
夜行バスに乗って青森県弘前市に行ったことは以前の記事でお伝えしたが「1つ70円のこがね焼き」で受けた衝撃はもっと詳しく紹介すべきだったかもしれない。読者の皆さんはご存知だろうか……弘前名物の激ウマおやつ「こがね焼き」の存在を。
旅行から帰った翌日、青森出身の知人に旅の思い出を共有したところ「こがね焼きは本当に最高」「地元に帰省した時は、マジで毎日こがね焼きを食べる」「地元で食べたことがない人はいない」「70円は奇跡」と、こがね焼き愛を熱弁されてしまった。
というわけで今回は、地元民が溺愛する「弘前のこがね焼き」を取り上げたい。
・1つ70円で買えるおやつ
私が立ち寄ったのは、弘前市土手町にある川越黄金焼店。こがね焼きを販売しているお店が市内に3店舗あって、同店が1番の老舗だそうだ。創業は明治18年とのこと。
市内には昭和レトロな建物がけっこう残っていた。川越黄金店もレトロな街並みに溶け込んでいたが「こがね焼き 70円」の文字は強烈なインパクトを放っている。
実物は窓ガラスの向こうの木箱の中で並んでいた。おこづかいを握りしめて集合する小学生たちの姿が目に浮かぶ。
そういえば「1つ50円」と紹介しているサイトもあったので、段階的に値上げして70円になったのだろう。弘前経済新聞は、2015年3月に「10円値上げして60円での提供となった」とレポートしていた。
ちなみに当時は「こがね焼きとハガキは同じ値段」なる説が市民の間で広まっていたらしい。もちろんハガキの値段に合わせているわけではないが、ソウルフードの値上げは地元民にとって大ニュースである。70円になった時も地元に衝撃が走ったはずだ。
また当時から製法を変えておらず、1説によると価格は1銭からスタートしたらしい。つまりそれだけの歴史を持っているということ。スルーするわけにはいかないでしょ。
・買ってみた
ってことで、記念に1つだけ買ってみた。70円を渡して、ほんのり温かいこがね焼きを1つ受け取る。特徴は牛乳と卵を使用していないことで、一般的な今川焼きとは異なるらしい。直径は約5センチ。
中身は白あんだった。うまい。生地はもっちり柔らかくて白あんは滑らか。歴史を感じる素朴な味わいだ。結局こういうおやつが1番心に残る。ミニサイズだから小さな子供からお年寄りまで安心して食べられるだろう。
店頭のポスターには「焼いていないと、落ち着かない」と書いてあった。年中無休(元旦やその他都合により休みや営業時間短縮の場合あり)だから、いつでも食べられるってこと。最高過ぎるだろ。
そういえば、地元の方は1度に10個以上購入するのが普通だそうだ。親戚が集まる時に買いまくる系のおやつってことですね。1番嬉しいお土産だと思う。皆さんも機会があれば食べてみてほしいし、気に入ったら買いまくってくれよな!
・今回ご紹介したお店の詳細データ
店名:川越黄金焼店
住所:青森県弘前市土手町21-3
時間:9:00〜20:00(早まる場合あり)
休日:元旦、その他都合により休みの場合あり
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
砂子間正貫






青森県弘前市の「中央弘前駅」が昭和レトロを超越していた / 弘南鉄道大鰐線は2027年度末で廃止予定
【夜行バスの旅】バスタ新宿から片道約9時間「3列独立シート&カーテン付き」で青森県弘前市に行ってみた
【あまりにも昭和】泊まれるスナック街「グッドオールドホテル」に泊まってみた / 青森県弘前市
【みちのく春旅】桜色に染まる街で待っていたのは電子の歌姫。初音ミクを愛しすぎた地「弘前」
下北沢並みにシャレオツな暮らしぶりに驚愕 / 青森県弘前市に移住したカップルを描く「連続移住小説 ヒロとサキ」が気になる!!!
日本にいながら世界一周! 野外民族博物館「リトルワールド」での “おうち拝見” がおもしろい!!
食べ放題1100円! ガチ中華最安級の野方『田舎菜館』に行ったらランチバイキングがフレキシブルだった
サイゼリヤ『若鶏のディアボラ風』が6月10日にグランドメニューから消える / 今後は「あったらラッキー」な存在になる理由
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2014話目「休暇明け⑯」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2013話目「休暇明け⑮」
初めての「カプリチョーザ」でサイゼリヤとの価格差にビビるも、『トマトとニンニク』に胃袋を掴まれた
「ハト専用超音波撃退機」を設置した翌朝の光景
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2009話目「休暇明け⑪」
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 2012話目「休暇明け⑭」
岐阜県の道の駅56駅を全制覇したのでオススメ10選を紹介する / 850駅を巡ったマニアのまとめ「全国2番目に道の駅が多い県」
【1000円以下食べ放題】900円のランチ定食注文で炒飯食べ放題! 唐揚げや水餃子もついてくるガチ中華『四川厨房 随苑 内神田店』
定額で遊び放題! 福生『ゲームセンター タンポポ』は、行き場のない “みなし機” の新たな活躍場所 / 懐かしの名機に会える楽園
都内の「天下一品」跡地に10店同時オープンした「伍福軒」が全店一斉閉店 / 6月中旬で店舗ゼロに
覚悟して「2つ折りスマホ」を買って1年2カ月が経過。今の端末の状態と、購入を検討している人はむしろコレを気にしてほしい
【実録】心筋梗塞になりました / 第1話「かつてない胸の痛み」
オニヤンマのフィギュアが虫よけになるってほんと? 2週間かけて試してみた正直な感想
【事件】久しぶりに「串カツ田中」に行ったらほぼ別の店になっていた / 豚もエビもレンコンも食べずに帰ることになった理由
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
中国「渡航自粛要請」から2週間が経った京都市内「祇園」「清水寺」「錦市場」の様子を見に行ってみた
黄ばんだスマホケースを『オキシ漬け』したらこうなった / TPU素材の変色は復活するのか?
【古文書から再現】江戸時代のコーヒーを実際に飲んでみた / 弘前で出会った「藩士の珈琲」
弘前市のスターバックスコーヒーがマジ美しすぎる件 / 有形文化財に作られた店舗
【千葉の安宿】千葉中央駅2分「カプセルホテル ザ・イン」は大浴場・サウナ付きで超快適 / 個室にグレードアップしても1泊4400円は安すぎる!
【駅前30秒】サウナも朝食も立地も完璧で1泊4000円「カプセルホテル レインボー本八幡店」が良すぎた / 圧倒的満足度のコスパ最高カプセル
【家系ラーメン】青森県最強と呼ばれる「井上家」へ行ってみた / 東京のアノ伝説店を思い出す究極のウマさだった!
青森県弘前市の旅行会社が企画したツアーのタイトルが怖すぎる! 『短命県体験ツアー ~青森県がお前をKILL~』
お店の爺ちゃんに気分よく新年を迎えて欲しいから「新宿中村屋」の福袋をすべて買い占めてきた
本場香川県発祥のセルフ式讃岐うどん店「こがね製麵所」に行ったら、意外な食材が天ぷらになっててビックリした!
【太っ腹】青森県がITワーカーの「モニターツアー」を発表! 青森までの交通費 + 宿泊代(最大29泊分)が無料だぞ~ッ!
【夜行バスとセット】バスタ新宿から歩いてスグ「安心お宿」の2時間コースが最高すぎる / 大浴場&ドリンクバー&ご飯食べ放題で2000円