都内に77店舗を有する喫茶室ルノアール。その数多くのお店のなかで、もっとも利用する人のタイプが入り混じったお店をご存じだろうか? 私(佐藤)はおそらく、六本木ラピロス店ではないかと考えている。ヒルズやミッドタウンなどの大型商業施設、並びに高級マンション・オフィスビルが立ち並び、なおかつ飲食店や飲み屋などのある歓楽街。それが六本木だ。
当然ルノアールを利用する客層も多岐にわたり、年齢の幅も広い。 “東京の混沌 ” を象徴するのが六本木なら、 “六本木の混沌” を象徴しているのは、このルノアールである。