「プノンペン」の記事まとめ

【注意喚起】詐欺師「私たち日本人が大好き! 」 カンボジアで無一文にされる旅行者が急増中! Byクーロン黒沢

先日、カンボジア・プノンペンにある日系のショッピングモールで背中を叩かれた。振り返ると、目のパッチリしたフィリピン系の南国女性がニッコリ……。

思わず微笑み返してしまうと、スレンダーな身体をよじった彼女は、ゆっくりした英語で大の日本びいきをアピール。プノンペンには友達がいないの。日本の話をもっと聞かせて! と食事に誘われた……。

自分でもびっくりするほど冷静に「ああ、またか」とシカトする私。女はしつこく話しかけてきたが「カンボジアにどのくらいいるの?」という質問に「15年以上いるよ。ケケケ」と薄気味悪く答えるといなくなった。

さて、私は決して皆さんにモテモテぶりを自慢したいわけではない。夏休み、東南アジアでケツの毛まで抜かれないよう警戒を促しているのだ!

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【何とかしろ】カンボジア・プノンペンに釣り銭切れの激レア・ハイテク自販機が登場! Byクーロン黒沢

日本ではウザいほどある自動販売機も、アジアでは珍しい存在だ。先進国でも日本みたいに販売機だらけの国はまずない。ましてや途上国となれば皆無である。むろん、カンボジアもそうだった。

自販機を置けないほど治安が悪かったわけだが、ここ半年前から市内数カ所で、しばしば「どこから見ても自販機」を目にするようになった。確認した限り、今のところプノンペン市内に約4箇所。全て広告用の液晶モニタがついた同一機種である。

「んなもん、絶対まともに機能するわけがねーよ!」という根拠なき先入観のもと、実際に買い物したことは一度も無かったが、そろそろ検証すべき時が来たようだ。というわけで使ってみると、ことあるごとにイライラする不思議な仕様だった……。

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【アジアの職人芸】ガラスの割れたiPhoneをカンボジアで修理してみたらこうなった Byクーロン黒沢

普段、カンボジアのプノンペンで暮らす私。今どき iPhone4 なんて使ってる人も相当珍しいと思うが、割高なシムフリー機を買った手前、ホイホイ買い換えるのも抵抗があり、何年も惰性で使い続けてきたもの。最近になって買い換えようか悩みつつ、ほんの少し扱いが雑になっていたかもしれない。落としてガラスを割ってしまった!

これを機に買い換えるか! とも考えたが、電池もくたびれておらず、ガラスが割れて見栄えがバッチイことを除けば動作に問題もない。まだ使えるものを捨てるのも忍びなく、修理してみることにした。ちなみに日本で直した場合、見積もりは5千円弱。カンボジアなら幾らなんだろう? つーか、ちゃんと直せるのか?

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【コラム】カンボジア人の前で屁をこいたら友情が深まった

私(筆者)の祖父は、「ヘークショ(ボンッ)チキショッ」といった感じでクシャミとオナラと捨てセリフを同時にカマすほどのボンバーマンであるが、人前で堂々と爆音級の放屁をするのは、あまり褒められたものではない。

でもね、でも……人前で堂々と音の出る屁をこいたら、結果として友情が深まるという奇跡もあるのだ。──あれは今から12年ほど前。カンボジアの首都プノンペンの、とあるスラム街に私(筆者)が滞在していたときの出来事だった。

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【カンボジア速報】プノンペンに「イオンモール」がもうすぐオープン! 混沌の内覧会を覗いてきた!!

カンボジア初の巨大ショッピングモールとなる「イオンモール・プノンペン」が間もなくオープンする! 

観光スポット不毛の地と言われるプノンペンに、突如現れた敷地面積6万8千平米の超弩級モール。グランドオープンまで残すところ8日となった2014年6月20日、関係者・招待客向けの内覧会が催された。

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【スプーンで喰え!?】プノンペン国際空港に吉野家オープン! 衝撃のコメの味 Byクーロン黒沢

アンコールワットのお膝元、カンボジア・シェムリアップ市に昨年いきなり、吉野家がオープン。そして遂に、首都の玄関口、プノンペン国際空港の一番目立つ場所にも二号店がオープン! はるばるカンボジアまで来て、最初に目にするレストランが吉牛ってのも、異国情緒的にどうなんだろうという疑問はあるが……。

垢抜けた吉野家に入ると。値段は牛丼の並が4ドル(約400円)。独自メニューのコンボ丼は6ドル(約600円)、なぜか唐揚げとともにレギュラーメニューのチキンナゲットは3.5ドル(約350円)。

日本と比べ若干お高い価格設定だが、遠いふるさとの味が楽しめるなら、たまにはいいか……と思いきや、食べてびっくりちょっとちょっと! いいから店長呼んで!

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【衝撃事実】北朝鮮直営のオシャレなカフェ「平壌カフェテリア」がカンボジアにひっそりオープンしていた!!

カンボジアの首都、プノンペンに北朝鮮直営のおしゃれなカフェ「平壌カフェテリア」がオープン!

プノンペンの新興住宅地区。割と淋しげな一角に突如現れた平壌カフェテリア。北朝鮮の国旗をイメージした朝鮮語の看板が目印で、店の正面は総マジックミラー張り、外から中を覗うことはまるで不可能……入ってみるしかなさそうだ!

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【まんが】これがカンボジアのゲーセンだ! 2003年頃のプノンペン

よく「トイレを見れば、その国がわかる」と言われるが、「ゲーセンを見れば、その国がわかる」のである。何が流行っているのかはもちろん、どんな筐体なのか、どんなシステムなのか、どんな客層なのか、どのように……と、ゲーセンから得られる情報は数多い。

ということで今回ご紹介したいのは、モロに発展途上中だった2003年頃のカンボジア・プノンペンのゲーセンを描いたマンガである。

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【まんが】カンボジアのプノンペンで Wi-Fi の野良電波を調べてたら予想外のヤバイ場所に行き着いた

海外旅行に行く時に、気になるのがその国のネット事情だ。速さはどうか。Wi-Fi は飛んでいるのか? 有料なのか無料なのか。パソコンを使って仕事をしている人ならば、特に気になるところだろう。

今でこそ、どこの国でも Wi-Fi環境は常識だ。発展途上のアジアの国でも、Wi-Fi なんて当たり前。だが、今から約10年前のカンボジアでは、Wi-Fi の電波は激レアだった。どんな状況だったのかは、今回ご紹介するマンガを見ればよく分かる。

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カラシニコフ製造メーカーが4月7日に倒産 / どうしてもAK-47をブッ放したくなったらカンボジアに行こう

カラシニコフといえば、1947年に誕生したソ連製の歩兵用アサルトライフル「AK-47」のことをさす。設計者はミハイル・カラシニコフ氏。世界最高の銃としても名高く、今も世界の紛争地帯で使われていることはご周知の通りである。

そんなカラシニコフを製造するメーカー「Izmash(イズマッシュ)」 が4月7日に破産を宣言。AK-47だから4月7日だったのかどうかは定かではないが、事実上の倒産をしたと報じられ、世界中に大きな衝撃を与えている。

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【闇の大人たち】第59回:超穴場闇世界遺産 イン・プノンペン

プノンペン市内、国立博物館の脇にひっそりとたたずむ王立芸術大学。未来の芸術家たちが静かに何かを学ぶ場所である。

敷地内には学生たちの作品が投げやりに展示され、人気の散歩コースとなっているのはあまり知られていない事実。悪天候のある日。私はひとり、芸大の中庭を散策しながら芸術を楽しんでいた。そんなとき……。

中庭の片隅に、スクラップバイクを加工したとおぼしき、不気味で巨大なオブジェを発見。台座には何やら、アンコール・ワットを彷彿とさせる繊細な壁画が刻み込まれていたのだが……。近くにつれ、オブジェよりも台座の彫刻に目が奪われ、視線は釘付け状態。なぜか? 何故かと申しますと──

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【闇の大人たち】第58回:追悼!頑なに門を閉ざす北朝鮮食堂

金正日総書記の死が報じられたあの日、遙か遠いプノンペンにいる私もまた、なんだか落ち着かずにいた。

90年代は市内三流ホテルの食堂でスムニダ、ハムニダとつぶやく顔色の悪い男女の集団がキムチと白飯だけをかっくらい、恰幅のいい男からそれぞれ米ドルの札束を受け取るや、街中に散ってゆく……そんな謎の風景を拝むこともできた。

カンボジアは北朝鮮の数少ない友好国である。市内のど真ん中には北朝鮮大使館が鎮座し、政府直営とされる美人踊り子が隠し芸を披露することで有名な通称「喜び組レストラン」がプノンペンだけで二軒──。

そしてXデー。私は市内の北朝鮮直営レストランへ急行したのであります。

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【闇の大人たち】第56回:プリンタメーカーの天敵「インクサーバー」とは?

経済危機が声高に叫ばれる昨今、インクジェットプリンタの高額なインク代に悩み、散々悩んだ挙げ句、真っ赤な家計簿を手書きする奥様も少なくないはず。

詰替えインク、互換インクなど、メーカーの隙を突いた抜け道も用意されてはいるものの、スキャンにコピーに小型液晶まで付いた多機能プリンタを一万円そこそこで放出するメーカーにしてみれば、インクを買ってもらってなんぼの世界。

何としてでも純正インクを買わせたいメーカーは、交換時期を悟られないようインクカートリッジを真っ黒に塗ってみたり、互換カートリッジの製造元を訴えてみたり、小型チップを埋め込んだりと手段を選ばず自前のインク交換を妨げ、それらが国内でじわじわ効果を上げている反面、アジアでは九割型のインクジェットプリンタに「インクサーバー」なるものが装備され、人々はタダ同然のインクで何でもかんでもプリントしまくっているらしい。けしからんけど、正直うらやましい!

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【闇の大人たち】第46回:カンボジアに南田洋子の伝記が?

カンボジア──プノンペンの書店で、近頃とっても気になったこと。書棚に並ぶ最新刊の数々、中でも人気の「伝記シリーズコーナー」に、アドルフ・ヒトラーや毛沢東、ヘレン・ケラーらに混ざって、何とあの「南田洋子」が表紙にでかでか印刷されているのを発見!

南田洋子──。先日亡くなったばかりの長門裕之と「芸能界のおしどり夫婦」として多くのテレビドラマに出演。晩年、認知症に倒れたが、日本有数の有名女優であることには変わりなく、でも、スターリンと同列に扱うのはなどうなのか……。

もしや、長門裕之が85年に出版した暴露本「洋子へ」のクメール語翻訳か? と色めき立つが、そんな訳もなく、手に取ってみれば南田洋子ではなくビル・ゲイツ伝だったわけだが──。中味をめくってもっとびっくり!

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【闇の大人たち】第43回:喫煙者に捧ぐ 世界一殺風景な喫煙室

ニコチン中毒の喫煙者たちが最も苦手とするもの、それは飛行機である。

航空機はもちろん全面禁煙。「俺はトイレの中で水を流しながら便器に向かって煙を吐く」と自慢していた中年バックパッカーもいたが、見つかれば説教では済まされない犯罪行為だ。

長時間のフライトほど吸えないストレスがたまる。そのため、喫煙者は搭乗前に目の色を変えて喫煙室を探し、ここぞとばかりにバカバカ煙を吸い込む。この日の私もそんな一人だった。

四年続いた禁煙にしくじった二週間後、モダンに生まれ変わったプノンペン国際空港にたどり着いた私は、パスポートチェックを終えるや真っ先に喫煙室を探した。それはおしゃれなアイスクリーム店の奥にあったのだが──

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【闇の大人たち】第41回:謎の三国志ブーム、プノンペンに到来!

すべての男を熱くする魔法のキーワード、何を隠そう、それは「三国志」──。

私もまた、少年時代は関羽や趙雲に憧れ、時には「劉禅」という渾名をつけられ落ち込んだりもした三国志ファンのはしくれ。中国製品を一切買わず、中国人をゴキブリの如く嫌い、中共政府が早くぶっ潰れればいいと日々願う熱烈な反中活動家も、ラーメンと三国志だけは大好物だ。

日本人がこれだけ三国志を愛しているのだがら、世界のみんなも絶対好きなはず。ところが……アフリカやインドやロシアで三国志が大流行した……みたいな話は残念ながら一度も聞いたことがない。

三国志ブームって、中国、日本、台湾、韓国あたりだけの限定的なものなのかな──と勝手に思っていた矢先、プノンペン市内の大型書店で驚くべきものを目撃した!

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プノンペン中心部に、ちょっと変わったバイク屋があるーーと聞いて早速行ってみた。朝早かったせいかお店はシャッターをおろしていたけど、そこにでかでかと描かれたロゴを目の当たりにして呆然とする私。んおおおあ!

HONDAと思いきや、HONKI!  しかもアメリカの焼肉屋みたいな書体だ!冗談かと思いきや、本気……のようである。ジャングルの奥から買い出しに来た田舎もんが100人いたとしたら、3人くらいは騙され、そして不幸になってしまいそうな予感。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

先週もお伝えした、カンボジアのプノンペンでこっそり催された謎のプロレス大会。井上京子選手をはじめ、4人の日本人レスラーが参加。カンボジア全土に生中継されたのは記憶に新しい。

だがその栄光の陰に、先週ぜーんぜん触れなかった、カンボジア土着のローカル・前座レスラーたちがいることも、忘れてはならないのだ……。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

11月20日から3日間、カンボジアのプノンペンでウォーターフェスティバルが開かれた。全土から選抜した腕自慢がトンレサップ川でボートレースを行い、3日間で数百万人の観客が集結するというカンボジア最大の祭りである。

警備は超適当。あちこちで押し合い、へし合い、喧嘩の絶えない混沌の3日間。今年は22日夜に起きた事故で400人あまりの死者が出る――という大惨事になってしまったが、事件前夜と前々夜、事故現場から歩いてわずか5分の特設リングで、日本を代表する4名の女子プロレスラーが死闘を演じていたのだった!

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

今回入手したのは「カンボジア・プノンペンの薄汚れた横丁に、さる世界的スーパーセレブがひっそり、お忍びで、おしゃれなレストランを経営しているらしい」という、事実なら世界的スクープに違いないとっておきの噂。で、苦労して探し当てたのがこちらのお店、その名も「ランボーレストラン」である!

ど真ん中のネーミング、Google画像検索の臭いがプンプンする写真、高さ4メートルの電飾看板はインパクト抜群。スタローンの発案だとすれば、これまでにない直球勝負の気合いを感じる。

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