ロケットニュース編集部は、過去4年間で1000本以上の福袋記事を公開している。

2021年は200本で、2022年は250本で、2023年は230本で、2024年は321本だから合計1001本!

厳密に言うと、すでに販売されている2025年版の福袋もすでにいくつか記事にしているから、もう少しある。

いずれにせよ、それだけ膨大な数の福袋を買いまくっていると、記者それぞれ「開封するのがマジで楽しみな福袋」が出てくるもの。

・個人的イチオシ

たとえば、私(和才)はコメダ珈琲店だろうか。


実は昨年もコメダ珈琲を挙げたが、今年も変わらず。それはつまり、昨年の内容にメチャクチャ満足したということ。あまりにもハマってしまったから、今年もまた店舗販売の分だけでなくオンラインショップ販売の福袋も予約してしまった。

ちなみに、店舗販売分とオンラインショップ販売分では内容が異なり、オンラインショップ販売福袋には “開けてからのお楽しみ” 的な商品も入っているらしい。私が思うに、こういうサプライズ商品でコメダは絶対に裏切らない


……という具合に、とりわけ楽しみにしている福袋があるわけだが、他の記者はどうなのか?

気になったので聞いてみたところ、今回もまた新たな驚きがあった。以下で記者ぞれぞれのコメントとともに報告しよう。どうぞ〜!


原田たかし → アシックス

原田たかし「これまでありそうでなかったアシックスの福袋。去年たまたまラッキーパンチで買えたのだが、その中身はシンプルながらも実用性の高いものが入っていた

当然ながら今年も期待。純粋に自分がアシックスのファンということで楽しみだし、売られるかどうか分からないドキドキ感も含めて今から待ち遠しい」




冨樫さや → 焼肉きんぐ


冨樫さや「2025年もぶっちぎりで焼肉きんぐ! 同チェーンの福袋にかける情熱はハンパない。レストラン系福袋は食事券が定番なのだけれど、焼肉きんぐでは “なぜ作った……!?” と言いたくなるような個性的すぎるオリジナルグッズがいくつも同梱されている。

しかも中身が毎年まったく違う。今回も同店オリジナル『サクマドロップス』や『肉柄エコバッグ』など、例年に負けず劣らずの弾けっぷり。他の飲食チェーンも理性を脱ぎ捨てて追随して欲しい。年々競争率も高まっているので、無事に買えることを今から祈願している」

参考リンク&画像:焼肉きんぐPR TIMES



中澤星児 → マクドナルド


中澤星児「福袋を買う理由は数あれど、楽しみと言えば『マクドナルド福袋』を置いて他にない。毎年ライフ・ファッション系のブランドとコラボして、そのブランドの特色が反映されたグッズが入っているマクドナルド福袋。

良いところは実用性で、2023年のマグカップとミニショルダーバッグは今でも使っているくらいだ。個人的には2024年はいまいちだったんだけど、それゆえに2025のコラボ相手やアイテムが楽しみだ」

参考リンク:マクドナルド




御花畑マリコ → 鎌倉紅谷(クルミッ子)


御花畑マリコ「私が担当している中でも入手困難度★★★★★の福袋。2024年はゲットできなかったが、2025年は熾烈な争いに勝利し、購入できた! もう運を使い果たしてしまった気さえする。

中に入っているクルミっ子の切り落としが楽しみなのはもちろん、ここでしか手に入らないグッズがまたかわいいのだ。美味しくて可愛くてうれしくて、新年からハッピーが確約されているようなもの!」

参考リンク:鎌倉紅谷、Instagram @kamakurabeniya



まろ → 楽天市場 海鮮かに処「かに福袋」


まろ昨年、ヤケクソで購入した『かに福袋』がまさかの大当たり。冷凍庫に入りきらないほど立派でおいしい生ズワイが届き、素晴らしい年末年始を過ごすことができた。

ネットで買う運試し系福袋はアタリハズレがデカイのだが、『海鮮かに処』のかに福袋はおそらくアタリの部類。とはいえ、まだ1回しか購入していないので、今年も “検証” という名目でちゃっかり購入していくぞ。かに楽しみだな〜」

参考リンク:楽天市場「海鮮かに処 かに福袋




K.Masami → ルピシア


K.Masami「どの福袋も楽しみにしているが、中でも紅茶専門店『ルピシア』が届くのを心待ちにしている。中身は言うまでもなく紅茶なのだが、実はそろそろ我が家の紅茶のストックが切れそうなので急を要するのだ。

値段的にお得な福袋を目前に、店舗で新たに購入することは避けたい。どうやらもう、ルピシアの福袋なしには生活することのできない身体になってしまったようだ。オンラインにて予約は完了している。お願いだ! 早く届いてくれ!!」

参考リンク:ルピシア「お茶の福袋



砂子間正貫 → スターバックス


砂子間正貫「楽しみな福袋はたくさんあるけど、やはりオンライン抽選の壁を突破して購入できたスタバ福袋が1番楽しみ。なんなら手に入りづらい分、素晴らしい物が入っているのでは……と想像している今がワクワクの絶頂である。

正直、中身は何だっていい。ってか、スタバ福袋にハズレは存在しない。毎年しっかりお得なうえに福袋でしか手に入らない激レアアイテムまで入っているのだ。残念ながら外れてしまった方の分までしっかりと感動を味わいたい」

参考リンク&画像:スターバックス「スターバックス福袋2025




うどん粉 → 四国水族館


うどん粉「様々な海洋生物のグッズが入っていてワクワクできるからという理由ももちろんあるのだが……いちばん気になるのは、今年はどんな巨大生物が届くのかということだ。

この福袋には、2年連続でとにかく巨大なぬいぐるみが入っていた。あまりのインパクトに、もし水族館が好きではなかったとしても気になっていた福袋だと思う」

参考リンク:四国水族館



古沢崇道 → ユニバーサル フィルマーケット


古沢崇道「映画が好きな私にとってはこの上ない福袋である。ユニバーサル映画の公式グッズをお得にゲットできるからガチで楽しみだ。

前回は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の福袋を購入したため、今回は『E.T.』・『ジョーズ』・『ジュラシック・パーク』の中から1つ選んでみようと思う。人気タイトルごとに福袋が用意されているのは嬉しいポイント。

中身も実用的なアイテムばかりだったので十分に満足できた。さて、今年はどれを選ぼうかな〜」

参考リンク:ユニバーサル フィルマーケット




高木はるか → もち吉『壱万円 金の福袋』


高木はるか「昨年初めて購入したもち吉『壱万円 金の福袋』。おかきとおせんべいで総重量5.7kg、成人女性がスポッと入れるほどのバカデカい袋での販売に度肝を抜かれた。

一流米菓店であるもち吉のこと。もちろんインパクトだけでなく味も最高で、なにを隠そうこの福袋を買って以降、私は定期的にもち吉でおせんべいを買うほどのファンに育ってしまったのだ。2025年もインパクトと味の両立に期待大。絶対に買うぞ~っ!!」

参考リンク:X @mochidangomura



江川資具 → ケンタッキーフライドチキン


江川資具「福袋の中身は往々にしてその時々の経済状況にあわせ変化するもの。ここ数年、日本はおおむね低迷し続けている感があり、福袋の中身も弱体化しがち。

しかしケンタの福袋は、その逆を行く。常に前の年より高く舞い上がり続けているのだ。今年はどれほどの高みに至っているのか、今から楽しみだ」


参考リンク&画像:ケンタッキーフライドチキンPR TIMES



P.K.サンジュン → ヴィレヴァン福袋の1番高いやつ


P.K.サンジュン「正直に言うとほぼほぼヴィレヴァン福袋しか書いていない俺に選択肢はない。ただその中でも1番でっけえ福袋が楽しみだ。

毎年 “今年は期待しない” と思いつつ、なんだかんだドキドキしちゃうのがヴィレヴァン福袋のいいところ。ヴィレヴァン福袋を買うんじゃない、夢と笑いを買うんだ

参考リンク:ヴィレッジヴァンガード



佐藤英典 → 元祖仲屋むげん堂


佐藤英典「福袋とは、お店や企業の年初の挨拶がわりとして、お客さんを呼び込むために販売するものだと私は思う。その名が示すように「福」が詰まっていることを期待して買うのに、「なんだコレ?」と思うものを詰め込むところも少なくない。

不用品を詰め込んで在庫処分するような企業は、むげん堂の福袋を見習うべきだ。アジア雑貨販売の先駆けであるむげん堂は、毎年毎年お得商品を詰め込んでくれている。以前は半額を金券としてキャッシュバックまでしていた。それなのに2000円という安値で提供してくれていたので、買うのが申し訳なくて「値上げしてください」と内々に思っていた

今年は円安で仕入れが大変だったに違いない。勝手ながら、2025年の福袋は値上げしてくれることを願っている」




耕平 → ジョーシン


耕平「2021年から買い続けているジョーシンの福袋。今度で5年目になるが、毎年商品のラインナップなど違う顔を見せているのが、何よりの楽しみだ。

例年12月下旬から販売されるが、2024年の福袋は第1次販売で、なぜか10000円以下の福袋が1種類しかないというトリッキーな売り方を見せた。

今年の年末は果たしてどんなラインナップなのだろうか?今からワクワクが止まらないぞ!」


あひるねこ → iittala(イッタラ)


あひるねこ「初めてイッタラ福袋が登場した2022年から毎年買い続けているが、イッタラの中身は「これ去年と同じじゃね?」と「新しいのが入ってる!」のバランスがやたら絶妙で、毎年ワクワクと同時にハラハラドキドキさせられる。

もはやイッタラの手のひらの上で踊らされているようなものである。こんな魔性の福袋は見たことがない。早く抱きたい」




亀沢郁奈 → スクエニのFF福袋


亀沢郁奈「毎年激戦となるスクエアエニックスの『オフィシャルグッズ福袋』。私は5年間落選し続けた結果、昨年初めて『ファイナルファンタジー福袋』を当て歓喜に震えた。これで一生分の運を使ったかな? そう思っていたところ……

な、な、なんと2年連続で「ファイナルファンタジー福袋」に当選したとのメールが!!!!! 昨年の同記事にも全く同じことを書いたけど、うおおおぉぉぉぉぉ楽しみすぎるぞ!!!!!!!!!!!!」

参考リンク:スクエア・エニックス



GO羽鳥 → 楽天コスプレ福袋


GO羽鳥「“そんなの無理!” なんて言い訳が通用しないのがアパレル福袋である。楽天コスプレ福袋を開封したら、バニーガール的な『黒猫ウエイトレス(&パニエ)』が入っており、当然 “そんなの無理!” とは思ったが、いざ着てみると気分が良かった

あまりにも恍惚な気持ちになれるので、この『黒猫ウエイトレス』を改造し、そのままポールダンスの発表会の衣装として活用してしまったほど。自分の限界を決めるのは自分。そんな限界を超えさせてくれるのが福袋なのだと私は思った」




──以上、17人(私含めて18人)の記者のコメントを紹介したが、いかがだっただろうか。

まぁ全てただの個人的なイチオシではあるものの、毎年福袋を買いまくった末にたどり着いたイチオシなので狙い目の福袋と言えるかと思う。

なお、上に挙げた福袋の開封結果はもちろん本サイトで記事にする予定だ。これから年末年始にかけて怒涛の勢いで公開していくので、お楽しみに〜!

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼参考までに、2024年のスタバ福袋の中身はこんな感じ。微妙に中身が異なる