その日はとても不思議な日だった。
最終的には大蛇アオダイショウのアオちゃんが「おまえは仕事しすぎ。もうそろそろ帰りんしゃい」とばかりに出現したのは既報の通りであるが、そもそも早朝、玄関を開けた瞬間から私は異変を感じていた。
いつも100万円の古民家の玄関を開けた時、まず出迎えてくれるのは “大量” という言葉が生ぬるいほどの数のカメムシの死骸(あるいは生きている)である。
しかしスキマ塞ぎの網張り対策が功を奏してか、以前よりも劇的に減ったのは良しとして、この日、玄関を開けた時に出迎えてくれたのはカメムシではなかった。

















































