まだ生きている魚介を食べることを「踊り食い」という。しかし、ウニとかホタテのような動きがないものは踊り食いとは言わないのだそうな。
それで言うと、今回のイカはめちゃめちゃ踊り食いであった。運ばれてきた「活あおりイカ刺し」はゲソがにょろにょろピクピク元気いっぱい。ちょっと怖いくらい命を感じる。って、そんなところまで動くんですか!?
まだ生きている魚介を食べることを「踊り食い」という。しかし、ウニとかホタテのような動きがないものは踊り食いとは言わないのだそうな。
それで言うと、今回のイカはめちゃめちゃ踊り食いであった。運ばれてきた「活あおりイカ刺し」はゲソがにょろにょろピクピク元気いっぱい。ちょっと怖いくらい命を感じる。って、そんなところまで動くんですか!?
「還暦祝い」って言うけど、長寿祝いの ならわし において40才は「初老」なの知ってた? ガビーン。2023年で41才の私(中澤)はすでに初老だったのか。老の字が入るとちょっとヘコむお年頃。
寿命が延びた今は60才くらいを指すという説もあるけれど、そうは言っても奈良時代だと初老なんでしょ? オッサンと呼ばれることにやっと慣れたと思ったらこれだよ! そんなワシがガチで女装することになってしまいました。嘘だろ……。
祭のシーズンを迎えている神田~浅草。2023年は神田祭や三社祭が4年ぶりに開催され、賑やかな週末が続いた。そして、6月9日、10日、11日には鳥越祭がやって来る。この時期は、浅草近辺に住んでいて良かったと思う。祭って本当にいいものですね。
大阪泉州生まれの私(中澤)は祭が好きだ。大人も子供も一緒くたになる雰囲気には、子供の頃から変わらず非日常を感じる。そんなわけで、三社祭にも身を投じていたわけだが、その時ふと出店を見て気づいた。生まれてこの方、出店の焼きそばを食べたことがないことに。
ゲリラ豪雨の季節には早いが、先日、街を歩いているとゲリラ豪雨に見舞われた。ビル街ではなかったので、雨宿りできる場所もない。そうこうしてるうちに雷がピカッ! こりゃたまらん。
昼時なのもあって目の前にあった『しゃぶしゃぶ温野菜』に入った。厳密には松屋と焼肉屋と『しゃぶしゃぶ温野菜』があったんだけど、松屋で時間を潰すのは厳しかろうと焼肉屋に入ったらランチ営業をしていなかったのである。私(中澤)がなんとなく『しゃぶしゃぶ温野菜』を避けてしまうのには理由があって……。
今やどこのスーパーでも見かけるシャインマスカット。大体はフルーツコーナーの中でも目立つ位置を陣取っており、果物界のアイドルと言っても過言ではない。だが、40歳にしてそんなシャインマスカットを一度も食べたことがない人物がいるという。
マジかよ……? さらに言うと、その人物はグルメライターを名乗っているらしい。バ、バカな! 自殺行為ではないか。裸で戦場を歩くようなその無謀者はどこのどいつなんだ!?
スポーツ嫌い。やってる人も嫌い。なぜなら中学生の時、野球部にイジめられたから。高校の体育の授業ではバスケ部やサッカー部など体育会系のカースト上位がチームメンバーの取捨選択を勝手にしてたしな。まあ、私(中澤)の中学時代は25年前だから、今となっては遠い昔なんだけど苦手意識だけがずっと抜けない。
したがって、私はオリンピックもワールドカップもほとんど見ない。必然的に、その先にあるスポーツを生観戦する機会もこれまでゼロだった。これはそんな私がスポーツを生観戦した話。生まれて初めて観戦したスポーツ……それは女子フットサルリーグであった。
先日は成人の日だったが、私(中澤)は2022年で40歳。成人2週目に突入直前だ。40歳ってもっと大人だと思ってたなあ。20歳の頃想像していたのとは全然違う40歳になりつつある私。今、20年前の自分に会ったとしたら「そのまま変わらんからな」と伝えることしかできないだろう。
それはあまりに悲しいので、20歳の自分が知らないことを経験しておきたい。そんな折、叙々苑に初めて行った。名前以外は焼肉屋であることしか知らない叙々苑。一体どんな場所なんだ!
泌尿器科って行ったことない人結構いるんじゃないだろうか。外科や内科と違って、ストライクゾーンが狭いし、ひょっとしたら一生お世話にならない人もいるかもしれない。私(中澤)もこれまで縁がなかったわけだが、先日初めて泌尿器科に行かなければならない事態となった。
これが39歳か。雑居ビルのエレベーターの中でそんな気持ちを噛み締める。クリニックに向かって1つ1つ昇っていく階層。この時はまだ想像すらしていなかった。扉の先にあんな世界が待っているなんて……。
ミニストップに行ったところ「北海道チーズモンブラン(税込280円)」という新商品が発売されていた。真っ白なホイップクリームの作る小山がなんとも甘そう。
そう言えば、チーズモンブランって聞いたことがあるけど食べたことはない。どんなものなのだろうか? そこで購入してみたところ、衝撃の事実に気づいてしまった。
高さ634メートル。墨田区にそびえ立つ東京スカイツリーは世界一高い電波塔として知られている。東京の観光名所の1つとしても有名だが、私(中澤)は、チャリで行ける距離に住んでいるのに登ったことがない。思えば、大阪に住んでいた時も通天閣に登ったことがなかった。観光名所とは往々にしてそういうものなのかもしれない。
とは言え、賃貸なのでいつまでこの辺りに住んでいるかわからないのも事実。このまま引っ越せば、一生スカイツリーに登ることがない気がする。それはなんかもったいないので、1度くらい登っておこうか。
絶叫マシンって何であるんだろう? マジで必要ない代物だと思う。そんな私(中澤)は、子供の頃から絶叫マシンと名のつくものが大の苦手。中でも巨大な海賊船が振り子みたいにブンブン空中を舞う絶叫マシン・バイキングは、私がこの世で最も恐れているものの1つと言っても過言ではない。
あれは絶対にヤバイ。見るだけで足がすくむ。っていうか、何のために乗るの? 乗り物のくせに前に進まないなんてエネルギーの無駄だ。この省エネの時代に逆行しているではないか! まったくもって乗る人がいる意味が分からない。分からないので乗ってみた。
東京は浅草付近に立ち並ぶドジョウ料理屋。浅草民にとっては風景の一部みたいなもんだが、意外と入ったことがある人は少ないんじゃないだろうか。
なぜなら、庶民にとっては普通に高い価格設定なのである。少なくとも、私(中澤)は、そういった理由でこれまでスルーしてきた。だが、これも経験。「1回くらい食べとくか」くらいの気持ちで入店してみたところ……見たことがないヤツが出てきたでござる。
突然だが、皆さんは「そば寿司」というものをご存知だろうか。その名の通り、そばを使った寿司……だと思う。こういう言い方になってしまうのには理由があって、実は私(中澤)は今までその存在を知らなかったのだ。この老舗そば屋に入るまでは。
入ったそば屋は浅草にある『尾張屋本店』。老舗のメニューには当たり前の顔して「そば寿司(税込1200円)」と書かれていた。名前からカレーうどんみたいなものであることは容易に想像がつく。だがしかし、そばと寿司は組み合わせ方が2種類あると思うが、どちらのパターンなのだろうか?
裁判。その言葉の響きだけで震えあがってしまうのは私(中澤)だけではないと思う。訴状が届こうものならテンションだだ下がり。できることなら一生関わりたくない世界である。
でもでも、イマドキ裁判の1つや2つ知らないとモテないぞ。だ・か・ら! 初めて法廷に行ってきたよ!!
どうやったら人が集まるのか? この問はバンドマンならびにライブハウス関係者の永遠の課題と言っても過言ではない。売れないバンドマンである私(中澤)も例外ではなく、類友の音楽仲間やライブハウス関係者と呑むと最終的にはその話をしている。
だが、そんな話し合いはいつも宙を手でつかもうとするかがごとく堂々巡りに終わるのだ。思うに、ライブが日常と化している人が話し合ったところで、本当の問題点に気づけないんじゃないだろうか? みんなもう感覚がバカになってるから。
そこで、ライブとは一切縁のない引きこもりをライブハウスに連れて行ってみた。
ブームというものが好きではない。2019年で37歳になった私(中澤)は、「流行ってるから」という理由で物事を始めることに薄っぺらさのようなものを感じてしまうのだ。
そのため、タピオカブームにもなんとなくアンチ的な気持ちがあった。騒ぐほどのこと? 誰にも言ってないけど心の中ではそう思っていた。そんな私が初めてタピオカを飲んでみた結果……
言わずと知れた大手牛丼チェーンの吉野家。早・安・旨の三拍子揃ったフード界のユーティリティプレイヤーだ。だがしかし、驚くべきことに私(西本)はそんな吉野家に行ったことがない。
ビビりの私はこれまで吉野家にハードルの高さを感じて敬遠したまま生きてきた。とはいえ、私も30才。ビビってばかりもいられない年齢である。そこで、勇気をもって初チャレンジしてみることにした。
本日3月14日はホワイトデー。バレンタインで女性にチョコレートをもらった男性がお返しをする日である。これまでチョコをほとんどもらったことがない私(中澤)にとって、この日は言わば無関係の日だった。だがしかし、2019年の私は違う。
そう、今年のバレンタインに初めて本命チョコをもらったのである。そこで、お返しに36才にして初めてクッキーを焼いてみることにした。
朝起きてから眠るまで我々は多くの音を聞く。雑踏、車、信号機。風の音から衣擦れの音まで、世界は音のミルフィーユだ。もし、そんな世界に音が無かったら?
生まれた時の障害が原因で難聴になってしまった赤ちゃん。補聴器で初めて家族の声を聞いた瞬間……その反応に世界が泣いた。
寒い……っていうか痛い!! 突き刺さるように冷え込む今日この頃。街を歩けばダウンジャケットが目につく。もはや冬の定番だ。だが、私(中澤)はダウンジャケットを着たことがない。生まれて36年間一度も。購入を考えたことすらない。
理由は簡単で、キルティング加工のブロックなデザインが好きではないから。なんかポリゴンみたいだし高いし、なんでダウンってこんなに流行ってるの? 謎である。
そんな時、2019年年始に購入したアルマーニ福袋にダウンジャケットが入っていた。これは、謎を解明するチャンスかもしれない。そこで初めて着てみることにしたぞ。