ジャンボ。まるでミツバチが花の蜜に誘われるがごとく、私はポテトの香りに誘われる。ある日のこと。ほんのかすかな香りから「あるな」と確信した私は、薄暗い店に入店した。ドッコイショと椅子に座り
「ポテトくれい!」
と美味しんぼの海原雄山ばりに雄叫(おたけ)んだ。しかし一向に店員が来る気配はない。腕組みをしながら、姿勢良く待ち続ける私。──と、その時、遠くの方から声がした。
海外の下らなくて、変で、面白い人や物、出来事などを紹介しています。
ジャンボ。まるでミツバチが花の蜜に誘われるがごとく、私はポテトの香りに誘われる。ある日のこと。ほんのかすかな香りから「あるな」と確信した私は、薄暗い店に入店した。ドッコイショと椅子に座り
「ポテトくれい!」
と美味しんぼの海原雄山ばりに雄叫(おたけ)んだ。しかし一向に店員が来る気配はない。腕組みをしながら、姿勢良く待ち続ける私。──と、その時、遠くの方から声がした。
良いか悪いかわからないが、Webライターを生業とする私、P.K.サンジュンは「ヘイトスピーチ」に慣れ過ぎてしまっている感がある。元来それなりにハートが強いうえ、この業界に身を置いてからは無数の矢をこの身で受けて来た。手前味噌ではあるがが、鍛えられ方が違う……のだと思う。
最近では私に向けらえたヘイトに感情を揺さぶられることもほとんど無いが、それでも間が悪いとイラっとはしてしまう。例えばまさしく今日、Twitterで目にした「さすが在日、自らキチ〇イアピールとは……さっさと国に帰って、どうぞ」という投稿には、ちょびっとだけイラっとした。
長く続いた入国規制が緩和されたのを受け、3年ぶりにタイを訪れてみた私。西洋やインド人を中心に観光客の姿が見られるものの、やはり “かつての賑わい” とは程遠いのが現状だ。無くなってしまったお店も多くあり、つい「コロナがなければ」と言ってみたくもなる。
そんな閑散としたタイの街を歩いていると、マッサージ屋の店先で『ドクターフィッシュ』の水槽を発見。かつてブームとなった頃はそこらじゅうで見かけたが、そういえば最近ずいぶん少なくなった。観光客が来ない2年間、ドクターフィッシュたちは元気だったのだろうか?
おや…………!?
いよいよ5月27日に公開が迫る、「トップガン マーヴェリック」。世界レベルで説明不要な超名作「トップガン」の、36年ぶりの新作だ。
それに伴い、ワールドプロモーションツアーでトム・クルーズ(以下トム)とジェリー・ブラッカイマー(以下ジェリー)が5月23日から来日していた。
小学生の頃からの「トップガン」ファンな筆者も、来日記者会見とジャパンプレミアに取材という形で潜り込んだのだが……プレミアでのトムのファンサが異次元すぎた結果、「トップガン」ファンからトム・クルーズファンになってしまったぜ!
リトルブラジルとして有名な群馬県の大泉町では、ブラジル人によるハンバーガーショップが最近注目されている。その名も「BURGER’YA(バーガーヤ)」だ。県外からここを目当てに日々多くの人々が訪れているとのこと。
人気の理由は、ブラジル特有の “肉” や “スパイス” などを本格的に味わえるほか、ハンバーガーの常識をブチ破る迫力のチーズトッピングバーガーやインスタ映えしそうな生クリームモリモリのシェークが楽しめるかららしい。
ジャンクフードハンターの筆者は、さっそく「BURGER’YA(バーガーヤ)」へ向かうことにした。
みんな元気セヨ! 最近、BTSなどのK-POPアイドルの影響で日本でも流行りつつある「MBTI」。当編集部でも検査していたように、16種類に人の性格を分けてくれる検査だ。
韓国でも3年前までは知る人ぞ知る検査だったが、今では自己紹介に検査結果を入れることが普通になったくらい常識となった。
今回はそんなMBTIについて、そして韓国ではどう使われているかについて解説したい。
海外旅行の一番の楽しみは食べること。しかし似たような味が毎日続くと飽きてしまうのも事実だ。そんなとき意外に食べたくなるのがインスタントヌードル。ここタイでも、スーパーへ行けば様々な商品を見つけることができる。
カラフルな現地メーカー品も魅力的だが、日清の『カップヌードル』も健闘しているようだ。お! あっちにあるのは韓国の『辛(しん)ラーメン』だな? そういえば以前インドの山奥を旅したときも、辛ラーメンだけは売っていて感動したんだっけ……って、ちょっと待て!
よく見るとお前……本当に『辛ラーメン』か!?
2022年5月24日……つまり今日! 松屋で新商品の『プーパッポンカレー』が発売開始となった。プーパッポンカレーとは比較的メジャーなタイ料理「カニとタマゴのカレー」のことで、これが激ウマ!! 松屋にかかる期待は非常に大きい。
というわけで、販売開始の10時ジャストに松屋で『プーパッポンカレー』を実食! つまり最低でも日本最速タイ!! もしかしたらこの夏、日本における過去最大規模の “プーパッポンカレー旋風” が吹き荒れる……かもしれない。
これからお伝えする記事の内容には、もしかしたら不確定な要素が含まれているかもしれない。なぜなら今回ご紹介する『J.CHICKEN(ジェイチキン)』は上海発祥のフライドチキン専門店なのだが、日本語公式サイトはおろか、ネット上にも情報がほぼ無いためである。
そのため、なるべく事実だけを忠実にお届けするつもりであるが、万が一「それは違うぜ!」なんてことがあってもご容赦いただければ幸いだ。J.CHICKEN──。謎が多すぎるフライドチキン専門店である。
日本から見れば、何から何まで謎に包まれている人物プーチン大統領。先日、ロシア人と話す機会があったので、雑談的にプーチン大統領をどう思うのか聞いてみた。すると、かなり過激なことを言い始めたではないか。その話があまりにガチすぎたので名前と顔を隠してお伝えしたい。
みんな元気セヨ! 世代問わずみんな大好き、ポケモン。韓国でももちろん大人気だ。
韓国では今十数年ぶりに「ポケモンパン」が再発売され大流行中だ。なかなか手に入らないどころか転売までされているらしい。
スーパーの菓子パンコーナーなんかで見かける普通のパンに過ぎないが、なぜ今韓国では転売されるほどになってしまったのか。
大人気になった理由と、実際にパンを購入するまでの道のりを紹介したいと思う。
ジャンボ〜! 今回はポテトじゃないよ。タバコだよ。というのも、とある街をポテロールしてたら、面白そうなおばちゃんがいたのね。話を聞けば「タバコだよ」って。でも、いわゆる紙巻きのタバコではない。
どうやって使うのかと聞いたら、おもむろにタバコ女将(おかみ)は……
ジャンボ。その日オレは愛車トヨタ・ラウムに乗って、ケニアのナイロビはランガタロード(langata road)あたりを流していた。すると車内に漂うポテトの香り。オレはポテ臭をたぐりよせるように車を走らせ、やがてポテ源地を特定。その店は、名前の無いポテト屋だった。
入店するなり「ポテト」とつぶやく。店主は無言で頷いて、目線で「あっちに座って待ってろ」と店内の椅子を指していた。
みなさんお元気セヨ! 世界的コーヒーチェーン、「スターバックス」。略して「スタバ」は韓国でも大人気だ。
期間限定で発売されるグッズは秒速で売り切れるほど、スタバは韓国でも幅を利かせている。今回はそんな大人気のスタバが密集している地域が韓国にあると聞いたので、調べてみた。
1968年発売の『出前一丁』(日清食品)は『チキンラーメン』や『カップヌードル』と並ぶインスタントラーメン界の金字塔。中国や台湾でも非常に人気が高いことで知られるが、実はヨーロッパ圏でも売られていることをご存知だろうか。
「どのスーパーにもある」ってほどではないが、例えばアジア食材店へ行けばほぼ確実に売られているぞ。しかもやたらと種類が多く、価格はタッタの0.5ユーロ(約67円)だ。いくら円安だからって、さすがに67円なら余裕で買える。ってことで全部買ってみた!
ジャンボ。ケニア唯一のマン・オブ・ザ・ポテト(ポテト評論家、ポテトジャーナリスト、ポテリート、ポテリスト、ポテラー、ポテトマン)であるオレは、今まで「通(つう)」を演じていたのかもしれない……。
そうオレに思わせた店が、ケニアはナイロビにある「アカシアファーストフード(acacia fast food)」である。
ジャンボ。ケニア唯一のポテトジャーナリストのチャオスだよ。この日もオレはダイヤモンドの原石を探すべく、アフリカ最大のスラム街「キベラスラム」をポテロールしていた。安くてウマいポテトを探すために。
ポテトはどこじゃ、ポテトはどこじゃ〜と、ナマハゲよろしく街を徘徊していると、いつしか深いスラムに入ってしまった。オレは正直、怖くなってきた。しかし、進めば進むほどスラムの闇は濃くなってゆき──
みなさんお元気セヨ! 突然だが今韓国では空前の「おまかせブーム」が起きている。おまかせ? 何を? って聞かれたら答えてあげよう。そう。もちろん寿司のことだ。
日本で俗に言う「回らない寿司」の中でも高級店でネタ全て職人さんにおまかせするそれだ。