先日、何とはなしに「ウィンドウ・イーツ」をしていた時のことだ。「ウィンドウ・イーツ」とは特に用もないのにUber Eatsの注文サイトを眺める行為のことであり、筆者の最近の趣味である。命名も筆者によるものだが、ともあれ、その行為の最中に新発見をしてしまった。

ローソンがUber Eatsでデリバリーを行っているのだ。あのコンビニのローソンだ。「コンビニがUber Eatsを?」と疑問に思い、一体どんなメニューなのか気になって覗いたところ、あまりの有用さに度肝を抜かれた。そして気付けば注文ボタンを押していた。以降よりその有用性について詳しく書いていきたい。


本題に入る前に説明しておくと、ローソンは2019年8月に日本のコンビニで初めてUber Eatsのサービスを開始した。以来、導入店舗数を増やし、2020年5月28日時点では全国10都府県の414店舗においてデリバリーを行っているとのこと。

ローソンがUber Eatsに対応している事実を初めて知ったという方は、筆者以外にも多いのではなかろうか。とはいえ肝心なのは「何を届けてもらえるか」だが、まずは今回筆者が注文してみたものを羅列するので、ざっとご覧いただきたい。


・懐かしのナポリタン(399円)
・Lチキ旨辛(218円)
・もっちチョコパン(116円)
・カルビー ポテトチップスうすしお味 85g(190円)
・コカ・コーラ い・ろ・は・す 555ml(130円)
・日清 カップヌードル 77g(238円)
・ジョンソン・エンド・ジョンソン バンドエイド肌色 20枚(420円)
・週刊少年ジャンプ(270円)


いかがだろうか。Uber Eatsらしからぬ、それでいて凄まじくコンビニらしいラインナップである。これらの商品が詰まったレジ袋を配達員の方から受け取った際、めちゃくちゃパシリをさせているような感覚にとらわれた。さておき、ここからは個別に見ていこう。

「コンビニのUber Eats」と聞いて真っ先に連想される通り、デリバリーメニューで最初に目に付いたのは、「懐かしのナポリタン」や「もっちチョコパン」などの出来合いの品々である。

上記以外にも、おにぎりやお弁当、惣菜、レトルト品、スイーツと、コンビニ利用者にはお馴染みのバラエティがそこにはある。全てが網羅されているわけではないにせよ、品揃えは豊富だ。「Lチキ旨辛」といったホットスナックまでカバーされているのには少し驚かされた。

そしてもちろん、デリバリーだからといって味のクオリティは落ちない。価格も概ね店舗で買うのと変わらないようだ。

また、配達可能な飲食品は、コンビニオリジナルの商品に限らない。今回頼んだのは「カルビー ポテトチップス」と「コカ・コーラ い・ろ・は・す」、「日清 カップヌードル」だ。他にはアルコール類やドリンク剤などもメニューに載っていた。

そうしたメーカー商品の価格に関して言うなら、店舗で買うより割高に感じるものが多いが、自宅まで配達してもらえるメリットが何にも勝る場合もある。その時々の状況を踏まえつつ、購入を決めたいところである。

飲食品の紹介は以上だ。しかし飲食品だけにとどまらないのが、「ローソンのUber Eats」の最大の特徴と言えるかもしれない。何せラップやら洗剤やらトイレットペーパーやら、加えてボディケア用品やらスキンケア用品やら、とにかく様々な日用雑貨が充実しているのだ。

実はローソンが日本のUber Eatsで唯一、飲食品以外も取り扱っている店らしい(2020年5月26日現在)。ちなみに筆者が購入したのはバンドエイドだ。特に差し迫って必要ではなかったのだが、「バンドエイドが売っている!」と興奮して思わず買ってしまった。人生で初めてバンドエイドを衝動買いした日だった。

「飲食品以外」のジャンルとしては、極めつけとなるのが週刊少年漫画誌ではなかろうか。Uber Eatsで少年ジャンプを注文する──改めて考えると頭が少し変になってくるが、届けてもらえるのは実際のところ有り難い。補足しておくと、マガジンやサンデーも購入可能である。

そんなわけで、「ローソンのUber Eats」は飲食デリバリーというより、ネットスーパーのコンビニ版のような感覚で利用できるものだった。まだまだ自粛が求められる昨今、あるいは情勢が落ち着いたあとでも、とても利用価値の高いサービスだと思う。

興味の湧いた方は、配達地域内であるかどうかをUber Eatsの注文ページで確認してみてほしい。注文する際、時間帯によっては商品が売り切れている場合もあるので、その点にも注意だ。

それにしても、一体コンビニエンスストアのコンビニエンスはどこまで成長するのだろうか。そして「Uber Eats」はこの先どれだけ「Eats」を超越するのだろうか。色々と楽しみである。

参照元:ローソン公式HP「ニュースリリース」
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.