まず最初に言っておきたいのは、吉野家・松屋・やよい軒のチゲ系鍋は3種ともに “日本人の舌に合わせた辛い系料理のド真ん中” だということ。つまり、バリバリ辛いわけではない……と思う。餃子の王将の「激辛設定麻婆豆腐」を楽しめる人であれば十分に耐えられるレベルの辛さだ。
ただし、「王将の麻婆豆腐はノーマルじゃないと絶対に無理!」という人にとっては「からっ! からっ!」と叫びながら食べることになるかもしれない。一方で、「王将の麻婆豆腐ぬるすぎ。中華街の麻婆豆腐の中で一番本場仕様のヤツじゃないと辛い料理を食った気がしない」というようなガチ派にとっては多少物足りない可能性もある。
……こんなことを言っても王将に馴染みのない人にとってはよく分からないだろうから、3つそれぞれの違いを説明していこう。