀を超潰してきたよ! ファミコンのスーパーマリオブラザーズで遊んだことがある人は間違いなく亀を潰している!
そんな潰した亀の数を考えるキッカケになった曲はファミリーコンティニューの『8bit boy』。2015年10月9日に公開されたばかりの新曲だ。
飛行機が遅れに遅れ、台湾の玄関口・桃園国際空港に着いたのは夜11時過ぎ。空港の現地シムカード売り場はすでに閉店。
真夜中、台北駅前の微弱な公共Wi-Fi電波「Taipei Free」でホテル予約を試みるも、普段の行いが悪いせいかブチブチ切れまくり。クソーっと顔を上げると目の前に煌々と輝く不夜城のような台北長距離バスターミナルがあった。ここから台湾南端にある第二の都市・高雄までは高速バスで約5時間半の道のり。
時計は深夜1時過ぎをさしていた。今バスに乗れば高雄に着くのは朝6時ごろ。競争が激しい台湾のバスはリーズナブルで超豪華ともっぱらの噂。それが本当ならホテルと新幹線代を効率よく節約できそう。てなわけで台湾の深夜バスに乗ってみたところ、昔のトラウマと遭遇してしまったお話。行きましょうか……。