新幹線のお供といえば駅弁。先日も新潟駅から東京駅に向かう前に、駅構内の売店で人気駅弁を買って乗ることにした。別に1位・2位と紹介されているわけではないのだが、弁当コーナーをパッと見てとくによく売れていたのが……「えび千両ちらし」である。
というのも「えび千両ちらし」は、へぎそば・笹団子と並ぶ新潟名物だからだ。駅弁大将軍(いわゆるグランプリ)にも輝いたことのある駅弁で、テレビ番組の企画や東京駅、上野駅でも人気ナンバー1と紹介されるほどのレジェンド。ってことで、買っちゃいました!
新幹線のお供といえば駅弁。先日も新潟駅から東京駅に向かう前に、駅構内の売店で人気駅弁を買って乗ることにした。別に1位・2位と紹介されているわけではないのだが、弁当コーナーをパッと見てとくによく売れていたのが……「えび千両ちらし」である。
というのも「えび千両ちらし」は、へぎそば・笹団子と並ぶ新潟名物だからだ。駅弁大将軍(いわゆるグランプリ)にも輝いたことのある駅弁で、テレビ番組の企画や東京駅、上野駅でも人気ナンバー1と紹介されるほどのレジェンド。ってことで、買っちゃいました!
駅弁は良いものだ。できることならば北から南まで、存在する駅弁をあまねく味わいたいところである。しかしながらなかなかどうして、手が届かないものだ。
例えば西で暮らす記者にとって、東のシウマイ弁当(崎陽軒)や峠の釜めし(おぎのや)などがそう。食べてみたいと思いながら、どれくらいの年数が過ぎたことだろう。
そんなある日のこと、ひょんなことから峠の釜めし味のポップコーンに相まみえる。本物の味を知らない若輩者であるが、まずはこちらのポップコーン片手に釜めしに思いを馳(は)せてみることにしたい。
現在、京王百貨店新宿店で駅弁のイベントが開催されている。正式名称は「第58回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」といい、期間は2023年1月22日まで。
実際に会場まで足を運んでみると、予想通り人が多い。売られている駅弁が有名なことは知っているけど、この人ゴミはちょっとなぁ……という気持ちに引っ張られるように、私は上のフロアに向かった。
駅弁が好きだ。旅情をそそるだけでなく、弁当としての完成度がいずれも素晴らしいと感じる。ゆえに、機会さえあれば駅弁を買う日々だ。
そしてこの半年ほど、訳あって週イチのペースで京都駅にて駅弁を購入する機会に恵まれている。そんな記者が1000円前後で購入できる、これぞという駅弁を5つ紹介したい。メモの用意をどうぞ!
何十年も「駅弁」の良さがわからないまま生きてきた。
冷たいご飯が好きではないので「駅弁が」というより弁当全般が苦手だった。冷えた弁当より、あったかいご飯の方が美味しいに決まっている。だからデパートの駅弁特集などで並ぶ人の気持ちもわからなかった。
そんなアンチ駅弁の牙城を崩したのは、あるロングセラーの駅弁だった。
その名も「元気甲斐」。
山梨県・小淵沢の駅でその駅弁を初めて見たとき、正直ふざけたネーミングだなと思った。甲斐の国だからって「げんきかい」って……。しかし、ひとくち食べた瞬間から私は「元気甲斐」の虜になったのである。
貨物列車を見るのが好きだ。コンテナには何が詰まっているんだろう、飛び乗ったらばどこか知らない街にまで行けるだろうか。目の前を通り過ぎるその一瞬で、さまざまな妄想が頭の中を駆けめぐる。
貨物列車はロマンの塊と言って差し支えなかろう。そんな貨物列車に萌(燃)えるある一定の人種を狙ってか、駅弁で知られる淡路屋が「JR貨物コンテナ弁当(1420円)」の販売を開始した。これは……買うしかない。
先日、新宿のイベント会場で『ミッキーマウス / GOGOランチBOX』なるお弁当を発見した。鹿児島の会社(松栄軒)が販売しているもので、価格は税込1280円。
これが高いとか安いと考える前に、私の脳裏には1人の同僚の姿が浮かんだ。当サイトをよくご覧になっている方ならばお察しと思う。そう、彼である。
2022年1月20日まで、東京・新宿で「第57回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が開催されている。有名な駅弁が一堂に会すイベントだから、会場を訪れると何を買うか迷いまくるのだが……。
中国地方の駅弁コーナーの前を通りかかったとき、私は迷わず手を伸ばした。その駅弁がめちゃくちゃ美味しそうだったというより、岡山県が目立ちまくっていたからだ。なんだこのトンガリ方は!?
日本には数多くの駅弁があるが、『水戸印籠弁当』ほど中身の想像がつかないものは珍しい。大抵の駅弁は『牛タン弁当』とか『いか飯』のようにネーミングで分かるのに対して……印籠である。圧倒的に手がかりが不足している。
唯一ヒントとなるのは「水戸」の部分だろう。おそらく、水戸の名産品が入っていると思われるが、水戸の名産品って納豆? 納豆を弁当箱に入れて匂いは大丈夫なんだろうか? と思いながら購入。開封してみると……
一度その味を知ってしまえば定期的に食べたくなる、東筑軒のかしわめし。当サイトにも、ちょいちょい登場する福岡県を代表する駅弁だ。
かねてより、同社のうどんは取り寄せ可能だったが、いつの間にか弁当もオンライン販売を始めていたようだ。こりゃあ、急いで買わんといかんばい!
本日7月16日は「駅弁記念日」である。1885年7月16日に開業した栃木県宇都宮駅で、日本ではじめて駅弁が販売された日らしい。握り飯2個とたくあんを竹の皮で包んだものを5銭で……今でいうと約1000円でホーム売りしたのが始まりだという(諸説あり)。
ちなみに4月10日は「駅弁の日」で、こちらは弁当の「弁」が “4“ と “十” の組み合わせで「当」は “とう” だから4月10日なのだとか……いや「駅」は無視かよ。という話はさておき、とにかく記念日にふさわしい弁当を買いに、東京駅の「駅弁屋 祭」に行ってきた。
新宿駅南口改札内の「駅弁屋 頂(いただき)」では、全国あちこちの駅弁を販売している。けっこうボリューミーなものから、おかずのみの “おつまみ駅弁” まで種類は豊富。今回購入したのはズバリ後者で……有名駅弁のおかずだけが入っているコンパクト弁当だ。
創業100年越えの老舗駅弁メーカー「丸政」から1970年に発売された『高原野菜とカツの弁当』……のチキンカツとナポリタンのみが入っている『丸政のチキンカツ』。ファミコンのカセットみたいなレトロなパッケージだが、こいつがマジで最高にうまかったぞ!
だいたい週に1度、職場で駅弁を食べている。職場近くのJR新宿駅南口コンコースに「駅弁屋 頂(いただき)」があるため、出勤前にチラ見して “旅の目的地” を決めているのだ。駅弁のおかげでアチコチ旅行に行った気分になっている。
ただ、この日はじっくり選ぶ時間がなかったので “ジャケ買い” を敢行。レトロでかわいい『ワインのめし』を持ってレジに並んだ。ラスト1個だったから、きっと人気弁当なのだろう。さあて今回の目的地は……山梨県だッ!
軍鶏(しゃも)といえば、闘争心の強いニワトリだ。胸筋が発達し、首が直立した勇ましい姿をしている。そのため肉質の締まりが良く、美味しさが凝縮されているらしい。なかでも茨城県北部の奥久慈(おくくじ)の大自然が生んだ「奥久慈しゃも」は絶品なのだとか。
先日、そんな奥久慈しゃもが主役の駅弁『奥久慈しゃもべん』を新宿駅で購入した。2021年3月に誕生したばかりの駅弁なのだが、こいつがガチで美味しかったので報告しておきたい。本当にケタ違いのインパクトだった……!
駅弁が好きだ。ことあるごとに言っている気はするが、その地にしかない魅力を詰め込んだ駅弁を、乗り物に揺られながら食べるのが大好きだ。
九州エリアでは、新八代駅などで購入できる『鮎屋三代』が、特に気に入っている。あれ、美味しいんだよなあ~。久しぶりに味わいたいと思いながらも、遠方のため入手叶わず。それならばと、自分で作ってみることにした。
神奈川県鎌倉市の大船といえば、東海道線や横須賀線の車窓から見える「大船観音」が有名。顔面の迫力がMAX過ぎる白亜の観音像は、街を見守るシンボル的存在だ。1度見たら忘れられない強烈なインパクトを放っている。大船のラスボスと言っていいだろう。
そんな大観音様より古い歴史を持つのが……知る人ぞ知る駅弁、その名も「大船軒サンドウィッチ」だ。日本初の駅弁サンドウィッチとして大ヒットし、サンドウィッチが国内に普及するきっかけになったレジェンド弁当である。たまたま品川駅で見つけたので買っちゃいました!
JR新宿駅の南口コンコースに「駅弁屋 頂(いただき)」があることを知ってから、だいたい週イチのペースで出勤前にのぞいている。オフィスで鉄旅気分を味わうためだ。各地の「うまい!」が彩りよく詰まった駅弁選びは、1度ハマったらなかなか抜け出せない。
今回、目をつけたのは新宿駅一押しの幕の内……その名も『新宿弁当』である。なんでも新宿から甲州、信州に向かう中央線の沿線から “おいしいおかず” をたっぷり詰め込んでいるという。よしよし、いいぞ。今日の昼飯はこいつで決まりだっ!