「十条」の記事まとめ

パレスチナ出身のシェフに聞いた現地で最もよく食べられている料理 / 十条「Bisan(ビサン)」

街角に民族料理があふれる東京。アメリカ、ヨーロッパ、中華、インネパ、タイ、ロシアと世界中の料理店が建ち並ぶが、パレスチナ料理専門店はかなり珍しいのではないだろうか。私(中澤)がそんな店に出会ったのは東京都北区の十条だ。

その店の名は『Bisan(ビサン)』。青く塗られた外観の色合いといい、看板に書かれた「パレスチナ料理」の文字といい、下町的な雰囲気の通りにおいて異彩を放っている。

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なんでんかんでんプロデュース『パスタの虎』が『カレーの虎』に変わってた! 食べてみたらこりゃ『カレーの猫』だな

2022年11月、東京・北区十条にあの有名ラーメン店「なんでんかんでん」がプロデュースしたパスタ店「パスタの虎」がオープンした。

が! 約半年を経て少々店構えが変わったらしい。行ってみると「カレーの虎」になっていた。たしかあのオープン当初から「パスタの虎・カレーの虎」のダブルネームのお店だったのだが、主力が変わったのかな? とりあえず、カレー食ってみた!

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石窯パン工房「サンメリー」のパンダパンをカバンに入れて帰ったら、悲惨な姿に / 親会社はまたアソコ……

一般的にベーカリーの「パンダパン」といえば、顔を模したものが多い。目と耳の部分さえ黒くすれば、パンダの顔を表現できてしまうので、キャラクターのパンの中でも比較的作りやすい部類に入るのではないだろうか(実際は難しいかもだけど)。

ところが! 東京を中心に店舗を展開する「石窯パン工房 サンメリー」のパンダパンはひと味違うのだ。購入してカバンに入れて持ち帰ったところ、悲惨な姿になってしまった……。ちなみにサンメリーの親会社はまたしてもアソコです。

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あの『なんでんかんでん』が東京・北区にパスタ屋をオープン!! 看板メニュー「濃厚とんこつクリームパスタ」を食べてみた!

その昔、起業を志す者が投資家にプレゼンテーションして出資を募るリアリティ番組があった。そう、『マネーの虎』である。2004年3月の放送終了から約20年を経て、マネーの虎(投資家)たちにもさまざまな変化が起きている。

たとえば、元祖行列のできるラーメン店の先駆け、とんこつラーメンの一大旋風を巻き起こした「なんでんかんでん」。川原ひろし社長は紆余曲折を経て現在も事業を継続しているのだが、このたび東京・北区にパスタ屋さんをオープンした。

その名も「パスタの虎」だ。得意のとんこつを使ったパスタを出しているそうだが、はたしてその味は!?

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鍋持参でラーメンを持ち帰れる「鍋ラー」、生まれて初めて体験したらスープにまつわる “特権” に気づいた / 東京・十条『煮干しそば 流。』

新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着くまで、とあるラーメン屋さんが出来立てラーメンの持ち帰り提供「鍋ラー」を始めた。その名が示す通り、出来立てホヤホヤのラーメンを持ち帰るための条件は「鍋を持参する」ことだ。

鍋でラーメンを持ち帰るスタイルは、『ラーメン二郎』の鍋二郎以外であまり見かけたことがない。果たして鍋で持ち帰って、美味しくいただくことが出来るのだろうか。生まれて初めて「鍋ラー」してみた。

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【超コスパ】「とんかつ 水泉」の『500円カツ重』を知ってしまうと、富士そばのカツ丼に戻れなくなる / 東京・十条

「富士そば」のカツ丼が好きだ。別に絶品というワケでもないが、妙な趣があるというか、あのカツ丼が食べたくて「富士そば」に行くこともしばしば。490円という値段を考えると、非常に優秀な存在ではないか。

しかし、もしかするとこれは「富士そば」に戻れなくなるのでは……? そんなカツ丼に出会ってしまったのでお伝えしたい。正確に言うとカツ重なのだが、驚くことにたった500円なのだ! 繰り返す、とんかつ屋のカツ重が500円だぞ!!

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日本一分厚い! たい焼きの価値観を根底から覆す「けんぞうのたい焼き」は完全に自立するぞ!! 東京・北区

たい焼きといえば、薄皮でアンコたっぷりが良品と思われる傾向がある。たしかに、薄い皮の中にアンコでもクリームでもたっぷり入っている方がうれしいのだが、その価値観を根底から覆す一品が存在した!

そのお店、「たい焼きけんぞう」のたい焼きは薄皮という概念を完全に無視している。むしろ「日本一分厚いたい焼き」を自負しているほどだ。実物を見ると……なんじゃコリャ!? 一般的なたい焼きの倍の厚さ。縦置きにすると自立するぞ!

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【淑女の桃源郷】下町にそびえる大衆芸能の牙城でムズムズしてきた! Byクーロン黒沢

大衆演劇? どうせ、ジジババ相手の茶番劇だろ! そう思う人も多いだろう。私もそうだった。東京に二つしかない大衆演劇専門劇場「篠原演芸場」前を通りかかるまでは……。

あからさまに普通じゃない演芸場周辺の妙なギラギラ感と、三時間半の公演で全席1600円均一という破格の木戸銭が気になった私は、翌週再び、北区十条の同じ場所に立っていた。この日は映画やドラマでお馴染みの早乙女太一と並び称される、大衆演劇界の四天王・大川良太郎率いる劇団九州男の公演日。そしてこの夜、私は大衆演劇の虜となってしまったのだ!

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