以前、自らインディーズレーベルを立ち上げ音楽活動をしているミュージシャンのハンサムケンヤ氏についてご紹介した。その彼の楽曲「これくらいで歌う(Sing in my own way)」のプロモーションビデオ(以下:PV)は、アニメーション作家の椙本晃佑氏が手がけ、日本の内外から高く評価されていたのだが、このほど行われた「第13回 TBS DigiCon6」で、なんと最優秀賞の栄冠に輝いたのである。

映像は椙本氏による自主制作アニメーションだったのだが、参加したアジア9地域のなかでもっとも高い賞を獲得したのである。それだけでなく、日本地域・優秀賞およびサンライズ賞の三冠に輝いたのだ。

このアワードは、2000年から行われているもので「デジタル時代のコンテンツクリエイター”を発掘・育成していくプロジェクト」としてスタートした。2006年よりアジアの各地域と連携を開始し、中国、香港、インド、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、タイなどのパートナーも参加するようになった。

そして今年、参加作品の頂点、最優秀賞「Golden DigiCon6 Award」にケンヤ氏のPVが選ばれたのだ。この作品は、まさしくケンヤ氏の作品世界を表現したものであり、2011年5月にYoutubeに公開されるとすぐに話題となった。とくに海外のインターネットユーザーからの反響が大きく、作品を絶賛するコメントが相次いだのである。

まだ映像を視聴していないという方は、是非一度ご覧頂きたい。ケンヤ氏の音楽と椙本氏のアニメーションの世界に引き込まれるに違いないはずだ。ちなみに10月26日に公開された新曲「アラハラ」(1stアルバムエフコードより)のPVも椙本氏の監督によるものだ。こちらもお見逃しなく。

参照元:第13回 TBS DigiCon6 Award

▼ 賞を獲得した「これくらいで歌う(Sing in my own way)」
▼ 新曲の「アラハラ」