「ルノアール探訪」の記事まとめ

【ルノアール探訪】東京・吉祥寺店は店内に日本庭園がある / あるいは「街のセーブポイント」としてのルノアール

たとえば、RPGをプレイしている時、ボス戦を前にして「セーブしておきたい」という気持ちになったことはないだろうか? また、パーティがひん死の状態だった場合でも、「1度セーブしたい」となる人は多いはず。そんな「セーブポイント」を発見できた時の安堵感は計り知れない。

では日常ならどうか? 街にセーブポイントに相当するものがあったなら、冒険に挑んだり危険を回避したりできるかもしれない

その日の私(佐藤)にとっては、ルノアール吉祥寺店がセーブポイントだった。このお店には日本庭園がある。店内に……。だがそんなことよりも、私がどれだけこのお店に救われたかについて、述べたいと思う。

続きを全部読む

35.702466139.579449

【ルノアール探訪】ルノアールのピザが激ウマ! 東京・品川高輪店

東京を中心に系列店を含め100以上の店舗を展開する喫茶室ルノアール。その魅力を一言で語るのはとても難しい。居心地が良いことは言うまでもないのだが、知られざるヒミツがあるのもまた、ルノアールファンを魅了する要素のひとつだ。

そのヒミツとは、ボランタリーチェーンを含めて、限られた店舗にしかないメニューが存在すること。なぜチェーン店であるにも関わらず、同じメニューで統一していないのか? それはおいおい調べるとして、今日紹介したいのは品川高輪店で見つけたピザだ。ルノアールなのにピザ? マジかよ!

続きを全部読む

35.630465139.737826

【ルノアール探訪】駅からのアクセスはやや悪いが穴場 / 作業がやたらと捗るお店「渋谷南口店」

東京・渋谷といえば、世界でも有数の繁華街だ。駅周辺は商業施設やビジネスビルが立ち並び、朝から晩まで人が絶えることがない。そんな場所で、落ち着いて作業を行う喫茶店を見つけるのは難しい。大抵どこでも混み合っているし、時間帯によっては他の客の声がうるさくて作業ができない。とくにハチ公口方面で静かなお店はないに等しいだろう。

その点、桜丘町にあるルノアール渋谷南口店はとても過ごしやすいお店だ。穴場的な場所にあり、それほど混みあっておらず、午前中なら集中して仕事にかかることができる。

続きを全部読む

35.655975139.70157

【ルノアール探訪】全席喫煙可の恵比寿東口店で「ゴーヤ」と「ヤーコン」の健康ジュースを飲む

ルノアールは100以上ある店舗のうち、一部が独立した資本で事業を行うボランタリーチェーンだ。そのなかでもJR恵比寿駅の店舗は、大塚店神田淡路町店とは違った、ちょっと特殊な経営をしている。

何が特殊かというと、恵比寿駅の東と西にそれぞれ1店舗ずつあり、どちらもボランタリーチェーンなのである。今回は恵比寿の東口の店舗について紹介したいと思う。私(佐藤)はこのお店に少々思い入れがあるのだ。

続きを全部読む

35.647122139.711681

【ルノアール探訪】時代を感じさせる男子トイレに備え付けられたアレ! 港区・芝大門店

言うまでもなく、ルノアールは古き良き日本の喫茶店文化を継承するチェーン店である。カフェやファストコーヒー店にはない、落ち着いた雰囲気と美味しいコーヒーを提供するお店として、多くの街に根付いている。だが、実は少しずつではあるが、小さな変化が進行している。

全店舗(ボランタリーチェーンを除く)を対象にリニューアルが進められているのだ。古いお店でしか見ることができなかった、トイレの “アレ” もいずれなくなってしまうかもしれない。そのアレとは?

続きを全部読む

【ルノアール探訪】中華丼・ガパオライス・赤カレーなど独創的なメニューが充実の神田淡路町店で「牛カルビ焼」を食す

ルノアールは喫茶店である。その認識で間違いない。何しろ「喫茶室」というくらいだから、コーヒー・紅茶がメインで、食事はトースト・サンドイッチ・ケーキと軽いものばかり。だが、それですべてのお店を語ることができないのが、ルノアールの面白いところである。

過去に大塚店には釜めしがあることをお伝えした。神田淡路町店には、中華丼がある! ガパオライスがある! 赤カレーがある! そして牛カルビ焼きのセットがあるッ!!

続きを全部読む

【ルノアール探訪】電源・Wi-Fi・コピー・名刺スキャンなど充実 「サテライトオフィス」として利用できる新橋汐留口駅前店

喫茶店とは、時として外回りの多いサラリーマンにとって「第2のオフィス」として活用されることがある。また、特別な内容を打ち合わせるミーティングスペースとしても利用されるだろう。そんなビジネス用途に特化したルノアールを今回は紹介したいと思う。

そのお店、新橋汐留口駅前店は、もう出社する必要がないのでは? と思うほど、設備が充実しているのである

続きを全部読む

【ルノアール探訪】交錯する人間模様、欲望渦巻く街にある「六本木ラピロス店」のトイレに隠された秘密

都内に77店舗を有する喫茶室ルノアール。その数多くのお店のなかで、もっとも利用する人のタイプが入り混じったお店をご存じだろうか? 私(佐藤)はおそらく、六本木ラピロス店ではないかと考えている。ヒルズやミッドタウンなどの大型商業施設、並びに高級マンション・オフィスビルが立ち並び、なおかつ飲食店や飲み屋などのある歓楽街。それが六本木だ。

当然ルノアールを利用する客層も多岐にわたり、年齢の幅も広い。 “東京の混沌 ” を象徴するのが六本木なら、 “六本木の混沌” を象徴しているのは、このルノアールである。

続きを全部読む

【ルノアール探訪】JR中野駅周辺の「ルノアールトライアングル」の本陣、圧倒的広さを誇る中野北口店

日本の喫茶店文化を、陰で支えているのはルノアールにほかならないだろう。どれだけスタバをはじめとする海外発祥のコーヒーショップが販路を拡大しようとも、あの居心地の良さには勝てない。なぜなら、フラペチーノではくつろぎを得られないからである! おっさんの私(佐藤)には、スタバの注文が難しすぎるんじゃいッ!!

という訳で今回は、ルノアール中野北口店について紹介したいと思う。

続きを全部読む

【ルノアール探訪】新宿・歌舞伎町の歓楽街の喧噪を忘れさせる、落ち着きの空間「新宿区役所横店」

私(佐藤)が上京したのは31歳になる年だった。それから早いもので14年もの月日が経ち、今では東京人ヅラしている自分を自嘲気味に笑う時がある。それまでの私の人生を一言で表すと「無知」だ。何も知らない、知らないことさえも知らない。恥ずかしい話、「喫茶室ルノアール」さえも知らない人生を歩んできた。上京して以降、ルノアールを知ることとなる。

本稿では、ルノアールのすばらしさと、関東を中心に展開する各店舗の知られざる魅力について、お伝えしたいと思う。その第1回は新宿・歌舞伎町のド真ん中にありながら、喧噪を忘れさせてくれる「新宿区役所横店」だ。

続きを全部読む