
つい先日、Wikiepedia(ウィキペディア)に寄付をした。金額はほんの少しではあるが、いつもお世話になってるしな〜と思って寄付したところ、辿り着いたのは見慣れぬ物販サイト。
Wikipediaがこんな商売をしていただなんて……知らなかったぞ!
・最小金額を寄付
Wikipediaへの寄付はサイト上から行なった。決済はクレジットカード。金額はわずか191円だ。本当はもっと少額にしたかったのだが、そのときに最小金額がコレだった。
ちなみに、過去には最大で2000円寄付しているから、今回は1番多く寄付したときの10%弱というところ。
ただ、そんなわずかな金額でも、入金後は「ご寄付ありがとうございました」的な文面が表示される。
このあたりは過去に寄付したときと変わらない……と思いきや、気づいたら私は「Wikipedia Store」という物販サイトにいたのだ。
これはつまり……
「寄付した後は何か買え」と……
「寄付だけじゃ足りねえぞ」と……
そういうことでしょうか?
今まで何年間もWikipediaからの寄付催促メールと受け取り、その圧の強さを感じてきたことも重なって、物販サイトが表示されたときは「カツアゲかよ」と思ったのが正直なところ。
ただ、もちろんWikipediaが物販サイトを運営するのは悪いことでもなんでもない。むしろ、寄付以外に収益の柱を作ろうとする試み自体はむちゃくちゃ良いことなのでは?
それからWikipediaのために一応言っておくと、なにも寄付したら強制的に物販サイトへ飛ばされるわけではない。寄付後に遷移するページの中に、「Wikipediaで買い物する」的なリンクが出てくるという流れだ。
「寄付ありがとう」と「買い物はこちら」を同時にやってくるあたりに香ばしさを感じ、スルーできずにタップしてしまった私が悪いと言える。
・Wikipedia Storeとは?
では、Wikipedia Storeとは一体何なのか? サイトのTOPページには、「当店の使命」と題して以下のような説明が記されている。
Wikipedia寄付常連の私にとっては見慣れた文章だ。何を言っているのかイマイチ掴みにくいが、妙に熱い内容。なおかつ、強引に翻訳したような文体。これこそWikipediaの真骨頂という気さえする。
というわけで、このあたりを読んでもよく分からないので、実際に品揃えを見てみよう。どんなものが売られているのか?
並んでいたのは、衣類、文房具、子供用品、旅行グッズ……という感じで、どれもWikipediaのロゴが入っているのが特徴だ。
品揃えはお世辞にも豊富ではなく、価格的にも特別安くはない。一例を挙げると……
ノートが1148円、折りたたみ傘が3732円、ポロシャツが8325円という感じ(2025年7月4日時点)。
Wikipediaのロゴに魅力を感じる人にとっては激安かもしれないが、そうじゃなければ「普通」あるいは「高い」と感じる人が多いように思う。
・実際に買ってみた
価格と品揃えを見て腰が引けたものの、せっかくサイトの存在を知ったのだから何か買ってみようか……という気持ちになったらWikipediaの思う壺と知りつつ、記事の検証も兼ねて1つポチってみることに。選んだのは、木製のパズル的な置き物だ。
支払い方法は、PayPalまたはクレジットカードだったので、クレジットカードを選択。すると、商品代の15ドルに加えて配送料が12ドルがかかって実質27ドル(約3900円)だった。つまり、ほぼ倍かかったことになる。
よって、上に挙げた商品も日本で買おうとしたら結構な金額の配送料がプラスされるということ。
あともう1つ言っておくと、私は約1ヶ月前に「商品を発送しました」という連絡を受け取ったが、それ以降何の音沙汰もない。たぶんそのうち到着するとは思うものの、やや不安でもある。
このようなことは海外発送だからある程度仕方がないのかもしれないが、Wikipedia Storeで買い物をしたいと思っている人は頭に入れておいた方がいいだろう。
・Wikipediaって寄付で成り立っているのでは?
さて、ここまで読んでくれた人の中には、以下のように思っている方が多いかもしれない。
そもそもWikipediaって寄付だけで成り立っているんじゃないの?
──と。実際に私もそう思っていたのだが、よくよく調べると「寄付が1番の収益源だけど他にも色々やってる」というのが正確なところのようだ。
上で述べたグッズ販売のほか、企業向けの商用サービス(Wikimedia Enterprise)なんかも手がけているとのこと。
そのような努力もあってか、ウィキペディアを運営するウィキメディア財団は安定的に黒字経営を続けており、収益(売上高)はほぼ毎年増えているそうだ。
2023〜24年期の売上高(約1億8500万ドル)は、2016〜17年期(約9100万ドル)の2倍以上になっている……とWikipedia内の「Wikimedia Foundation」というページに書いてあるから、近年急成長していると言っていいだろう。
だったら!
Wikipediaに表示されるバカでかい寄付バナーとかいらんだろ!
しつこい寄付催促メールもいらんだろ!
「寄付ありがとう」と同時に「物販こちら」をやらなくていいだろ!!
──と思わなくもなかったが、ガツガツいけるからこそ数字が増えているという面もあるに違いない。
そう、これはガッツある営業なのだ。決してカツアゲなんかじゃない……と、自分に言い聞かせながら、Wikipediaの「Wikimedia Foundation」をそっと閉じたのであった。
参考リンク:Wikipedia Store、Wikimedia「ウィキメディア財団 年次計画」、Wikipedia「Wikimedia Foundation」(英語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:Wikipedia Store
▼寄付後、このようなメールが送られてきた。以前とちょっとだけ仕様が変わっている
▼なお、寄付金の使い方も説明されていた
和才雄一郎














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