「和才雄一郎」担当の記事 (4ページ目)
いまから思えば不思議なのだが、東京のことなど一切知らない学生時代の私は「上京したら吉祥寺に住む」と決めていた。テレビか何かで吉祥寺を見て憧れがあったのかもしれない。
あるいは、東京のようなコンクリートジャングルで暮らすには近くに大きな公園がある街じゃないと厳しいと判断したのかもしれない。
なにぶん20年ほど前のことなので詳しく覚えていないが、とにかく私は吉祥寺駅の駅前を降りてすぐ近くにあった不動産屋へ行き、そこで紹介されたのが吉祥寺駅から徒歩30分くらいのアパートだった。
新宿駅の地下を歩いていると、『食品ロス削減推進コーナー』と書かれたPOPを見つけた。そこは「新宿駅西口広場イベントコーナー」というエリアで、大体いつも何かしらの展示が行われている。
私が訪れた日は「森永菓子販売会」が開催中だったから、フードロスのコーナーがあるのは不思議ではない……が! なんだか不思議なものを見たような気持ちになった。なぜなら、まったく見知らぬお菓子が山積みされていたからだ。なんだこれ? 全然知らんぞ。
歌舞伎町、ホットケーキ、美空ひばり……全く脈絡のない3つが不思議と繋がったので、思わず混乱してしまった。
なぜここで美空ひばりが愛したホットケーキなんて売っているんだ? というか、そもそもなぜ美空ひばりなんだ? ……色々と気になったので注文してみた。
子供の頃、500円は大金だった。親におつかいを頼まれて500円玉を渡されたときは、絶対に落としてはいけない重圧からポケットの硬貨を何度も確認してスーパーへ向かったものだ。
あの感覚! 500円玉1枚で緊張したりテンションがブチ上がったりしていた頃の金銭感覚を取り戻せば、お金が無くてもそこそこハッピーに生きられるのではないか?
新宿の地下を歩いていると、店名だけで “攻めている” ことがわかるラーメン屋があった。その名も『ハイマウント』。
総合格闘技あるいは柔術的に言うとハイマウントとはマウントポジションの中でも極め(フィニッシュ)に近い形。つまり、より危険なポジションである。ボコボコに殴られるか、関節技が飛んでくる寸前。
そんなポジションを店名にしているお店が、あっさりした塩ラーメンなど出すわけがない……と思ったら、店名の由来はマウントポジションとは全く関係がないっぽい。
しかし、絶対にコッテリしたヤツだろという直感は当たっていた。お店の紹介文を読むと、このように書かれている。
急に方向性を変えすぎだろ……と私はマクドナルドのレジ前で思った。正確に言うと今回から急に変わったのかどうか分からないが、前のインパクトが大きかったがゆえにギャップも大きい。
何の話かというと、マクドナルドのハッピーセット。本記事を執筆している2024年3月25日時点で展開している おもちゃの1つが『ボタンの図鑑』なのだ。これは渋い!
高田馬場のあたりを歩いていたら、「わんこ餃子」と書かれた張り紙を見つけた。一瞬「わんこ……犬!? 犬の餃子?? え!!!!」と残酷な想像をしてしまったのだが、すぐに「そばの方のわんこね」と理解した。
だけど……そばの方のわんこだとしたら、それはそれでどうなんだって話である。わんこそばの感覚で餃子を楽しむことなどできるのか? わんこそばのスタイルを餃子に取り入れたら、とんでもなくハードな食べ放題になるのではないか? ……と気になったので入店してみた。
焼肉ライクで18時以降から販売されるメニューがある。つい最近始まったばかりなので知らない人だっているだろうが、新発売のおつまみ&ちょい飲みセットだ。
公式サイトでは、「ちょい飲み+焼肉を始めよう!」と大々的に売り出されている。焼肉屋に飲みに行って “ちょい” で終わる人が一体どれほどいるか疑問だが、とにかく気になるので行ってみた。
そのお店は「小郡肝串串香」というのだが、私は今だになんと読むか分からない。ただ、入店する前からメチャクチャ安いってことは分かった。なぜなら、「食べ放題90分で980円」と看板に書かれていたから。
もはや意味がわからない価格である。定食とかじゃなくて、食べ放題で980円!? いくらランチタイムとはいえ安すぎる。「9」の前に「1」とか「2」が付いてないか? ……と看板を五度見くらいしたのち入店したので報告したい。
ステーキ店や焼肉店が安くなるのは大体29日。あるいは2月9日だ。お察しのように(29)ニクの日だからなのだが、本記事で紹介する「ジュークステーキ」は毎月19日に安くなる。
つまり今日! 3月19日にジュークステーキへ行ったらメチャクチャ安く済むぞ〜!
厳しいことを言うようだけど、ChatGPTにはガッカリした。人間の仕事を奪いかねないほど高度なAIと聞いていたが、所詮その程度か? はっきり言おう。全然ダメだ! 人間ナメんな!!
……という気持ちになったのは、私が妻へのプレゼント選びをChatGPTに相談したときのこと。ホワイトデーが近いから何か良いアイディアはないかと思って聞いてみたのだが、表示された回答を見て思わずため息が出た。
これからお話することは、私にとって1種のトラウマ。いつもは心の奥底に凍結保存しているのだが、毎年この時期に新社会人を目にすると解凍が始まってモゾモゾと動き出す。
20年ほど前なのに、まだ忘れられない。でも昔のことだから、いま書いたところで誰にも迷惑をかけないだろう。舞台となったお店はすでに閉店したようだし、もう時効だよな……と判断して公開することにした。
「七段構えの戦法」と言えばバルチック艦隊を撃破した連合艦隊の戦術として有名であるが、いま東京駅では六段構えの戦法と言いたくなるような「ちょい飲みキャンペーン」が行われている。
何を言っているか分からないかと思うが、私も何を言っているか分からない。私が分かっていることといったら、数十分前に敵の術中にはまってしまい、その結果ろれつが回らない状態となっていることくらいである!
「なにわ大阪食いだおれ うまいもんまつり」
大阪のコテコテ感を濃縮させたような名称のイベントが、東京の新宿・京王デパートで開催されている。当然ながらそこで販売されるものもコテコテで、お好み焼き、たこ焼き、そして551……。
定番と言えば聞こえはいいが、あまりにも代わり映えしないメンツ。そう思いながらも会場へ足を運んだところ、「え?」となったので報告したい。
スマホを眺めながら、思わず「どういうことやねん」と声が出た。なんだこれ? 意味がわからない。
商品写真の段階で明らかに具がはみ出しているのに、「はみ出さないように工夫します」って、マジで意味がわからない。それは無理だろ!
正直なところ、私は今もよく分からない。700円の冷凍カツサンドが地下鉄の駅構内で売られていた意味が。なんでそこなんだという気持ちが、心の中でくすぶり続けている。
ただ、買ってみて分かったこともある。疑問がすっきり解けて晴れ晴れとした気持ちになったわけではないが、腑に落ちる部分もあった。以下で詳しく説明しよう。
和食さとの「牡蠣食べ放題」で食べ放題になるのは、なにも牡蠣だけではない。牛肉も豚肉も鶏肉も寿司も天ぷらも何もかもが食べ放題。あまりにも食べ放題の対象範囲が広いので、大体の料理は無制限で食べられると思ってしまうほど。
いや、おそらくその認識でもあながち間違いではない。メジャーな料理はほぼほぼ食べまくれそうな勢いだ。
ただし……!
どんなニーズにも対応しようという守備範囲の広さゆえに、一瞬「どうしよ!?」となることもあったので報告したい。