クーロン黒沢 (Kowloon Kurosawa)

ライター

東京都出身。1997年頃からプノンペン在住。「怪しいアキバ漂流記(KKベストセラーズ)」「デジタル・スーパースター列伝(ILM)」「エネマグラ教典 (太田出版)」など、数十冊の著書を上梓。アジアのデビル・ジャパニーズをただひたすら追跡したノンフィクションDVD「やさぐれ旅行人DJ北林」シリーズほか、海外移住・リタイア・スモールビジネス・犯罪をテーマにした電子書籍「シックスサマナ」をほぼ隔月ペースで発行中であります。

「クーロン黒沢」担当の記事 (5ページ目)

【マザー・テレサに憧れて】完全予約制&撮影禁止の「ワタミ夢ストリート」でミキティに会った! Byクーロン黒沢

偉大なる元帥様の功績を称え、ゆかりの品を展示しまくった超弩級の博物館を建てる国があるそうだが、実は同じようなものが東京にもある。2012年7月、ワタミグループ創業者・渡邉美樹氏(現参議院議員)個人の歴史と理念を宣伝する施設として、本社ビルの玄関横に「ワタミ夢ストリート」なる博物館がオープンした。

・見学は完全予約制だ

羽田空港にほど近い京急・大鳥居駅はワタミ本社ビルと一体化。ワタミ口なる直結通路を使えば徒歩5秒で夢ストリートに突入だ! ただし、ふらりと行っても入れてもらえない。予め電話かネットで事前予約が必須である。希望時間を伝えておけば、ワタミ理念研究所職員によるマンツーマンの案内が受けられるよ! でもって、入ってびっくり。これは……!?

続きを全部読む

【昭和ジャングルクルーズ】駄菓子屋ゲーム博物館で10円玉ばらまいてきた! Byクーロン黒沢

世のゲーマーにアミューズメントの原点を知らしめる、古戦場のようなスポットが東京・板橋にあるという。その名も「駄菓子屋ゲーム博物館」。

軽く30年以上も昔、横丁の駄菓子屋の店頭で電飾ギラギラ、毒々しいブザー音を響かせ、バネやボールを駆使したレトロかつ容赦無い難易度で子供たちを魅了した「駄菓子屋ゲーム」。今やすっかり見かけなくなったあのトラウマゲームの数々を、収蔵するのみならず自由にプレイさせる驚異の博物館だ!

住所をたよりに、町並みから軽くタイムスリップしたような商店街を歩くこと数分。店先に所狭しとガチャガチャマシンを並べ「コン太村」という意味不明の看板を掲げる不思議な店を発見した。

続きを全部読む

【衝撃事実】北朝鮮直営のオシャレなカフェ「平壌カフェテリア」がカンボジアにひっそりオープンしていた!!

カンボジアの首都、プノンペンに北朝鮮直営のおしゃれなカフェ「平壌カフェテリア」がオープン!

プノンペンの新興住宅地区。割と淋しげな一角に突如現れた平壌カフェテリア。北朝鮮の国旗をイメージした朝鮮語の看板が目印で、店の正面は総マジックミラー張り、外から中を覗うことはまるで不可能……入ってみるしかなさそうだ!

続きを全部読む

【衝撃事実】カンボジアの世界遺産アンコールワットの街に本物の「吉野家」がオープンしていた! 価格は高いが寸分たがわぬ吉牛の味!!

カンボジアの誇る世界遺産、アンコールワット。そのお膝元になぜか吉野家がオープン! 半信半疑で行ってみた!!

なぜ吉牛? なぜアンコールワット? なぜ牛丼? というわけで、首都プノンペンから約300キロひた走り、アンコールワットのあるシェムリアップに到着。早速、付近のバイタクから情報収拾するも、誰も吉牛の名を知らない!

シェムリアップ在住の日本人から「町外れのショッピングモールに行ってみろ……」と言われ、人影も超まばらな半分工事中のモールをウロウロ。あったあった!  あったけどこれ、大丈夫なの!?

続きを全部読む

生きながら地獄を体験できる! タイで一番治安の悪い町のすぐそばにある「地獄寺」に行ってみた!!

生きるのに疲れたら身近な地獄でリフレッシュ!

無駄な殺生や環境破壊と表裏一体の「文明生活」。そんな罪深い私たちですから、死んだら地獄行きはほぼ確定ですよね? 有罪となれば判決から軽く数百年、地の底で果てしない拷問を受けることになります。

ひと口に地獄と言いますが、どんな感じで責められるの? 苛められるの? できれば元気なうちに予習しておきたい。そんな用心深い皆さんにお勧めなのが、生きながら地獄を体験できちゃうタイの地獄寺だ!

続きを全部読む

タイの大富豪が超ド級スーパー豪邸を一般公開! すごすぎ金満宮殿を探検した!!

タイのリゾート地・パタヤ郊外に、おどろおどろしい成金風の超巨大建造物が密集する超広大な謎の庭園を見つけた! 実はここ、タイの大財閥「サハグループ」の創業者・パンヤー氏のご自宅。その名も「バーン・スカワディ」といって観光客にも公開されている。

入場料は200バーツ(約600円・外国人料金)。自宅を有料で一般公開、しかも高いって金持ちとしてどうかと思うが、覗いてびっくり。どっかの国家元首の宮殿を軽く上回る未曾有の豪邸だった!

続きを全部読む

タイの大富豪が作った世界一デカい木造寺院「タイのサグラダファミリア」に行ってみた!

タイで最強に治安がひどく、退廃的な町といえば、首都バンコクからバスで2時間。チョンブリー県の一大歓楽街・パタヤをおいて他にない。

この乱れきった町の外れに、その名も「真実の聖域」。英語で「サンクチュアリ・オブ・トゥルース」と呼ばれる、世界で一番でかい木造建築の凄まじい寺院がある──と聞いて行ってみた。

続きを全部読む

ガイドブックには絶対載らない謎の巨大寺院『地獄寺(金剛宮)』に行ってみた! タダメシもあるよ!!

台湾最北端の石門(シーメン)。うっすらと霧がかる荒れ狂う海、冷たい突風が吹き荒れる最果ての岬……。

この地に1988年オープンした、仏教と道教がごちゃごちゃに混ざり合った不思議空間、それが「地獄寺」こと『金剛宮』だ。ガイドブックには絶対載らない未曾有の宗教施設、謎の巨大寺院である!! ナームナーム、ナンマイダー!

続きを全部読む

【闇の大人たち】第59回:超穴場闇世界遺産 イン・プノンペン

プノンペン市内、国立博物館の脇にひっそりとたたずむ王立芸術大学。未来の芸術家たちが静かに何かを学ぶ場所である。

敷地内には学生たちの作品が投げやりに展示され、人気の散歩コースとなっているのはあまり知られていない事実。悪天候のある日。私はひとり、芸大の中庭を散策しながら芸術を楽しんでいた。そんなとき……。

中庭の片隅に、スクラップバイクを加工したとおぼしき、不気味で巨大なオブジェを発見。台座には何やら、アンコール・ワットを彷彿とさせる繊細な壁画が刻み込まれていたのだが……。近くにつれ、オブジェよりも台座の彫刻に目が奪われ、視線は釘付け状態。なぜか? 何故かと申しますと──

続きを全部読む

【闇の大人たち】第58回:追悼!頑なに門を閉ざす北朝鮮食堂

金正日総書記の死が報じられたあの日、遙か遠いプノンペンにいる私もまた、なんだか落ち着かずにいた。

90年代は市内三流ホテルの食堂でスムニダ、ハムニダとつぶやく顔色の悪い男女の集団がキムチと白飯だけをかっくらい、恰幅のいい男からそれぞれ米ドルの札束を受け取るや、街中に散ってゆく……そんな謎の風景を拝むこともできた。

カンボジアは北朝鮮の数少ない友好国である。市内のど真ん中には北朝鮮大使館が鎮座し、政府直営とされる美人踊り子が隠し芸を披露することで有名な通称「喜び組レストラン」がプノンペンだけで二軒──。

そしてXデー。私は市内の北朝鮮直営レストランへ急行したのであります。

続きを全部読む

【闇の大人たち】第57回:謎のテレビメーカー「かわ電気」

中国での取材中、義烏の市内にて不思議な街頭テレビを見た! そのテレビには赤字に白ゴシックで「CANYE 川野液晶電視 かわ電気」と、謎のブランドネームが記されていた……。

かわ電気──かわ電気──妙なフレーズが脳裏から離れず、帰国後、胸騒ぎを抑えつつネット検索すると、検索結果のずいぶん下のほうから公式サイトらしきURLを発見! 一応、完全日本語サイトだったものの、半ば予想したようにツッコミどころ満載であった……

続きを全部読む

【闇の大人たち】第56回:プリンタメーカーの天敵「インクサーバー」とは?

経済危機が声高に叫ばれる昨今、インクジェットプリンタの高額なインク代に悩み、散々悩んだ挙げ句、真っ赤な家計簿を手書きする奥様も少なくないはず。

詰替えインク、互換インクなど、メーカーの隙を突いた抜け道も用意されてはいるものの、スキャンにコピーに小型液晶まで付いた多機能プリンタを一万円そこそこで放出するメーカーにしてみれば、インクを買ってもらってなんぼの世界。

何としてでも純正インクを買わせたいメーカーは、交換時期を悟られないようインクカートリッジを真っ黒に塗ってみたり、互換カートリッジの製造元を訴えてみたり、小型チップを埋め込んだりと手段を選ばず自前のインク交換を妨げ、それらが国内でじわじわ効果を上げている反面、アジアでは九割型のインクジェットプリンタに「インクサーバー」なるものが装備され、人々はタダ同然のインクで何でもかんでもプリントしまくっているらしい。けしからんけど、正直うらやましい!

続きを全部読む

【闇の大人たち】第55回:上海新幹線のカオスな車窓から

中国ご自慢の最新鋭新幹線にて、魔都・上海へ移動──。

駅の券売所で暴れる軍パン・上半身裸おやじに目を奪われ、乗車前の食料調達に失敗。小腹が空いて弁当のひとつも買いたかったが、以前ロケットニュースでも紹介された常温で六ヶ月保存可能な新幹線ケミカル弁当みたいなものは食いたくなかったので、上海までぐっと我慢を決意する。

小奇麗なシートに腰を下ろすと、通路を挟んで隣には、キャッチャーミットが良く似合うメガネの角刈り男がひとり。奴はカバンからビニール袋に覆われたボール状の物体をいそいそと取り出し、手馴れた仕草で簡易テーブルに設置。ハッと目を凝らせば、そいつは何処の角度から見ても、とれたての新鮮なスイカだった!

続きを全部読む

【闇の大人たち】第54回:どろどろ骨董市場に飯島愛を見た!

「東台路古玩街」人民広場から徒歩15分。長さわずか数百メートルの狭い路地に並ぶ薄汚いショップの数々。骨董品というか、ガラクタ屋が軒を連ねる上海観光の定番スポットである。

超高級とされるアンティークショップすら、陳列された商品はまず100パーセント偽物──工場で大量生産したものを、汚したり土に埋めたり薬品処理して千年前の骨董品に仕上げてしまう中国骨董ワールド。

こちらの東台路古玩街に並ぶのは、さらに中途半端な数十年単位の自称アンティーク。まさに120パーセント偽物と言い切っても過言ではない胡散臭さが漂うが、あえてそれを許容することさえできれば、かなりエキサイティングなショッピングを体験できる……てなわけで、掘り出し物を探してみた!

続きを全部読む

【闇の大人たち】第53回:上海発・横丁市場のグラディエーター

上海市、地下鉄「老西門」駅から少し歩いたところに「上海万商花鳥魚虫交易市場」という煤けたマーケットがある。その名の通り草花や生き物全般を扱う市場だが、重要なのはこれらが食うためでなく、愛玩用であるということ。

人混みをかき分け、獣臭い市場に足を踏み入れる。うっすら予想した通り、通路は正体不明の分泌液でうっすら湿っている。ここで転んだら、来世まで後悔すること請け合い。足元には充分ご注意を。

市場内には犬だの猫だのウサギだのウグイスだの天然記念物だの、あらゆる生き物たちが雑然と陳列され、放し飼いになっているものもあり、まさに混沌という言葉がぴったりのありさま。

地理感もないまま通路を彷徨っていたそのとき、突如「ギィギィギィギィ……ギギギギギ」という、これまで耳にしたことのない、不気味な大音響が私の身体を包み込んだ。な、なんだッ?

続きを全部読む

上海オタクビル探索のさなか、気になる看板を目にした。

美萌女仆珈琲店。「仆人」とは中国語で使用人のこと、つまりは美しく萌えるメイドカフェ。見つけたからには素通りも出来ず、期待と不安に胸をときめかせながら薄暗い階段を上り、お店を覗いてみると……アキバにあっても全く違和感のない、まごうことなき小綺麗なメイドカフェだった。

明るい店内には8つ程のテーブルがあり、備え付けのボードゲームも遊べるが、そんなことは正直どうでもよい。私の興味はただひとつ。メイドだ。ところが……。常駐のメイドは一人きり。スタイルはモデル級だが愛想は今ひとつ。

笑顔のない淡々とした接客を受けつつ 写真でも……とカメラを出すと「撮影禁止」の看板が目に入り、壁のポスターを撮るに留めた。欲求不満のモヤモヤを抱えながら翌日、上海から遙か300キロ離れた義烏市に移動。生暖かい町を歩き疲れて何気に飛び込んだ喫茶店がまたもや、メイド喫茶だった!

続きを全部読む

【闇の大人たち】第51回:謎のワイシャツ自販機

チャイナの自動販売機ってーと、映画『マッドマックス』に登場しかねない、煤と埃、得体の知れぬネバネバした物体で幾重にもコーティングされた、どこか凄みのあるオンボロと相場が決まっていた。

自販機荒らしの本場である。動かないのは当たり前。当然、金を入れても商品は出てこない。資本主義は張り子の虎。騙される馬鹿が悪いあるね!──と思いきや、中華自販機は治安の良いシンセンや上海といった大都市で密かに普及し、機能面では日本のそれと遜色ないまでに発展していた。

中の商品に関しても、映画のチケットから医薬品、新鮮野菜に上海名物の上海蟹といった感じで独自の進化を遂げている。そして今回、偶然巡りあわせたのが「ワイシャツの自動販売機」であった。

続きを全部読む

【闇の大人たち】第50回:世界で一番安い町、義烏の闇の子供たち

先週先々週に引き続き、上海から300キロ離れた「世界で一番安い卸売市場・義烏(イーウー)」のリポートです。

義烏最大の福田市場。中央区の半分ほどもある敷地内に、言葉を失うほど安い4万軒の卸売店が連なる──。

と、ここまでは前回紹介した通りだが、4万件・推定8万人オーバーと言われる店員たちにもそれぞれ家庭があり、それが証拠に福田市場の至る所で幼稚園から小学生程度の子供たちがバタバタ走りまわっている。

その数、少なく見積もって推定一万人オーバー、ちょっとした市町村のレベルだ。

続きを全部読む

【闇の大人たち】第49回:世界で一番安い町、義烏はホントにすごい町

先週に引き続き、上海から300キロの距離にある100均ショップの仕入れ場所、世界最大の卸売市場「義烏(イーウー)」のレポートです。

なかでも有名な義烏最大の「福田市場」は、総面積が中央区の半分程度もあり、AからHまでのゾーンごとに(それぞれ四階建て)、アクセサリー、油絵、台所用品から錠前まで、同系統の商品を扱うショールームが約四万軒ひしめき、ひとまず玩具ゾーンをひたすら歩いてみるも、行けども行けども果てしなく玩具で道に迷い、自分がどこにいるのか分からなくなってしまう超弩級の規模。

卸売と言うだけあって、数百個〜数千個のロット売りが基本だが、そのぶん値段はびっくりするほど安く、100円ショップで見かける類の台所用品だと、交渉も何もなく20円とか30円。どう見ても千円以上しそうなデジタルはかりは言い値が150円。

こんな値段で部品代や箱代、運搬料、店の経費が捻出できるのか、余計なことまで心配になってしまう。

続きを全部読む

【闇の大人たち】第48回:世界で一番安い町、義烏へゆく!

義烏(イーウー)。上海から300キロも離れた辺鄙な場所に忽然と現れた、世界最大の卸売ゾーン! 日本からは雑貨商をはじめ、100円ショップの仕入れ担当が足しげく通う謎の町。100円で売るものを、一体幾らで仕入れているのか?

気にはなっていたが場所が場所だけに踏ん切りがつかず、はや構想三年──。今回、中国在住30年・中国人より中国語が上手な友人のA氏に誘われ、一泊二日の強行軍で憧れの聖地に向かったのでありました。

上海虹橋駅から義烏までは高速鉄道(新幹線)で約二時間半。ところが運悪く高速鉄道の切符がとれず、時間もないので駅の脇で客待ち中の白タクと怒鳴り合い、いざ、300キロのドライブがスタート。

運転手曰く「電車で行くのとかわんねえよ」とのことだったが、行けども行けども農村地帯。薄々感づいてはいたが、長旅になりそうな雰囲気である。

続きを全部読む

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8