
うどんは『ダシ』が命である。この繊細で深い味わいは外国人にゃ分っかんねぇだろうなァ……と日本人は思いたいのかもしれない。しかし分かっているかどうかは別として、いま海外で日本のうどんが大人気であることは紛れもない事実なのだ。
中国で着実に店舗数を増やしている『はなまるうどん』。味付けの濃いイメージがあるこの国でも、ダシの風味が受け入れられたということなのだろう。嬉しいじゃあねぇか……! そう思い上海の店舗をのぞいてみると、なんだか思っていたのと違う気がするんスけど……。
・カレー! 牛丼! とんこつ!
店先のメニューを見てまず気になるのは、その半分近くが「牛丼」と「カレー」で構成されていることだ。まぁ最近はどこの牛丼屋にもカレーがあるし、別にいいのか……。でもここはうどん屋……はなまる……う〜ん。
そしてメニューに記載された11種類のうどんのうち2つが「カレーうどん」。牛丼の具を乗っけたとおぼしき「牛肉うどん」も2つ。この時点でうどんすらカレーと牛丼に寄っている。日本でおなじみのメニューは「天ぷらうどん」と「わかめうどん」か。
唐揚げとチャーシューが豪快に乗った「肉肉うどん」が「和風」に分類されている点は、難しいところだが和風ダシベースという観点からギリOKとしよう。問題は残り4つが「とんこつスープうどん」であるという点。トッピングにはおいしそうなチャーシューと煮卵が……
……うん。これは明らかに「とんこつラーメンの麺だけうどんに変えたもの」だね。
「日本を代表するファストフードは?」と聞かれたとき、おそらく「牛丼、カレー、ラーメン」の3つを挙げる人が多いのではないか。はなまるうどんは中国進出に際し、それら3つ全ての要素を取り入れにかかったのである。すこし「よくばり」な気もする。
・おいしけりゃいいんだけどネ
まぁ、よくばりだろうがおいしければ問題ない。ラーメンだって中国が発祥であり、日本で進化したのが中国でも認知されたのだ。そこに中国人がうどんを入れただけのこと……「逆・逆輸入」ともいうべき『豚骨味玉チャーシューうどん』を食べてみようではないの。
店のつくりは日本と比べて違和感がない感じである。トレイを持ってオカズを取るスタイルも同じ。
揚げ物コーナーに異常なし。
納豆が大量に陳列されている。中国人の口に合うのだろうか、それとも日本人客が多いのかな?
おでんもある。中国のコンビニでは真夏でもおでんが売られており人気なのだろう。
薬味コーナーも特に変わった点は見られない。
・攻撃力ゼロ
運ばれてきた『豚骨味玉チャーシューうどん』(33元 / 約500円)からは豚骨というより、まろやかなコンソメっぽい匂いが漂っている。1口すすってみると…………うわぁ〜!
コンソメスープみたいだぁ〜!
例えるなら『カップヌードル シーフード味』からパンチをなくした感じ。「豚骨と言われれば豚骨だけど、シーフードと言われればシーフードな気もする」ってなフワッとした味だ。細かいことは抜きにして、とにかくひたすらに優し〜い白濁スープなのである。
丼に添えられた菜っ葉とチャーシューは一切の自己主張をせず、ほのかな味わいと食感のみを残している。卵にいたっては薄味すぎて、ただのゆで卵と見分けがつかない。商品名になっているくらいなので確かに『味玉』のはずだけども……。
どこまでも控えめなスープと具材は、まるで男性の3歩後ろを歩く大和撫子のようだ。気が強い女性の多い中国では、おとなしい日本人女性に憧れる中国人男性が多いのだという。そんな日本人女性をイメージして作られた1杯なのではないか……そんな気すらするまろやかさであった。
・なぜ天ぷらだけ攻めたのか
ちなみに最後に食べたエビ天だけメチャクチャ中国風味だったこともお伝えしておきたい。衣に「スパイシーな何か」が練りこまれているのだ。「中国のはなまるうどんはまろやか」で締めるつもりが……そう簡単にいかせてくれないのがこの国のニクイところである。
メニューをよく見れば『うな重』にまで手を出している様子の、どこまでもよくばりな中国のはなまるうどん。次は一体どのジャンルに手を出すつもりなのか? 現地を訪れた際には確かめてみてほしい。
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
亀沢郁奈










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