一般的に漫画作品の実写映画化は反対の声が大きい。思い起こせば「進撃の巨人」も「ジョジョの奇妙な冒険」も「テラフォーマーズ」も、いい意味で期待を裏切れなかった──。作品ごとの評価は避けるが、少なくとも “漫画を超えた” とは言えないハズだ。
その最大の理由はズバリ「漫画と実写ではキャラが違いすぎる」ということだろう。見た目はもちろんのこと、声や仕草に至るまで “自分の中にあるキャラ” と “スクリーンに映し出されたキャラ” の違和感が強すぎるのだ。
ところで──。主人公が動物ならばどうだろう? もっと言えば「象」ならばどうだろう? 2019年3月29 日公開の映画「ダンボ」は、また違った意味で……なかなかスゴい。