
皆さんは、ソーセージ界に革命が起きていることをご存知だろうか。皆さんが仕事に勤しんでいるあいだに、勉学に励んでいるあいだに、家事をしているあいだに、ソーセージ界に革命が起きているのだ。これは何ら誇張ではなく、虚飾なき真実である。
革命はいつだって突然なので、知らなくても無理はない。だが既成のソーセージの概念が粉々に壊されたことを知っているのと知らないのとでは、今後の人生にも多大な影響が出てくるだろう。この記事をきっかけに認知してほしい。言わば「手羽先ソーセージ」とも呼ぶべき、画期的逸品の存在を。
まずそもそもの話として、よく混同されがちな「ソーセージとウィンナーの違い」について理解しておく必要がある。
我々に馴染み深いウィンナーの正式名はウィンナーソーセージであり、実はソーセージの1種だ。肉を詰めるケーシング(表皮部分)に羊の腸が使われているのが特徴である。他にはフランクフルトソーセージが有名で、こちらは豚の腸を使ったものだ。
さて、この前提を踏まえたうえで繰り返すが、今回紹介するのは「手羽先ソーセージ」である。食肉加工品を扱う通販サイト「唐津くん煙工房」で販売されており、商品名を「手羽ポケットン」という。
察しの良い方は、すでに「手羽ポケットン」の正体に気付いていることだろう。あるいは気付いていても、「まさかそんなことあるわけが」と自らの発想を否定し始めているかもしれない。しかし自信を持ってほしい。あなたは正しい。
商品サイトによる説明はこうだ。九州産の華味鳥(はなみどり)の手羽先から骨を抜いてソーセージを詰め込んだ、国内でも他にない珍しい逸品。それが「手羽ポケットン」である。つまりケーシングに羊の腸でも豚の腸でもなく、手羽先を使っているのだ。
手羽先にソーセージを詰め込む。この言葉がもたらす衝撃は計り知れない。一体何をどうしたらそんな破天荒な発想に至れるのか。まさに革命だ。たとえ筆者がどれだけ輪廻転生を繰り返そうと、手羽先にソーセージを詰める道は歩めないだろう。
とはいえ、やはり実物を食べてみないことには既存のソーセージと正確な比較ができない。何よりこの世界に「手羽ポケットン」が存在する以上は入手するしかない。何故なら気になりすぎるからだ。
そういうわけで注文してみたところ、届いた商品は2本の手羽先が1つのパッケージに入っている形式だった。
価格は1パック540円。ちなみにハーブ&ガーリック、レモンペッパー、柚子胡椒、チーズ、カレーの5種類の味があり、今回はハーブ&ガーリックとレモンペッパーを選んだ。
調理方法は非常に簡単で、電子レンジで温めるだけだ。1パックの場合は500Wで90秒となっている。
最初にハーブ&ガーリックの方から手をつけていく。見た目はやや丸みを帯びているものの普通の手羽先だ。とてもソーセージが入っているとは思えない。
何にせよ実に美味しそうではある。照り光る手羽先の質感に食欲をそそられ、かぶりついてみると……
それはもう、驚くほど大胆にソーセージがねじ込まれていた。ちくわきゅうりのきゅうり程度かと思っていたら、そんなレベルではなかった。手羽先をみちみちと押し広げんばかりの詰め込み具合だ。
そして重要なことだが、美味しい。手羽先のパリッとした食感にソーセージのジューシーさが合わさり、今までに味わったことのないハーモニーが生まれ、味覚を刺激してくる。ガーリックの風味はそこまで感じないが、ハーブの香りは適度に添えられている。
加えて、骨の代わりにソーセージが詰め込まれている分、見た目以上のボリュームにつながっている点も好印象だ。さすがに羽の先の方は骨が入ったままだったが、それでも十分に旨味を堪能することができる。
続けてレモンペッパー味の方もいただく。箸で持ち上げた時点で、レモンの香りが鼻先をくすぐってきた。
食べてみると、予想通り酸味のある爽やかな味わいに仕上がっている。個人的には先ほどのハーブ&ガーリック味の方がパンチがあって好みだが、レモンペッパー味のさっぱりとした食べやすさも捨てがたい。
どちらも美味しい。どちらの味であっても、とにかくジューシーなのだ。鳥肉の口当たりの良さもさることながら、ソーセージから溢れ出る旨味が強烈にそこへ上乗せされる。気付いたら皿に肉汁だまりが出来ていたほどだ。
実際に味わう前は奇抜さが先行した食べ物のようにとらえていたこちらの認識を、確かなクオリティで吹き飛ばしてくれた感がある。実に貴重な体験だった。ぜひとも読者の方々にも「手羽ポケットン」を入手していただき、この衝撃を共有してもらえればと思う。
いずれは、さらに新たなソーセージがこの世に生まれる日も来るのだろうか。我々を覆う常識という名のケーシングに再び風穴が空けられる日を待ちたい。お後がよろしいようで。
参照元:唐津くん煙工房「手羽ポケットン」
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.
西本大紀














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