ミュージシャンにとって、アルバムとは己のすべてを注ぎ込んだ、まさに命の結晶だ。ストリーミング全盛のこの時代、アルバム単位で楽曲が聞かれることは以前より確かに少なくなった。しかし、アルバムそのものの重要性は、昔も今も変わらないのである。
先日、とある海外ミュージシャンがニューアルバムを発表した。発売に際し、彼はアルバムの全曲レビューを依頼される。が、何を思ったか彼は、アルバム全曲をダンスで表現し始めたのだ。……ちょっと意味が分からないが、その様子があまりにも面白すぎるためご紹介しよう。念のため言っておくと、彼は別にコメディアンではない。