「東日本大震災」の記事まとめ

東日本大震災から13年を経て / 年に1度、振り返って備える意識を

2024年3月11日、東日本大震災から13年を迎えた。毎年この日は、新宿アルタ前の大型ビジョンの前に来る。最初の4年までは政府主催の追悼式典の様子が中継され、多くの人が足を止め、その様子を見守っていた。

10年以上を経て、立ち止まり黙とうを捧げる人の姿もほとんど見かけなくなったが、それでも株式会社アルタは、この日の14時46分に哀悼の言葉を掲出し続けている

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岩手県宮古市の「道の駅みやこ」は豪華な海鮮丼が食べられる上に遊覧船にも乗れる! でも本当に見るべきは “建物そのもの” だった

普段、ほどんど運転することのない私(あひるねこ)のような人間からすると、「道の駅」は内陸にあるイメージが強い。周囲を山に囲まれた広大な土地にドンと建っているのが「道の駅」だろうと勝手に思い込んでいたのだが、どうやらそうでもないらしいということに最近になって気付いた。

先日連れていってもらった岩手県宮古市にある『道の駅みやこ(シートピアなあど)』は、本州最東端の「道の駅」ということですぐ真横が太平洋だ。併設のレストランでは豪華な海鮮丼が食べられる上に、近くのふ頭からは遊覧船に乗ることもできる。これはもしかすると最強の観光スポットではないか。

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東日本大震災から12年を経て / 何にもなかった日でも

2023年3月11日、東日本大震災から12年を迎えた。今年も新宿アルタ前に足を運び、大型ビジョンに掲出される文字を見上げながら、12年前の14時46分のことを振り返った。

追悼式典の中継はなく、特別なことは何もない。それでも私(佐藤)はここに来て、あの日のことを考えていたかった。

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【そのパターンは…】放射能汚染で全てが封鎖されていた福島県 夜ノ森駅周辺 → 2年ぶりに来たら思ってたのと違った

2011年3月11日の東日本大震災によって、原発周辺が長らく立ち入りのできない場所となってしまったのは、皆さんもご存じの通り。

とはいえ、復興は着々と進んでいる。先に福島県双葉町を2年ぶりに訪れた時の様子をお伝えした。あちらは企業を誘致し、将来的な土地の利用プランを固めるなど、先の見通しが比較的明るいように思えた。

では、双葉町と同様に放射性物質による被害を受けた夜ノ森駅の東口側は、今どうなっているのだろう? 双葉駅を発った私は、その足で夜ノ森駅も見に行くことに。

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震災から11年半、ついに避難指示が一部解除! 福島県双葉町に一泊してみた / 復興前の状態を記録した蔵出し写真集

2022年8月30日の午前0時をもって、ついに避難指示が一部解除された福島県双葉町。震災から約11年半、やっと居住可能になったぞ!

午前0時の解除の瞬間には双葉駅前で町民によるイベントが行われていたようだ。全国の様々なメディアが現地入りし、今日は朝からその様子を伝えまくっている。これほどの賑わいは常磐線全線開通時以来なのでは。

歓びに包まれる双葉町の報道を見て、皆さんの中にも「ちょっと行ってみようかな」的な気分になった方がいるんじゃなかろうか。

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【マジかよ】津波と放射能汚染で崩壊していた福島県 双葉町 → 2年ぶりに来たら、とんでもないことになっていた

2011年3月11日の東日本大震災。津波の被害だけでなく、福島第一原子力発電所の事故により、一帯は長らく一般人が立ち入ることのできないエリアに。

大きな進展があったのは、9年後の2020年3月14日。満を持して常磐線が全線開通。ごく一部とはいえ避難指示が解除され、制限はあれど一般人も散策が可能になった。

その時の状況は、「全線開通した常磐線で東京から福島へ / 帰還困難区域だった各駅で下車、周辺を散策してみた」という記事でお伝えしている。この時から2年。久しぶりに福島に行く機会を得た私は、再び2年前に取材した地を訪れてみることに。

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【ゾッとする話】葬儀屋の父が東日本大震災の時に1カ月以上帰ってこなかった理由

人は誰もが死ぬ。祖母が死んだ時、中学生だった私(中澤)はこう思った。「人が死んだ後って嵐みたいだ」と。普段会わない親戚が突然やって来て、実感が湧かないまま、あわただしくお通夜、お葬式が過ぎ去り後には何も残らない。

そんな時、葬儀屋さんがめちゃくちゃ心強い存在であることは、身内が死んだことがある人なら分かると思う。仕事として人の死と接する葬儀屋さん。ゆえに……なのか。東日本大震災時の葬儀屋さんの話がヤバかった

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【震災から11年】2022年3月11日14時46分の新宿アルタ前の様子

2022年3月11日、東日本大震災から11年を迎えた。私(佐藤)はほぼ毎年、この日の地震発生時刻14時46分に東京・新宿アルタ前の足を運んでいる。今年も約2分間、大型ビジョンに表示されるメッセージを見上げながら、あの日あの時のことを振り返った。

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【サバ缶】フランス直輸入? いやいや岩手生まれの洋風缶詰です / めちゃうま「Ça va? 缶」で復興支援

カルディや大型スーパーの缶詰コーナーでみかけるカラフルなサバ缶。スタイリッシュなデザインに、「Ça va?」なんて書いてあるもんだから、輸入食品だと思っている人も多いのでは。

実は岩手産で、東日本大震災で被災した三陸の水産業支援がスタートながら、全国的な知名度を獲得したという胸アツなストーリーがあるのだが……そういった予備知識なしにも、めちゃくちゃ美味しいので、未体験の方はちょっと聞いていただきたい。

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【防災の日】震災遺構「たろう観光ホテル」を訪ねる / 大津波に襲われた町はいま

東日本大震災から9年。揺れによる被害だけでなく、連日のようにテレビで放映された大津波の映像が記憶に残る方も多いだろう。撮影者の目の前ですべてが流されていく衝撃的な映像が今もYouTubeなどに残る。

岩手県、宮城県の沿岸部には、防災教育のために被災した建造物を残す「震災遺構(しんさいいこう)」が点在している。つらい記憶を呼び起こす震災遺構は、末永く残すべき、いや早く撤去すべきと意見が割れることも多いが、岩手県宮古市の田老地区では後世に残す道を選んだ。

予約すれば個人でも防災ガイドの案内で見学できる。日本人なら1度は訪れるべき場所だと思うので、9月1日の「防災の日」にあたり詳細をレポートしたい。

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【震災から9年】2020年3月11日14時46分の新宿アルタ前の様子 / ショートミュージカル『MIRAI 2061』が流れる

2011年の東日本大震災から9年の月日が流れた。私(佐藤)はほぼ毎年、東京・新宿アルタ前に、14時46分に足を運んでいる。今年は新型コロナウイルスの影響を考慮して、追悼式典は執り行われなかった。したがってアルタ前の大型ビジョンに式典の様子は流れることもなく、アルタの親会社である三越伊勢丹グループの被災地に向けたメッセージが表示されるにとどまった。

約2分間のメッセージが終わり、その場を立ち去ろうとした時、ミュージカル映像が流れ始めたのである。2018年に制作された『MIRAI 2061』だった。

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東日本大震災から間もなく9年、初めて被災地に行って感じたこと

すべての人にとって平等なのが時計の針。1分1秒、同じ時を過ごして年老いていくうちに記憶は薄れていく。しかし、生きていくなかで決して忘れてはいけないことがある。その1つが東日本大震災だ。

2011年3月11日、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源とした地震が発生した。黒く巨大な津波が東北地方の日常を飲み込み、沿岸部は壊滅的状況。あれから9年が経とうとしている──。

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【漫画】「阪神大震災の被災者が東日本大震災で経験したこと」がとてもイイ話 / 遠く神戸では何が起きていたのか?

思い起こせば平成は多くの災害が発生した時代であった。中でも人々の記憶に強く残るのが、平成7年(1995年)の「阪神淡路大震災」と、平成23年(2011年)に発生した「東日本大震災」ではなかろうか。

東日本大震災は阪神淡路大震災のわずか16年後に発生しているから、阪神淡路大震災の被災者は東日本大震災に対し、強く思うところがあったハズだ。例えば今回ご紹介する漫画『ふと思い出した、3月11日のあの日のこと』のように。

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【震災から8年】2019年3月11日14時46分の新宿アルタ前の様子 / 数年ぶりに追悼式典の中継復帰

2011年3月11日、東北を中心に未曽有の被害を引き起こした東日本大震災。あの日から8年が経過した。震災以降、毎年新宿アルタ前の大型ビジョンには、発生時刻の14時46分にメッセージが掲げられている。

今年もここ数年と同じく、株式会社スタジオアルタからのメッセージが表示されるのかと思ったら、数年ぶりに追悼式典の生中継が表示されていた。

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【実体験漫画】『東日本大震災と津波とわたし』を読んで欲しい / 作者が伝えたい「1番怖いこと」とは?

3月11日は日本人にとって特別な日である。そう、2011年のこの日「東日本大震災」が発生したからだ。ここでは東日本大震災そのものについては言及しないが、災害が起きた事実だけは全ての人が思い返すべきであろう。

さて、今回はその東日本大震災の被災者が手掛けた漫画『東日本大震災と津波とわたし』をご紹介したい。この漫画だけはぜひご一読いただき、作者がいま思う「1番怖いこと」を共有していただけたら幸いである。

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【重要】本日Yahooで「3.11」と検索すると10円が寄付されます

あの日から8年──。3月11日は特別な日である。2011年のこの日「東日本大震災」が発生、多くの尊い命が失われた。時間の経過とともに人々の記憶からは少しずつ震災のことが薄らぎつつあるが、今日くらいはしっかり東日本大震災と向き合うべきだろう。

それでは具体的に何をすべきか? 迷っている人は、Yahoo! で「3.11」と検索してみて欲しい。そして3.11のことを改めて振り返って欲しい。ひいてはその行為が被災地の復興にも繋がる──。

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【予想外】東日本大震災の時おもちゃ屋で爆売れしたもの

2011年3月11日、東北から関東を襲った東日本大震災。私(筆者)は、当時東京でバイト暮らしだったが、昼休みに入ろうとした天丼屋「てんや」の店舗が、生きているように動き出した時のことは今でも鮮明に覚えている。白昼夢でも見ているみたいだった。

そんな東日本大震災時、おもちゃ屋で爆売れしたものがあるという。当時、関東のとあるおもちゃ屋で働いていたTwitterユーザー『言 寺(@310_64)』さんがマンガで投稿しているためご紹介したい。

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【震災から7年】2018年3月11日14時46分の東京・新宿アルタ前の様子

2011年3月11日から、7年の月日が経過した。あの日、あの時、あの瞬間のことを、多くの人が記憶に残していることだろう。被災地は着実に復興を続けているのだが、いまだに帰ることができず避難生活を続けている人たちも少なくない。

毎年、震災発生時刻の14時46分、東京・新宿アルタ前では大型ビジョンにメッセージが映し出されるのだが、今年は──。

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震災から7年の “宮城県沿岸の今” を伝える英国人YouTuberの動画が海外で話題 / 公開1カ月で35万回再生

2018年3月11日で、東日本大震災発生からちょうど7年となる。毎年この時期になると、当時の映像が繰り返しテレビで流される。震災の記憶を風化させてはいけない。とても大切なことではあるが、現在の被災地の様子を報じる番組は、驚くほど少ない。

では、実際どうなっているのか? 宮城県沿岸部の現状を、東北を拠点に活動するイギリス人YouTuberのクリス・ブロード氏が伝えている。彼の動画は海外で注目を集め、再生回数35万回以上を記録している。

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【お知らせ】本日3月11日Yahooで「3.11」と検索すると10円が寄付されます

あの日から7年──。2011年3月11日に発生した東日本大震災から7年が経った。震災のことをすっかり忘れてしまった人、いまだに震災のショックから立ち直れない人……と東日本大震災の捉え方は人それぞれだが、被災地にいまだ大きな傷跡を残していることは事実である。

3月11日が来ないとなかなかあの日のことを思い出さないという人も多いに違いないが、今日くらいは「被災地のためにできること」を考えてみてもいいハズだ。例えばヤフー検索のチャリティ企画は、手軽なうえ被災地復興に役立つ有効な手段である。

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