亀沢郁奈 (Kamezawa Ikuna)

ライター

鳥取県出身。独身。大相撲が好き。LUNA SEAが好き。好きな漫画は「ぼくの地球を守って」。好きなFFは「6」。あだ名は「夜の安美錦」。ハマればとことんなんでもやっちゃう無鉄砲で傍若無人な行動派。すぐ旅に出るので1年のうち半分は家にいない。ってか家がない。

「亀沢郁奈」担当の記事 (32ページ目)

【女子必見】ヨーロッパのオシャレなオムツを生理用に使ってみた結果 → 日本でも絶対に普及するべきだから何か別の呼び名を考えよう

ヨーロッパ旅行中にテレビを見ていると、非常にスタイリッシュなCMが流れだした。化粧品か何かだと思ったら、生理用品のCMらしい。何がビックリしたかって、日本のCMでは “青い液体” で血液を表現するところが、こちらではズバリ  “赤” を使用しているではないか。

こちらの人にしてみれば「だって赤じゃん」という考えに違いない。うん、それ正解。「本当は赤」という事実をほぼ全国民が知っているにもかかわらず、なぜ日本ではやんわりと隠すのだろう? 「怖い」という意見もあるかもしれないが、女は毎月しんどい思いをしながらそれを見ているのだ。男は怖いくらい我慢してよ……という気も少し、しなくもない。

実際に生理用品を買うためポルトガルのスーパーへ行ってみて、私はまたもビックリした。ナプキン、タンポンに並んでパンツタイプの “オムツ” が、ナプキンの3倍くらいのスペースをとって大量陳列されている! しかも……とってもオシャレ!

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【スペイン】1枚の写真を手がかりに30年前に住んだ家を探しに行ったらいつのまにか推理モノになった話

3歳のころ家庭の事情で半年ほどスペインに住んだ私には、当時の記憶がほんの少し残っている。それは人生で最も古い記憶であり、「いつか行ってみたい」というノスタルジックな気持ちを心の奥に秘めながら、しかし私はあっさりと30歳を越えてしまったのだった。

今回とうとうスペインを訪れる準備ができた私は、「当時の住所を教えてくれ」と母親に連絡した。すると間髪入れず「覚えているワケがない」という返信。スマホ世代には信じられない話かもしれないが、昔はやたらとデータを残す習慣がなかったんだネ……う〜ん、困った。

両親の記憶をもとに得たいくつかの情報、そして奇跡的に家付近の景色が写った1枚の写真を手がかりに、私はとりあえず行ってみちゃうことにした。「着いた瞬間に記憶が蘇った」とかいう感動の展開を期待しつつ……!

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【ポケモンGO】スペイン〜モロッコを船で渡れば海外限定ポケモンを1日で9種類ゲット!?…と期待して行ったら史上最大のNGルートだった

全トレーナーが欲してやまないもの……それは『海外限定ポケモン』。入手するには交換が一番現実的だ。できることなら ”あげる側” になってフレンドさんに感謝されたい。世界一周しちゃえる身分ならいいが、お金も時間も限られている。効率よくゲットする方法はないものか。

そんなある日「スペイン南部からモロッコへ船で渡れる」という情報を掴んだ。スペイン南部といえば “ヨーロッパ” なうえ ”ギリ西半球” に位置している。そしてモロッコは ”ギリアフリカ” だ。気になる船賃は……破格の3146円(片道)! 所要時間はたったの1時間半だと!?

そんなわけで今回は、より多くの海外限定ポケモンを「 ”丸1日” でゲットする」というチャレンジを敢行してみようと思う。週末しか休めないトレーナーたちの参考になれば幸いだ。

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【ハロウィン】渋谷は熱狂! そのころポルトガルでは…

ハロウィンの起源はヨーロッパで、仮装やカボチャの風習はアメリカ生まれ。それをコスプレして大騒ぎするイベントへと昇華させたのは日本……というのが今のところ定説であるらしい。

欧米におけるハロウィンとは、日本より断然奥ゆかしいイベントだと伝え聞く。おそらく民家にはカボチャのランタンが飾られ、コウモリの帽子などをかぶった子供が「お菓子をくれなきゃ怒っちゃうぞ」とか言うのだろう。想像しただけで「素敵やん」となる。

今年の10月31日、私は奇しくもポルトガルを旅行中であった。渋谷は大騒ぎしているらしいが、こっちだって負けていられない。ハロウィンの元祖をレポートするため、お菓子を買い込み街へ繰り出してみたぞ!

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【異世界】モロッコの市場ってスゲェところだなァ…とりあえずランチにラクダ食べてみたぞ

モロッコ人の人懐っこさはイタリア人も裸足で逃げ出すレベルである。アジア人が珍しいこともあってか街を歩けば「ニーハオ」と、冗談ではなく1日1000回は声をかけられる。最初は「アイムジャポン!」と息巻いていたが、すぐに疲れて「ニーハオ」と返すようになった。

ホテルの人に言わせれば「女性の1人歩きは注意が必要」とのこと。しかし他人との交流を断つことは、この国の魅力を半減させることであると思う。ちなみに私は滞在中1度も危ないめに遭わなかった。要は「気を抜くな」ということなんじゃあないだろうか。

さてモロッコの街を歩いていると、突然市場が出現することがある。この日も真鍮(しんちゅう)製品や、タジン鍋を売る店が連なる市場へ迷い込んだ。楽しくなってどんどん奥へ進んでいったところ、次第に血なまぐさい匂いが漂いはじめ……。

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【さすが本場】スペインの『チュッパチャプス寿司』が寿司でもキャンディでもない件 / 衝撃的なラインナップとネーミングを一挙公開

日本でもおなじみのチュッパチャプスは、スペインで生まれたキャンディである。あまりにも有名なあのロゴデザインを手がけたのは、スペイン出身の画家サルバドール・ダリ。ちなみにピカソもスペイン出身だ。この国の温暖な気候が、爆発した芸術を生んだのだろうか。

スペイン人にとって、チュッパチャプスはとても身近な存在の様子だ。街の売店やカフェの店先には、1ユーロ入れればチュッパグッズの出てくるガチャガチャが設置されている。日本では見かけない “変わりダネ” チュッパも多く、見ているだけで楽しくなってくるなァ。

しかし、そんなスペイン旅行中のある日のこと。スーパーのレジ横に「見ているだけ」では済ませられないチュッパを発見してしまったのだ……。

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【スペイン】『ジャパニーズMANGA』ショップで人気漫画ベスト5を聞いてみた結果 → 1位はドラゴンボール…じゃねぇ! スペイン人半端ねぇ! ってなった

スペインの街を歩いていると、突然視界に飛び込んだのは『心』という漢字の書かれた看板だ。よく見ると横に「MANGA」の文字もある。MANGAとはおそらくあの「漫画」だろう。欧米では日本の漫画が人気と聞くけれど、まさか専門店まで存在していたとは。

海外の人が日本の文化を好きでいてくれるのは非常に嬉しいことだ。秋葉原などへ行けば熱心にアニメやゲームを眺める外国人がいて、図らずも「ありがとうな」という気持ちになる。スペインでは一体どんな漫画が流行っているのだろうか? たぶんドラゴンボールだろうな!

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【密漁はやめろ】なんでサザエ捕っちゃダメ? 海はみんなのものでしょ? 漁師だけズルい!『漁業法』について漁協の人を問い詰めた結果 → 海を守ってる本人だった

海辺を散歩中、海藻がユラユラ流れるのを見つけた。嬉しくなった私はそれを拾い集めていたのだ。すると突然「それを取ったらいかん!」と背後から鋭い声。驚き顔を上げればお婆さんの姿……「漁村の人だな」とひと目で分かる雰囲気である。「ハァ、すみません」とその場を立ち去る私の心には「海藻って取っちゃダメなの?」という疑問が渦巻いていた。

私の生まれた日本海沿岸では、岩場にサザエやアワビが当たり前にくっついている。そしてそういった貝類を獲ってはいけないと、みな幼い頃から知っていた。なぜなら海岸には「監視してるオーラ」をビンビンに発している人が常にいるからだ。しかし……本当にこんな小さい海藻までもダメなのか? そもそもあのお婆さんには一体なんの権限があるというのだろう?

疑問は次第に「海藻くらいイイじゃねえか」という怒りに変わっていった。海は誰のものでもないはずである。『記者』の肩書きを盾に漁業協同組合(漁協)へ電話してみると、出たのは気の弱そうな男性。「私は嘱託職員ですから……」などと、男性はさらに気の弱そうなことを言う。「勝てる」とみた私は勢いのまま取材を申し込み、単身漁協へ乗り込んだのだ!

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【オーストリア】ウィーン少年合唱団を見にウィーンの礼拝堂へ行ってみたら天使の歌声にガチ号泣…しかし少年団の姿は見えない…この意味分かる?

「ウィーン」といえば?

「少年合唱団!」と反射的に答えてしまうことに、世代差はないと信じている。それほどに「ウィーン少年合唱団」の知名度は高いが、実情を知る人は少ないのではないだろうか? 私とてせっかくのウィーン旅行に「少年合唱団が見たい」と思ってはみたものの、はてどうしたものか見当もつかぬ。

未成年の就労には厳しい世論だ。「少年」がバリバリとコンサート活動にいそしんでいるとは考えにくい。あるいは少年とは名ばかりで、実は「少年っぽい青年or中年」の可能性も……? 調べるうちに “ウィーン少年合唱団が礼拝堂のミサで歌うらしい” という情報を掴んだ。しかも「先着順で無料」とある! よ〜し、行列ならまかしとき!

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【中国で人気】すき家の限定メニュー『お好み牛玉丼』はあっさり自作可能!…なのに全くの別モノを作り出してしまった “世紀の凡ミス” とは

夏に中国を旅行中のこと。日本食が恋しくなった私は近くのすき家へ駆け込んだ。日系外食チェーンの中国進出はめざましく、おなじみの店舗を簡単に見つけることができるのである。麻辣、香辣、火辣などなど中国っぽい牛丼メニューが並ぶなか、日本食を欲している私にはスタンダードな『牛丼』一択! と、思いきや……

『大阪焼風味牛丼』(22元/約340円)なる珍メニューを発見し、フラフラと注文してしまった。牛丼の上に生キャベツのみじん切り、ソースにマヨネーズ、かつお節と青のりが乗っている。そういえば「大阪焼」と聞いて日本人の私は即座に「お好み焼きだな」と判断したけれど、中国においても「大阪焼=お好み焼き」の方程式は成り立つのだろうか?

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【大阪】知ってた? 日本で2番目に低い山『天保山』で登頂証明書をもらえるぞ!…とか言って笑われないか不安になったので大阪人に相談してみた / 標高4.53m

「日本で2番目に低い山がある」という情報をキャッチした私の率直な感想はといえば「そりゃ、あるでしょうね」だった。しかしその標高が『4.53メートル』で、おまけに所在地が『大阪』であると知れば急に「ネタの香り」が漂ってきたのだから大阪ってスゴイ。

国土地理院の発表によれば『山の定義』というものは存在しておらず、「周りに比べて地面が盛り上がって高くなっているところ」であれば山といってよいのだそうだ。つまり砂場の砂を積み上げたものだって「山っちゃあ山だし、砂っちゃあ砂」ということになる。要は山を名乗っているかどうか、であろう。

「日本で山を名乗っている中で2番目に低い山」たる大阪の天保山では、なんと『登頂証明書』を発行してくれるらしい! メチャクチャほしいってほどでもないが、もらってきて自慢すれば1日くらいは職場の人気者になれるんじゃないか?

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【ポケモンGO女子】マネネに会いにヨーロッパ観光中! 世界観光の日イベント

グーテンターク(こんにちは)! モーツァルトと宮殿とチョコレートの国・オーストリアに来ています!

海の向こうには日本で入手不可能なポケモンたちがいる。ヨーロッパ旅行を決めた日から、私はそれをずっと楽しみにしてきた。そんな矢先にウルトラボーナスイベントがスタートし、ヨーロッパ限定のバリヤードが日本中に溢れかえったのだ。砂を噛むような思いでタマゴを割った日々も記憶に新しい。

しかしそれは神のくれたサプライズだった。突如発表された『世界観光の日イベント』の内容は「ヨーロッパ限定で新ポケモンのマネネが5kmタマゴから登場」というもの。開催日は私の出発日に合わせたかのごとき9月27日〜10月1日! 思わず「フハハ」って声出ちゃった!

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【贅沢】これが本当のラスト寿司チャンス…覚悟の高級握りで断ち切れ醤油への未練! 出国前に必ず食う『俺の最後メシ』第3回:成田空港ターミナル1(亀沢篇)

日本を飛び立つ前は不安になる。寝坊しないか、日付は合っているか、空港行きの電車が遅延しないか……。保安検査場の手前に飲食店が集中していると知ってはいても、早く安心したい気持ちが強すぎて足早にゲートを通過する。何度経験を重ねてもこの緊張感はなくならない。

そんな感じでいざ搭乗口に到着した時は、結局時間を持て余しているパターンが多いのだ。さて最後に何か食べようと思うが、場所が場所だけに正直「おいしさ」は度外視というイメージを持つ人も多いはず……しかし最近はそうでもなくなってきているらしい。

私が成田空港から海外へ旅立つときの“最後メシ”は、搭乗ロビーに昨年オープンした『すし京辰』。店先に掲げられた「おまかせ握り8500円」のガチすぎる価格設定にたじろぐ搭乗客もいるだろう。私が注文するのは一番安い1800円のセット。それでもなかなかいい値段だが……まぁ聞いてくれ。

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【iPhone11行列】憧れだった発売待ち行列にロケットギャルが初参戦してみた経過報告 → ヤバイ超楽しい! 一体いつツラくなるのかなぁ?

「ロケットニュース24を愛読する女子」のことを『ロケットギャル』という。その話は誰から聞いたんだったっけ? ……もしかすると私が自分で作った言葉かもしれないが、まぁいい。ロケットギャルだった私はロケットニュース好きが高じてロケットニュースのライターになった。そこまではよかったのだが、自分が今ひとつロケットニュースっぽさを出せていないことに若干焦っているのである。

いよいよ明日(2019年9月20日)iPhone11が発売となる……ことには、正直そんなに関心がない。しかし『iPhone行列記事』は当サイトの伝統的人気シリーズだ。今年も発売3日前からソフトバンク銀座店前にて、佐藤記者を中心に行列が継続中である。

問題は私がそこでいかに新人として爪痕を残せるか……その一点に尽きる。発売まで27時間と迫った本日(19日)早朝7時。覚悟と野心を胸に秘め、私は銀座の地へと降り立ったのだった。

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【検証】高額当選が続出と噂の『金持神社』に参拝した人としない人で当選額に差はあるのか? スクラッチを1万円分買ってみたら…スゲェ差がついた / 鳥取県日野郡

「宝くじ高額当選者に多い特徴」を見てみると、イニシャルは「T.K」で男性、A型、乙女座……ってそれ単純に母数の問題なんじゃないのっ? とツッコみたくなるものが多い。しかしその中で、ほぼ全ての当選者に該当する法則があるのだという!!!! それはズバリ「くじを買い続けてきたこと」だ。なるほど継続は力なり……ってバカ! 今すぐ当てたいんじゃー!

「運」は見えないけど確かに「ある」。何らかの方法で一時的に運をブチ上げることができたなら、初めて買った宝くじで億を当てることも可能なのだ。たぶん。運の到来を誰かが教えてくれさえすれば、すぐ売り場へ走る準備はできているものを。

ところで最近気になる噂をキャッチした。なんでも鳥取県の人里離れた山奥に、金運のブチ上がる神社があるとか。そんで人がめちゃくちゃ来てるとか来てないとか……。スピリチュアルな話には慎重なほうだけど、もしもということもあるので行ってみることにした。

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大阪アメ村で「猫×タピオカ」が流行中? 本物の猫に会える店に行ってみたら…芋タピオカ『芋圓(ユーユェン)』が想定外のウマさ! しかも低カロリーで無敵

「他人と同じであることを何より嫌う」……ようなイメージがしなくもない大阪。しかし、そんな大阪もタピオカブームの波には抗えなかったとみえる。若者の聖地たる「アメリカ村」では東京と同様、もしくはそれ以上に多くのタピオカドリンク店がしのぎを削っているようだ。

「全体的にとにかく派手」……な雰囲気が漂っていなくもないアメ村のタピオカ屋は、外見からしてパッと目を引くものが多い。中でも行列のできている店『ノナラパール』はネコのキャラクターが目印だ。こんなカワイイの買っちゃうに決まってるよ。目立つって大事ね!

……と、歩いているうち、またもネコマークのタピオカ屋を発見した。以前はなかったはずだから、アメ村ではネコが流行っているのだろうか? どことなく西洋を思わせる店内は所狭しとネコの絵がデザインされており、店先にはリアルなネコの置物まで……ヒッ! 動いた!

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【検証】同じスーパーで同じ魚の「刺身」は「丸ごと1匹」よりどれくらい割高なのか? 1匹さばいて導きだした衝撃的な金額は…時給3999円!?

刺身を食べたい日、というのがある。それもわりと頻繁に。値引きのタイミングに当たればいいが、当たらなくても買うしかない。なぜならどうしても食べたいから。お腹いっぱいほしいけど、刺身は高いからな。1匹買ってさばけば割安なのは分かるけど……めんどくさいし、手が汚れるしサ……。

とか言ってられるのは今のうちである。シーズンなのだろう、最近スーパーでハマチが山積みされていることには感づいていた。それにしてもエッライ安いので、私はてっきり煮物用と思い込んでいたのだ。それがよくよく聞くと「刺身用」で、同じ魚を刺身にしたものも売られているというではないか。

この日売られていたハマチが1匹322円(税込)。セール特価ではない。地域差もあるだろうが、私の実家近くにあるスーパーでは最近これくらいが相場である。そのあと刺身コーナーへ行ってみると……同じハマチのちっちゃい刺身パックが……なんと429円(税込)!! 全体よりも一部のほうが高い! そ、そんな話ってあんのか!?

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【大相撲】ときは超相撲ブーム! 乗り遅れたアナタへ「ココを押さえときゃOK」な力士トレンドを手短に解説 / 明日から秋場所スタート

大相撲ファン歴10年の私……などと話し出せば、必ず食い気味に「ワシは50年じゃ〜!」と割り込んでくる“永遠の先輩”。彼らは恐らくどの業界にも存在しているのだろう。長く見てこないと分からないことがあれば、初めてだから見えてくるものもあるはずである。

大相撲ってドラゴンボールみたいだ。白鵬という絶対的存在が支配する世界。そこへ遠藤っていう救世主が降臨。コイツ強ぇのに超イケメンなんだ。すると逸ノ城っていうバケモンが別の星からやってきた。こりゃ誰も勝てねぇや! ……ところが今度は照ノ富士っていうドデケェ力士の登場だ。一瞬で横綱になるぞ! 今度こそ連載終了! と、思ったスキに琴奨菊っていうずっと努力してきたヤツが決勝で逆転スリーポイントを決め……あっ、それは別の漫画か!

今年も秋場所が明日8日より両国国技館でスタートする。私の記憶では約5年前に始まった今回の大相撲ブーム、今だ観戦チケットの熾烈な争奪戦が継続中である。『大相撲ブーム10年周期で一瞬訪れる説』はファンの間で囁かれる法則だが、今回のヤツはちょっと非常事態だぞ。

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【ズルイ】中国のはなまるうどんが牛丼・カレー・ラーメンの要素をちゃっかり取り入れてる! 独自に進化した『豚骨味玉チャーシューうどん』を食べてきた

うどんは『ダシ』が命である。この繊細で深い味わいは外国人にゃ分っかんねぇだろうなァ……と日本人は思いたいのかもしれない。しかし分かっているかどうかは別として、いま海外で日本のうどんが大人気であることは紛れもない事実なのだ。

中国で着実に店舗数を増やしている『はなまるうどん』。味付けの濃いイメージがあるこの国でも、ダシの風味が受け入れられたということなのだろう。嬉しいじゃあねぇか……! そう思い上海の店舗をのぞいてみると、なんだか思っていたのと違う気がするんスけど……。

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【実話】祖母の家が火事で全焼してしまいました / 家族の意外な行動や保険金の額、近隣との関係、そして今すぐするべきこと

まさか自分の人生にこんなことが起こるとは……。

今年7月初旬のこと。旅先のタイで、同じく仕事で来ていた父と1日だけスケジュールがかぶった。せっかくなのでと食事に行くと、いつも小言しか言わない父が珍しく「旅行は楽しんでるか」などと尋ねてくる。南国の気候は人の心を穏やかにするのだろうか。

旅先での出来事を語る私。「そうかそうか」とうなずく父。2時間ほど話し、さぁそろそろ帰りましょうかね……という空気の流れたその時だった。突如として口を開いた父が、ゆっくりとこう切り出したのである。

「実はお父さん、すごくショックなことがあってな……」

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