新型コロナウィルス感染症の拡大が予断を許さない状況になっている。外出自粛や往来自粛を要請する都道府県も出ており、一部の小売店では大混雑が起こっているようだ。去る2月下旬にはトイレットペーパーが不足するというデマから買い占めが起こり、日本家庭紙工業会が否定の声明を出したことは記憶に新しい。
ビッグデータマーケティング会社の『True Data』が、全国のドラッグストア、スーパーマーケットの購買データを調査したところ、新型コロナウイルスの流行によって消費行動に変化が起きているという。前述のトイレットペーパーでは、消費者が殺到した2月28日の購買個数が1月平均(1日あたり)の約6倍を記録。衛生用品も前年同月比を大きく超える売り上げを示しているという。