だれも聞いてはいないが、クラフト好きを主張するからには「作品を完成させること」は最低条件だと考える。
環境の変化で作れなくなったものや、デアゴスティーニのように溜め込みすぎて詰んだものはあるが、最近では「難しい」を理由に途中で投げ出すことはなくなった。
しかし、実はひとつだけあるのだ。指先に刺さったトゲのように、筆者をチクチクと責め苛んで(さいなんで)いる未完成品が……。
だれも聞いてはいないが、クラフト好きを主張するからには「作品を完成させること」は最低条件だと考える。
環境の変化で作れなくなったものや、デアゴスティーニのように溜め込みすぎて詰んだものはあるが、最近では「難しい」を理由に途中で投げ出すことはなくなった。
しかし、実はひとつだけあるのだ。指先に刺さったトゲのように、筆者をチクチクと責め苛んで(さいなんで)いる未完成品が……。
ほーん、なんか良さげな大和(戦艦)のペーパークラフトついてきて1150円とか面白そうやん。今週末はちょうど暇だし、買って作ったろ。
通りがかった本屋で見かけて、そんな感じの軽いノリで買ったのだが、実態はとんでもない化け物だった。マジでヤバい。プラモ等の工作が好きな人には最高にお勧めできる。それが雑誌『歴史群像』の8月号。
本日6月2日は「本能寺の変」の日。暦の違いはあるが、いずれにしても6月の早朝、織田信長は家臣・明智光秀の裏切りにあい、京都の本能寺で果てた。
あまりにも有名すぎる日ではあるが、その様子をペーパークラフトにしてしまった商品がある。城でもなく寺でもなく「本能寺の変」そのもののペーパークラフト。
あまりにニッチすぎて「誰が買うんだ」と思ってしまう当該アイテム、組み立ててみた!
まさかというか、やっぱりというか、シン・エヴァンゲリオン劇場版の公開延期。全国の劇場が満員になるのは必至だから、感染防止の観点では誰も責められない。
とはいえ残念だ。年末から『序』『破』『Q』を見直し、ポスターに込められたメッセージを推理し、疑問点を整理して待っていたのに……。
この悲しみ、どこにぶつけたらいいんだ……というわけで、ペーパークラフトにぶつけてみた。極小ペーパークラフト「ペーパーナノ エヴァンゲリオン / 使徒、襲来」だ。
長崎市の南西に浮かぶ「軍艦島」こと端島(はしま)。当サイトでも過去に何度か取り上げているが、世界遺産にも登録され、日本でもっとも知名度が高い無人島かもしれない。
その名から「戦争遺跡?」と思うが、そうではなく炭鉱街の跡地だ。日本初の鉄筋コンクリート高層住宅が立ち並び、福利厚生施設が整えられるなど、当時の最先端都市であったという。
城跡よりも神殿よりも「ここがトイレの跡です」のような市民生活の遺跡に萌える筆者としては、ロマンしかない場所である。そんな軍艦島を自分の手で作れるペーパークラフトに挑戦!
まずは商品を見ていただきたい。長3封筒ほどの大きさの厚紙に、400年前の合戦の風景が浮かび上がる。足軽はわずか1cmほど、背の高い騎馬兵でも2cmほどの身長だ。
再現されているのは、石田三成らが率いる西軍と、徳川家康の東軍が激突した天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」である。緻密なシルエットで、衣装や持ち物までわかるほど。
これ、熟練のペーパークラフト作家の作品……ではなく、誰でも買えるメッセージカードだ。どんなアイテムなのかご紹介!
雑誌『幼稚園』の勢いが止まらない。過去記事でもリアルすぎるセブン銀行ATMや公衆電話、そしてなりきり牛丼屋ができる「吉野家 ぎゅうどんづくりゲーム」などを紹介してきたが、ここに伝説の付録が復活した。
そのあまりの完成度で売り切れ続出、長い『幼稚園』の歴史でも初めて重版となったという昨年7月号の付録「セブンティーンアイスじはんき」が再登場。去年買えなかったお友達も必見だ。
「錯視」という現象を聞いたことがあると思う。目の錯覚のことで、視覚は正常であるにもかかわらず、脳の働きで実際とは異なる色や形や大きさに見えてしまう生理的現象だ。
「だまし絵」のようによく見るとトリックがわかる、というものもあるが、生理的錯覚のほとんどは「わかっていても、どうしてもそう見えてしまう」という強烈な引力を持っている。今日は、そんな不思議な錯視の世界を気軽に体験できるクラフトブックをご紹介しよう!
パラパラ漫画……すべてのアニメーションの原理であり、授業中の究極の暇つぶし。普通は自分でページをめくって遊ぶだろうが、LED電球を組み込んで壁に映写できるキットを発見した。
学校教材や知育玩具を数多く作っている信頼のアーテック製。価格も手頃で、夏休みの自由研究にも役立つだろうと思い作ってみたら……想像と違う結果になってしまったのでご報告したい。
重機とはロマンである。自分ではたぶん運転したり所有する機会は生涯ないだろうけれど、家みたいに大きいクルマで、人力では成しえない作業がやすやすとできる。「働くクルマ」に憧れるのはなにも少年だけではないはずだ。
そんな重機を手のひらサイズに縮小して所有できるペーパークラフトがあるぞ。全8種あり、筆者は迷わず「ロマンなら絶対クレーン車だ」と手に取ったのだが、もしかしてあなたならダンプだろうか。それともパワーショベルかホイールローダー……。
突然だが、富士山はお好きだろうか? おそらく「いや、好きでも嫌いでもないけど……」という答えが大半だろう。筆者もそうだった。大きい山や形のいい山を見れば「綺麗だなぁ」とは思うが、それ以上の感慨は特にない。
そのため、「紙で作る山岳立体模型キット やまつみ」なる商品を見かけたときも、「へぇ……」という可もなく不可もない感想だった。ところが公式サイトを見てみると北は利尻山に羊蹄山、南は阿蘇山、桜島、屋久島、霊峰富士山に至っては複数パターン、全部で50種類以上というものすごいラインナップなのだ。
「山は山でしょ……」と正直思ったが、これはきっとファンのハートをガッチリ掴んでいるキットに違いない。というわけで、入門用の富士山を作ってみたら、癒し効果がすごかったのでご紹介したい。
外出自粛が続くなか、ストレスないおうち時間を過ごすために多くの企業が動画や書籍などコンテンツを無料公開している。私も何かないかなーとネットで検索しまくっているが、そんなときとんでもなくガチなものを発見したので報告させてほしい。
それはプリンタやミシンでお馴染みの「brother」が公開している鉄道ジオラマだ! 無料でダウンロードできるペーパークラフトなのだが超絶精密にして超絶精巧! ひとたび手にすれば暇つぶしなんてレベルじゃない、激アツなおうち時間を過ごせるクオリティなのだ。
どこにでもある紙から、アイディア次第で無限に立体物を生み出せるペーパークラフト。雑誌の付録や学校の図画工作、広い意味では折り紙まで、誰しも一度はやったことがあると思う。とはいえ、しょせんは紙。完成品を大事に保管する人は多くはないと想像するが、思わずまじまじと見入ってしまう超精密ペーパークラフト『みにちゅあーと』をご存知だろうか。
模型製作会社「株式会社さんけい」が販売しているペーパークラフトキットで、鉄道模型向けのリアルなジオラマから、ジブリやムーミンなどのキャラクターものまで、ものすごい数の商品がある。そのどれもがまさにアート!
クリエイティブ──。それは一般的に「創造性」「創造的であること」を指す言葉である。ここ10年ほどはとかくクリエイティブさが求められる時代で、クリエイティブな発想が注目を集め、クリエイティブな作品が評価され、そして企業はクリエイティブな発想を持つ人材を求める。
一方で、クリエイティブな能力は誰もが持ち合わせるものではなく、さらに言えば「それがクリエイティブかどうか?」は個人の価値観に拠るところが大きい。だがしかし、空箱職人『はるきる』さんの作品を見れば、おそらく地球上の誰もが「クリエイティブだ……!」と納得することであろう。
秋の味覚は数あれど、絶対王者は「松茸」であろう。お高いから筆者のような庶民の口にはなかなか入らないが、聞くところによると『エリンギを松茸として食べる裏ワザ』があるという。
確かにエリンギなら、スーパーで100円くらいで売ってるし、10パック分食べても1000円で済んでしまうではないか……。これはぜひ知りたい! というわけで、その裏ワザを知るという、中澤記者に教えを乞うことにした。
『キットカット』はネスレ日本が製造販売するチョコレート菓子である。日本ではさまざまな味の商品が販売されており、その種類の豊富さは日本人でも把握しきれないほど。海外ネット上では、日本のキットカットのバリエーションが度々話題になっている。
そんななか、2014年秋から、また新たなサプライズを秘めた商品が登場した。蒸気機関車「D51 498」のペーパークラフトが入った商品である。ただのオマケと侮るなかれ! 実際に購入して作ってみたところ、かなり精巧な機関車をつくり上げることができたのだ!! その完成度はメッチャ高くてチョコレートがオマケにしか見えなくなった。ロケットニュース24英語版ライターに意見を求めたところ、彼も衝撃を受けている!
SF映画をより迫力のあるものに仕上げるために、メイクや視覚効果は欠かすことができない。現在用いられている特殊効果の礎を築いた人物の一人に、スタン・ウィンストンが挙げられるだろう。彼は低予算で制作された『ターミネーター』で脚光を浴び、同作続編でアカデミー賞の視覚効果賞とメイクアップ賞を受賞している。
残念ながら2008年に他界してしまったのだが、彼の作った学校に、その意志を継ぐ素晴らしい才能を持った若者がある。彼はボール紙で何でも作り上げてしまうのだ。最近『アイアンマン』のパワードスーツが話題を呼んでおり、「ボール紙のトニー・スターク」と呼ばれている。
気づけば8月、夏まっさかり! 毎年この時季になると思い出すのが、学生時代の夏休みの宿題だ。8月後半まで手をつけずに放ったらかし、両親に泣きついた経験がある人もいるのでは?
そんな夏休みの宿題のうちでももっとも強敵なのが夏休みの自由研究や工作だ! 何しろ企画から材料集め、制作までこなすのだから難しくて当たり前である。しかし、自分がつくりたいモノの設計図があれば、話はカンタン、作業もすいすい進むはず!
でもそんなウマイ話はないよな~……と思いながらも調べてみると、なんと “自分がつくりたいと思ったものを入力するだけで、そのモノの展開図がゲットできる” サイトが見つかったぞ! なんだか人力3Dプリンタみたいでスゲーッ! ということで、さっそく試してみた。
たまに、無性に工作をしたくなるときがある。ハサミやカッターや木工用ボンドを使って、ひたすら集中して何かを作りたくなるのだ。そう、小学生時代の「図工の時間」のように。自分の屁にも気付かないくらい集中していた、あの図工の時間をもう一度。
ということで、ネットで無料ダウンロードできるFOX SPORTSのペーパークラフトを軽い気持ちで作ってみた!