いや~失敗した! もっと早く調べておけばよかった。でもまあ、今週の東京はまだ暑いみたいだし……。何の話かというと、リュックを背負った時に背中が蒸れすぎて、私(あひるねこ)は非常に困っているのだよ。

言うまでもなく、背負ったリュックは背中と密着する。そのため、ずっと背負っていると背中が蒸れて、猛烈に熱くなってしまうのだ。この現象に長いこと悩まされていた私は、何かいいグッズはないかと Amazonを開いてみた。その結果、超ピッタンコなアイテムを発見したのであるッ!

・背中が蒸れる……

汗っかきの上司に激辛料理を食べさせては、その様子をゲラゲラと笑っている私であるが、意外と自分も汗っかきだったりする。朝、リュックを背負って出勤すると、会社に着く頃には背中が汗でびっしょりなんてのは日常茶飯事だ。

とはいえ、リュックは楽だしこれからも使いたい……。そうだ! おーい、アマゾえもーーん! 何かいい道具出してよーーー!! するとアマゾえもん、こんな商品を提案してくれたぞ。その名も『汗とおる君』。税込2350円なり(2018年10月1日現在)。

・便利アイテム発見

なんでもこの『汗とおる君』をリュックに取り付けると、背中を風が通り抜けて蒸れを防いでくれるんだとか。マジかよアマゾえもん! しかもこれ、なんか「Amazon’s choice」とか書いてあるんだが。要はAmazon のオススメ商品ってことだな? よし買った!


──翌日


無事に届いた『汗とおる君』は、なんというか、柔らかい柵みたいなヤツだった。……何やコレ。

・リュックに取り付ける

でもまあ、見るからに通気性が良さそうではある。厚さは2センチ弱といったところか。コイツをリュックの背中の部分に取り付けろとのこと。よし、さっそく付けてみよう。ロープをリュックの肩ひもにくぐらせ、ストッパーで止めれば……。


完成である。

・背負ってみた

ちょ~っと不格好な気がするが、試しに背負ってみると……おや? 思ったよりも目立たない。


そして……おお、たしかに背中に隙間ができているのが自分でも分かるぞ。ふにゃっとした素材なので、背負った時の違和感もあまりなかった。


ただ、これだけだとイマイチ効果が分かりづらい。実際に背負ったまま歩いてみる必要があるだろう。というわけで、光の速さで退勤することにした。少々気が引けたが、これも検証の一環なのだ。そんじゃ、お疲れーーーーッス!


──翌週


都合のいいことに、10月1日(月)の東京は台風一過で30℃を超える暑さとなった。『汗とおる君』の性能を確かめるにはうってつけの環境である。これにより前回早く帰った意味が消滅するが、まあそういう日もあるさ。

・使ってみた感想

さて、『汗とおる君』を装着したリュックで出勤したところ、結論から言うと背中の蒸れは大きく緩和された。歩いていても、風が背中を通っているのが分かるのだ。わずか2センチ弱の隙間でも、あるとないのでは体感温度がまるで異なる。


もちろん、決して涼しいというわけではない。普通に暑いし、背中に汗もかく。だが、蒸れて汗びっしょりになることは、おそらくないだろう。夏の時期、私は背中によくタオルを挟んでいたのだけど、もうその必要もなさそうだ。


ただし、ノートパソコンのような固くて重い物を入れたり、満員電車でリュックを前に抱えたりすると、邪魔&痛いと感じることはあった。私の場合、背中の蒸れが緩和されるならそれくらいは我慢するが、このあたりは個人差もあるかもしれないな。

・夏の必携品か?

返す返す、もっと早くアマゾえもんに聞いておけばよかったと思わずにいられない。彼がいれば、猛暑が続いたこの夏だってもう少し快適に過ごせたはず。汗とおる君……ふざけた名前のわりに、実に有能な男であった。来年もよろしくな!

参考リンク:Amazon「汗とおる君」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ふにゃっとした素材だ

▼思ったよりも目立たなかった