子どもの頃は誰しも、日常のささやかな出来事に感動と興奮を覚え、充実した毎日を送っていたのではないだろうか。それはもしかしたら、アニメキャラクターでも同じかもしれない。最近、トヨタが20年後のドラえもんの世界をCMで再現し、話題となった。
俳優の妻夫木聡さんが野比のび太を演じ、世界的な映画俳優として活躍するジャン・レノさんがドラえもんに。配役の斬新さに驚いた方も多いはず。そのドラえもんが、東京モーターショー2011に姿を現した。
トヨタのブースには作品でお馴染みの裏山が設けられており、そこにはアニメ・漫画版のドラえもんたちが。一方CMの俳優たちも記念撮影用のパネルとしてすぐ近くに立っているのだが、同じ作品のキャラとは思えないほどギャップを感じる。20年後の彼らからにじみ出る悲壮感に、見ていて切なくさせられるのだ。