2019年秋、ラグビーW杯が日本で開催される。このことをどれくらいの人が知っているだろうか。ラグビーファンからすると何を今さら……と思ってしまうところだが、現実は悲しいかなそうでない。「日本であるの?」「いつ?」といった声も少なくないのが現状だ。
開幕日の9月20日まであと約半年。現状をどう打破するのか不安が募るが、1人の元ラガーマンが2年前から信じられない行動に出ている。「ラグビー登山家」の長澤奏喜さん(34歳)は、より多くの人にW杯のことを知ってもらおうとラグビーボールを抱えて各国の山頂へトライする挑戦を続けているのである。