「海外」にまつわる記事

東南アジアの国々には、檳榔(ビンロウ)という植物の種を噛む古い風習がある。石灰と一緒に噛むことで成分が反応。軽い興奮・酩酊感が得られるという仕組みで、つまりはタバコみたいなものだ。

吸血鬼みたいに歯が赤くなり、依存性があり、長期で嗜むと口腔がんになる可能性も指摘され、愛好家(ほとんど男)は年々激減しまくりだそうだが、それでもなお、檳榔愛好家がダントツに多い国といえば、お隣りの国・台湾である。販売店の数もおびただしく、販売合戦も熾烈だ。

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アジアの中でも著作権意識がひときわ高い台湾。明るく、さわやかなDVDショップを覗けば、ここは日本か?と錯覚する勢いで、ジャパニーズな人気DVDタイトルが新旧問わず、ところ狭しと陳列されている。

ま、近頃じゃプノンペンくんだりの場末感漂うDVD屋でも、日本の連続ドラマがDVD-BOXでたんと積んであるわけだが……あちらはぜんぶ中国製の海賊版。ヒビの入ったケースに傷だらけのディスクが収まった、粗悪でイリーガルなブラック商品だ。

台湾の何が素晴らしいって、商品のほとんどがキチンと版権を取得した正規版のDVDであり、正規版のくせに何だかとっても安いことである!

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【闇の大人たち】第21回:台湾ルポ KUSO文化の謎

以前、こちらでも紹介した台北・西門町のオタクデパート「萬年商業大樓」をパトロール中。気になるものを発見した。

洋品店の店頭にぶら下がる宣伝プレート。そこには、暑苦しいニット帽+ヒゲ野郎の写真が数パターン──と思いきや、ヒゲと思っていたものはヒゲじゃなく、何を隠そう「2010冬天必備款(冬モデル)フワフワ・ヒゲ型防寒マスク」だった!

素朴なアイディアの需要とファッション性については後世の歴史家に分析を委ねるとして、私が気になったのは控えめに記された「國内外最新流行KUSO商品」というくだり。

「KUSO商品」の「KUSO」って、ひょっとして「クソ」のこと? 調べてみればまさにビンゴ! ついでに「KUSO文化」なる謎の単語が中国語圏に深く浸透?──そんな新事実まで判明した!

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【闇の大人たち】第20回:台湾電脳街ルポ 高雄の町も萌えていた!

高雄──。台湾南部に位置する第二の都市である。日本ならさしずめ大阪といったところだが、人も車も少ない、静かでひなびた田舎町といった雰囲気だ。

到着早々、そんな高雄にアキバのようなエリアがあると聞いて向かったのが、高雄駅前の大通りを15分ほど東に歩いたところにある「チャンミンショッピングエリア(長明商圏)」。通りの両側には、想像していたショボさとはまるで無縁の立派な電脳ショップがズラリと並んでいた。

早速、大きめのパソコン店やカメラ店を観察。残念ながら日曜にも関わらず客はまばら。ところが、そんなご時世でもオタグッズを売る店だけはなぜか大繁盛。複雑な心境でカメラを構える私でした。

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【闇の大人たち】第19回:台湾グルメ紀行 吉野家の納豆カレー丼にむせる!

日本ではすき家に押され気味の吉野家。しかし海外では中国、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン……などで幅広く展開。アジア各国では未だ「牛丼=吉牛」という神話が生きている。

先日、台湾最大の屋台街として知られる台北・士林夜市を散策中、ふと通りがかった吉野家の店頭に、見慣れないパネルが飾られているのを見て足が引きつった!

そこにあったのは「納豆咖喱丼(納豆カレー丼)」そして「納豆牛丼」! なんだ! 台湾って納豆ブームなの? でも他の店じゃそんなもん見かけないが……。

さておき、脊髄反射で店に引きこまれ、思い余ってオーダーしてしまう私。屋台グルメの総本山を前に吉牛……、興味津々なれど、辛い選択でもありました。

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急勾配の険しい山肌に、古ぼけた家々がしがみつくように密集するレトロな集落「九イ分(きゅうふん)」。

あの「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われ、日本人の間でも台湾旅行の定番スポット。台北から列車とバスを乗り継いで約2時間。迷路のような石畳の路地にそって、ひなびた商店が軒を連ねている。

今回ご紹介する「泥人呉」という名の奇妙な家は、この「九イ分」の奥の奥。どん詰まりの急坂に面した一角にひっそりと建つ私設の博物館。革の面をつけた殺人鬼が隠れていそうな、薄気味悪い廃屋風オンボロ家の入り口で、よれよれのおっさんがふたり、しかめっ面で客をひいている。

普通の人ならまず間違いなく素通りするところだが──。実はここ、九イ分で一番……。いや、台湾でもダントツのおもしろスポットなのだ!

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台北きっての繁華街・西門町。若者が集まるスカしたお店の多いエリアだが、台湾の面白さはそうしたスカシ系と、どんより煤けた親父臭漂うお店が、ごく自然に融合しているところだろう。

今回紹介するオタクデパート「萬年商業大樓」も、表から見た限り、せいぜいお茶やら強精剤くらいしか売ってなさそうな、古ぼけたねずみ色の冴えない建物。ところが中に入ると──!

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首都・台北の中心部に堂々そびえる巨大ターミナル・台北駅。台北の電脳街といえば、ちょっと離れた場所でリニューアルした巨大電脳ビル・光華商場が「アキバ」の代名詞だが、台北駅の周辺にも小ぶりながら数々の電脳ビルが点在し、マニア向けのショップも少なくない。

台北駅前のランドマーク、新光三越のすぐ脇に建つ「NOVA」という極彩色の漢字看板にまみれた毒々しいビルも、そんな電脳中心のひとつだ。

入ろうとすると、防寒具に身を包み、大きなキャリーバッグを抱えた少女たちが、正面玄関横の地べたに放心状態で座り込んでいた……。真冬の、しかも風の強い夜だというのに、体育座りで何をしているのだろうか!?

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マレーシアの首都・クアラルンプールの下町を、空きっ腹で散策中、屋台に毛の生えた、小さな小さなハンバーガーショップを発見した。

マレーシアまで来て、ハンバーガーはちょっとなぁ……。

うんざり顔で通りすぎようとしたその時。壁のメニューに記された「ある単語」が目に入り、私は金縛りに遭った。

「BENJO(便所)」

見間違えではなさそうだ──。メニューには確かに便所と書いてある。値段は1.80マレーシアドル(約50円)。ハンバーガーの半額だ。トイレを借りるにしては妙に高いような……。その場で約五分間。考えに考えた末、私は小太りのマスターに叫んだ。

「べっ……、便所!」

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国民の大部分をイスラム教徒のマレー系が占める、イスラム国家・マレーシア。
マレー系だけではなく、幾つもの民族が共存する多民族社会であり、信仰の自由も保障されている。

首都・クアラルンプール(KL)をはじめ、中華系・インド系の占める率が高い町では宗教の香りをあまり感じないが、州によってはガチガチのイスラム法に支配され、露出度の高い女性のセクシーな服装や化粧はおろか「ボクシング選手のはいているパンツが短すぎる。けしからん」などという話題が真面目に議論されることも珍しくない──という。

ホントかよ? と、にわかに信じられなかった私だが、先々週も紹介したKLで最も古く、さびれっぱなしの電脳中心「インビ・プラザ」をさまよっていたところ、遂にその片鱗らしきものを見ることができた!

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先週紹介した、マレーシアの首都・クアラルンプールにたたずむ元祖アキバビル「インビ・プラザ。歴史はあれど、崩壊寸前のうらぶれようで残念無念。

そのインビ・プラザの裏手にそびえる最先端の電脳ビルが、今回ご紹介する「ローヤット・プラザ」だ!

KLモノレール「インビ」駅から徒歩5分。ピカピカに磨きこまれた床、明るい通路、垢抜けたお店……。中近東のスラムみたいなインビ・プラザとは比較にならない美しさ、巨大さ。フロアごとにPC、携帯電話、ゲームとわかりやすく区分けされ、若者たちが行き交っている。これだよこれ……と、人波をかきわけていたそのとき、目の前にアジアのスーパースター・ジャッキー・チェンが!

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マレーシア・クアラルンプール滞在2日目。安ホテルのルーターが故障して、ネットができなくなってしまった!

「明日には直るよ!」と言われたが、なんの裏付けもない空約束を信じ、座して待つよりは……と、近場のネットカフェを探すことにした。

ホテルのあるチョーキット地区は、クアラルンプールの中でもとりわけ庶民的な下町。ぶっちゃけ、薄汚い煤けた街並みのひろがるエリアは、カンボジアに住んでいた私が引くくらい、路上生活者やねじの外れた怪しい人々が大勢うろついている。

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羽田空港から片道5000円でマレーシアへ! 激安価格で名を上げた格安航空「エアアジア」。実際は保険料だの空港税だの機内食だの荷物料金だの、オプションをつけるうち、いつの間にか片道1万円をオーバーしてしまうカラクリなのだが、それでも激安であることには変りない。

もちろん、安いぶん歯を食いしばらなきゃならないことも沢山ある。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

突然ですが、今回はプノンペンの中華系スーパーで入手した台湾・中国それぞれのカップラーメンを食べ比べてみたい。

偶然だが、対戦するのはどちらも「和風」をイメージした商品。あらかじめ不公平のないよう、同価格帯 (双方100円弱)のものをチョイスしてます。意外に高いね!

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

先週もお伝えした、カンボジアのプノンペンでこっそり催された謎のプロレス大会。井上京子選手をはじめ、4人の日本人レスラーが参加。カンボジア全土に生中継されたのは記憶に新しい。

だがその栄光の陰に、先週ぜーんぜん触れなかった、カンボジア土着のローカル・前座レスラーたちがいることも、忘れてはならないのだ……。

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