カプセルトイを集めていると「うおぉ、考えたな!」というアイディア商品に出会うことがある。ただ精巧なだけでなく、メーカーの創意工夫に驚いたり感心したりするのもまた楽しみ。今日はちょっとユニークな1品をご紹介したい。
カプセルトイのクライマックスといえば開封時だが、今回のアイテム、開けた瞬間には何が当たったのかさっぱりわからない。なにせ中から出てくるのが真っ白な “手首から先” なんですもの……
カプセルトイを集めていると「うおぉ、考えたな!」というアイディア商品に出会うことがある。ただ精巧なだけでなく、メーカーの創意工夫に驚いたり感心したりするのもまた楽しみ。今日はちょっとユニークな1品をご紹介したい。
カプセルトイのクライマックスといえば開封時だが、今回のアイテム、開けた瞬間には何が当たったのかさっぱりわからない。なにせ中から出てくるのが真っ白な “手首から先” なんですもの……
本日6月2日は「本能寺の変」の日。暦の違いはあるが、いずれにしても6月の早朝、織田信長は家臣・明智光秀の裏切りにあい、京都の本能寺で果てた。
あまりにも有名すぎる日ではあるが、その様子をペーパークラフトにしてしまった商品がある。城でもなく寺でもなく「本能寺の変」そのもののペーパークラフト。
あまりにニッチすぎて「誰が買うんだ」と思ってしまう当該アイテム、組み立ててみた!
カプセルトイにはいくつかの方向性があると思う。まずは売り場の半分を占めるキャラクターグッズ。
続いて、笑いを狙ったネタ系、意外性や郷愁など人の感情を動かすアイディア系、精巧なリアルミニチュア系などがあるだろう。
日本の造形技術はすごいから、単に「本物そっくり」「よくできている」だけでは、もはや誰も驚かない。今回入手した商品も普段なら財布のひもを締めるところだが、あまりにリアルだったのでついつい誘惑に負けてしまった。
ところが、帰宅してホクホクと開封していたところ「ちょっと待て」という珍品が飛び出した。これはいったい……
過去にもいくつかご紹介してきたが、なんだそれ、と思わず声に出してしまう珍品と出会うのもプラモデルの楽しさ。いまやプラモデルは時代を切り取り、文化を伝えるアイテムといっても過言ではない。
というわけで今回は「トイレ」を作ってみたいと思う。
繰り返すが「トイレ」だ。しかも最近ではめっきり見なくなった和式便所。
ガンダムやスポーツカーなど、時代を超えて愛される定番商品がある一方、「誰得!?」と思うようなニッチな商品が、しれっと登場するプラモデル界。
先日も見つけてしまった。昭和生まれに刺さりまくるアイテムを。
ほんの数百円で、ほかほかに温められたハンバーガーが出てくる「レトロ自販機」である。いや、レトロなんてのは私たちが勝手に呼んでいるだけで、当時は「最先端自販機」だっただろう。いまや絶滅危惧種、感傷の涙を流しながら作ってみた。
リアル志向のシャープな造形ながら、どこか心が震えるノスタルジックなテーマばかり攻めてくる大人向けフィギュアメーカー「ケンエレファント」。次にどんな作品が生み出されるかいつも予想がつかないのだが、今回のテーマは「THE 保存」だ。
タイトルだけではどんなアイテムかイメージできないだろう。無理もない。ガチャリと回してみたら、時空の向こうから実家がよみがえるようなエモいラインナップだった。「THE 保存」とは、記憶の保存のことだったのか……! 今から一緒に見ていこう。
当サイトでも過去に取り上げてきた、本物そっくりのカプセルトイ「缶詰リングコレクション」。はごろもフーズ編、ノザキのコンビーフ編、サンヨー堂編など国内の缶詰メーカーを網羅しているほか、「猫缶」シリーズまであるという充実ぶりだが、さらなる進化を遂げた。
ついに「中身」が作られたのだ。おまけにペアリングだという。2つのデバイスをBluetoothで認証させて……ではなく、仲良しの2人が同じデザインのリングや、1組のリングを分けあってつけるアレだ。さっそく回してみよう!
「具だくさんみそ汁」ブームの火付け役、大ヒットレシピ本『みそ汁はおかずです』(料理研究家 瀬尾幸子著)がカプセルトイになった!
……といわれてもイメージしにくいと思うが、本物そっくりの「みそ汁」ミニチュアに、レシピカードがついた一挙両得のユニークガチャなのだ。これ「どっちかひとつでも成立するよ」という充実の内容だったのでご紹介。
まさかというか、やっぱりというか、シン・エヴァンゲリオン劇場版の公開延期。全国の劇場が満員になるのは必至だから、感染防止の観点では誰も責められない。
とはいえ残念だ。年末から『序』『破』『Q』を見直し、ポスターに込められたメッセージを推理し、疑問点を整理して待っていたのに……。
この悲しみ、どこにぶつけたらいいんだ……というわけで、ペーパークラフトにぶつけてみた。極小ペーパークラフト「ペーパーナノ エヴァンゲリオン / 使徒、襲来」だ。
子ども向けの玩具が最近おかしい、という話題を度々ご紹介しているが、またもや狂気を感じる商品を見つけてしまった。これからの季節にぴったりの、手づくりチョコレート玩具「チョコズキッチン」。子どもの創造性や達成感を育くむ、いわゆるクッキングトイだ。
パッケージの完成見本も食玩みたいで可愛らしい。物づくりは何歳になってもおもしろいからね、と作ってみたら……気力と自信を根こそぎ持っていかれる鬼の難易度だった。これは、ままごと遊びの皮をかぶった職人修行だ……!
今やプラモデルといえば、着色済みパーツはもちろん、細かい部分はステッカー完備、カチッとはめこむだけで固定されるスナップフィットと、その「作りやすさ」に驚くことしばしばだ。
しかし少し前までのプラモデルづくりは自分で接着剤を選び、塗装し、加工するのが主流だったと思う。面倒だったけど懐かしいなぁ、な~んて思っていたら、20年以上前に作った「風物詩シリーズ」がまだ現役バリバリで販売されているじゃないか!
販売元の河合商会はすでにないが、鉄道模型のマイクロエース社から再販されているのだとか。たしか当時は完成後に種をまくと本物の草が生えてきて田畑を再現できるなんて製品もあった。よし、久しぶりに作ってみよう!
他のどの昆虫にも似ていないそのシルエットや、ときにはトカゲまで狩って食べるという勇猛な性質から、生物界で独自の地位を築いているカマキリ。このたびバンダイから、日本全域でみられるオオカマキリを精密に再現したカプセルトイが誕生した。
ちなみに筆者は昆虫は得意ではなく、とりわけバッタには恐怖心がある。カマキリはバッタほど急な動きをしないのでパニックにこそならないが、そっと後ずさるほどには苦手である。触るのは絶対に無理。じゃあ買うなよ、とお思いだろうが、この素晴らしい商品を皆様にお伝えしなければ……という一心なのである。
日本で分冊百科(パートワーク)の老舗といえば「デアゴスティーニ・ジャパン」。筆者は過去に何度か定期購読し、ひどい目……ならぬ幸福な目にあってきた。もう簡単には流されないぞ、と固く誓っているのだが、最近になってデアゴと双璧をなす「アシェット・コレクションズ・ジャパン」がすごい商品を投入。テーマはブルートレインだ!
平成27年の「北斗星」最終運行でブルートレインは引退。筆者は鉄道にはまったく詳しくないのだが、オレンジ色の光をこぼしながら夜闇を走り抜ける寝台列車はやはり憧れだった。
気になってたまらないので、どんな商品なのかシリーズガイドを見てみよう。
吹く風も冷たくなり、お風呂が恋しい季節がやってきた。たまの贅沢の温泉旅館もいいけれど、庶民の生活に根づいた銭湯もまた違った魅力がある。
本物そっくりの精密なフィギュアで知られる株式会社ケンエレファントから、全国浴場組合公認の「銭湯 ミニチュアコレクション」が登場。昭和レトロな世界が広がる、めちゃくちゃ渋いラインナップなのでご紹介したい!
長崎市の南西に浮かぶ「軍艦島」こと端島(はしま)。当サイトでも過去に何度か取り上げているが、世界遺産にも登録され、日本でもっとも知名度が高い無人島かもしれない。
その名から「戦争遺跡?」と思うが、そうではなく炭鉱街の跡地だ。日本初の鉄筋コンクリート高層住宅が立ち並び、福利厚生施設が整えられるなど、当時の最先端都市であったという。
城跡よりも神殿よりも「ここがトイレの跡です」のような市民生活の遺跡に萌える筆者としては、ロマンしかない場所である。そんな軍艦島を自分の手で作れるペーパークラフトに挑戦!
また1つ伝説が誕生してしまった。超精密な初代プレイステーションプラモデルを世に生み出したバンダイ『BEST HIT CHRONICLE』……時代を代表する有名メーカーとコラボして、ヒット商品をプラモ化する企画だ。
このたび、日清食品のカップヌードルを1/1プラモデルとして発売。“3分では作れない新感覚” をキャッチコピーに、プラモ界の常識を打ち破りにきている。さっそく作ってみたのでご紹介したい!
いまカプセルトイの世界では「家具・家電」が一大ブームだ。実在の有名メーカーの商品をフィギュア化して、大人の鑑賞にも耐えられるコレクションアイテムになっている。
もはやリアルなのは当たり前。もう精密なだけでは満足できない! もっとマニア心をくすぐる商品が欲しいんだ!! と思っていたら、おもしろいものを見つけた。その名も「配線の世界」。家電ではなく配線にフォーカスしたカプセルトイだ。ニッチすぎるだろ。