台湾の麺線(めんせん)が好きだ。麺線とは屋台や食堂で親しまれる台湾のソウルフード。一言でいえば “台湾式煮込みそうめん” である。とろみのある出汁スープで煮込んだ優しい味わいの麺線が恋しい。どこかで気軽に食べられないだろうか。
──と言っていたら、グルメな知人から新宿の「台湾佐記麺線」なる台湾食堂を教えてもらった。
聞けば、どこかのイベントで同店の麺線を食べたらしく「本格的で美味しかった」と大絶賛。そんなこと聞いたら行くしかないだろ……ってことで、ランチタイムに行ってみたぞ。
台湾の麺線(めんせん)が好きだ。麺線とは屋台や食堂で親しまれる台湾のソウルフード。一言でいえば “台湾式煮込みそうめん” である。とろみのある出汁スープで煮込んだ優しい味わいの麺線が恋しい。どこかで気軽に食べられないだろうか。
──と言っていたら、グルメな知人から新宿の「台湾佐記麺線」なる台湾食堂を教えてもらった。
聞けば、どこかのイベントで同店の麺線を食べたらしく「本格的で美味しかった」と大絶賛。そんなこと聞いたら行くしかないだろ……ってことで、ランチタイムに行ってみたぞ。
新潟県のソウルフード、「イタリアン」。ピザやパスタなどの「イタリアン料理」ではなく、「イタリアン」という名前の食べ物だ。
「焼きそば」の麺にトマトソースやもやしなどの具材などを組み合わせたもので、県内では主に中越地域(新潟県の真ん中あたりの地域)や下越地域(新潟県の上の方にある地域)で親しまれている。
今まで他に似たような食べ物はないんじゃないかと思っていたのだが……先日あるお惣菜を食べた時、この「イタリアン」のことを思い出した。
初めての愛媛県・松山市への旅行で、まさかこんな隠れたグルメに出会うとは思わなかった。観光地を巡った後、繁華街をブラブラ歩いているときに目に飛び込んできた、聞き慣れない料理名。その名も『三津浜焼き』――。
「何だこれは?」と興味を持った私(耕平)は、思わず店舗に入ってしまう。そして実際に食べてみたところ、想像を遥かに超える美味さに遭遇してしまったのだ。
果たして愛媛県民が愛する『三津浜焼き』とは、一体どんな料理なのか? 渾身の食レポをお届けしよう!
ラーほー
なんとも言えない発音の響きと、カタカナ・平仮名の組み合わせ。初見の人からしたら「なにこれ?」という感じだろう。
「ラーほー」というのは、実は食べ物の名前。山梨・笛吹市のソウルフードなのだが⋯⋯みなさん、どんな料理かわかります?
夜行バスに乗って青森県弘前市に行ったことは以前の記事でお伝えしたが「1つ70円のこがね焼き」で受けた衝撃はもっと詳しく紹介すべきだったかもしれない。読者の皆さんはご存知だろうか……弘前名物の激ウマおやつ「こがね焼き」の存在を。
旅行から帰った翌日、青森出身の知人に旅の思い出を共有したところ「こがね焼きは本当に最高」「地元に帰省した時は、マジで毎日こがね焼きを食べる」「地元で食べたことがない人はいない」「70円は奇跡」と、こがね焼き愛を熱弁されてしまった。
というわけで今回は、地元民が溺愛する「弘前のこがね焼き」を取り上げたい。
群馬県には、「トリヘイ」と呼ばれる県民お馴染みのソウルフードがあるらしい。鳥めし弁当が有名な鳥料理の専門店で「登利平」と書く。編集部の砂子間によると県民の誰もが知るほどメジャーで、リアル群馬県民の古沢に聞いても「有名ですよ」という。
なるほど、そのトリヘイは群馬に行かないと食えないのか……。と思ったら、埼玉にもあった! 弁当が有名だから持ち帰りだけかと思ったら、私(佐藤)の訪ねた熊谷のお店は店内でも食べることができる。
ってことで、実際に鳥めしを食べてみたら人気に納得! これは美味いッ!!
北海道・三重県の名物おやつ「ぱんじゅう」をご存知だろうか。まんじゅうとパンを合体させたような焼き菓子で、むかしから地元民に愛されているソウルフードだ。
どうやらこの「ぱんじゅう」は北関東の栃木県足利市でも郷土菓子として根づいているらしい。足利の「ぱんじゅう」は移動式屋台で販売されていて、足利市民なら知らない人はいないくらい人気なのだとか。
1度食べたらヤミツキになるほどウマイ、と評判なので実際に食べに行ってみようと思う。
突然だが、皆さんは「ちくわ」と聞いてどんな食べ方を連想するだろうか。おそらく、わさび醤油をつけたものや磯辺揚げ、はたまたキュウリを入れたものあたりだと思われる。しかしながら……
熊本&福岡出身の人ならば、きっとこういう答えが出てくるに違いない。ちくわサラダだと。もっと掘り下げるならば「おべんとうのヒライ」のちくわサラダだと。
以前はよく浅草を訪ねていたのだが、コロナの間にすっかり足が遠のいてしまった。最近になって、何度か出かけてみたところ、知らない間に新しいお店がバンバン出店している。食べ歩きのお店は数も種類も驚くほど増えていて、把握し切れないほどだ。ワッフルとかいちご飴とか、こんなのあったっけ!?
路地裏にひっそりとオープンした「むっちゃん万十 浅草店」もそんなお店のひとつ。むっちゃん万十は、都内では知る人は少ないの福岡のソウルフード。創業30年を超える老舗ブランドである。実際に食べてみたら、想像と違ったけどウマかった!
「いきなり! ステーキ」の大量閉店により、ステーキ業界は勢力図が変わりつつある。次第に店舗数を増やしているのが、沖縄発祥の「やっぱりステーキ」だ。熱の冷めにくい「溶岩プレート」とおわかりの「替え肉」を武器に、肉好きの心を掴み始めており、このままいくとステーキ界の覇権を獲るかもしれない。
そんな「やっぱりステーキ」には、ほかにはないちょっと変わったメニューが存在する。沖縄県民のソウルフードといわれる『チャップステーキ』だ。それは一体どんなものなのか? 気になったので食べてみた!
土地の人からこよなく愛される日本各地のソウルフード。千葉県で育った私、P.K.サンジュンのソウルフードは、歯が溶けるほど甘いことで知られる「マックスコーヒー」だ。正確には “フード” じゃないけれど。
それはさておき、つい先日 初めて岩手県を訪れた時のこと。せっかくなので、ぜひ岩手県民のソウルフードを食べてみたいと思い探していたところ、発見したのが『福田パン』である。だがこの福田パン、味うんぬんよりも想像以上にハードルの高いグルメだったのだ。
キンキンに冷えてやがる……!! この表現を聞けば、ほとんどの人は漫画『カイジ』のビールシーンを思い浮かべることだろう。それはそうだ、シンプルながらあんなに美味しそうに感じるビールの表現は他にない!
ただ、これからは唐揚げでも同じフレーズが使えるかもしれない。というのも、福岡県の「有限会社 鳥一番フードサービス」が販売している努努鶏(ゆめゆめどり)という商品は、なんと冷やして食べるからである! キンキンッ!!
九州の玄関口である門司港のグルメといえば、焼きカレーが有名だ。洋食文化がいち早く発達したのが理由で、家庭料理としても親しまれたらしい。しかーし、今回ご紹介するのはカレーではなく……同じく門司港が発祥の名物グルメ「ちゃんら~」であ~る!
焼きカレーと同様、地元で知らない人はいない「ちゃんら~」の正体は後述するとして、謎グルメの生みの親は『R-1ぐらんぷり 2008』で圧倒的パフォーマンスを披露した芋洗坂係長のお母様……という説も。かなり気になったので、ちゃんら~初体験してきました!
日本のソウルフード、みそ汁。子どもの頃から慣れ親しみ、私たちは魂にみそを刻みつけるほど何杯も食してきた。白米とは無二の親友で、米を口に運び、あとからみそ汁を注ぐと、口内で “日本” の風味を豊かに醸しだしてくれる。みそ汁は日本のソウルフードだ。間違いない。
そんなソウルフードを極めたお店が浅草にある。その名も、浅草のおみそ汁専門店「MISOJYU」(ミソジュウ)だ。筆者はこの店にとん汁を頂きに行った。なんとそこで日本の原体験を味わったので、ぜひ読者にもご紹介したい。
衝撃。それは突然やって来る。中でも、当たり前だと思ってたものが、実は当たり前じゃなかった時の衝撃は計り知れない。マ、マジかよ!?
私(中澤)が思わずリアルにそんなセリフを言ってしまったのはつい先日のこと。えッ……! 関西人なら誰でも知ってる “アレ” って全国区じゃなかったの!?
東京に来たらあの食べ物がなかった! アレって地元だけだったの? 地方から上京した人なら一度は経験したことがあるだろう。
ある石川県出身者(30代)は、上京当時、東京にはある食べ物がないことに、いや、存在すら知られていないことに大きなショックを受けたのだという。それは『茶碗豆腐』。東京にないどころか県内にしかないと知り、ビックリしたのだとか。
もちろん関西出身の私(沢井)も知らなかったのだが、「あー知らないんだ。美味しいのに」と微妙に同情された気がした。そんなにスゴイものなの? 実際に食べてみることにした。
みなさんは「ぼんち揚」と聞いて何のことかお分かりだろうか? 「あたり前やろ!」と言う方はおそらく関西出身者ではなかろうか? そう、ぼんち揚とは2020年に発売60周年を迎える歴史ある揚げせんべいのことで、関西ではお好み焼きレベルのソウルフードらしい。
身も蓋もない言い方をすれば、東京でいうところの「●●●揚」なのだが、どうやら関西人の多くは深い「ぼんち揚愛」を胸に秘めており、まったくの別物であると認識しているようだ。そして、その名が全国区に広まっていない現状を憂いているようだ。うーむ、でも●●●揚があるからなぁ……。