日本各地に存在している郷土料理には、独自の名前がついている物も多い。
筆者の地元である新潟県の「のっぺ」とか「いごねり」も、他県の方からしたらどんな料理なのか想像がつきにくいんじゃないかな。
調べてみたところ、どうやら鳥取県にも そういった料理があるらしい。その名も「いただき」。
──な、何をいただくんだ? 何を使った料理なのか、見た目はどんな感じなのか。名前だけでは全く分からない。
ということで公開されていたレシピを参考に作ってみて、実際にいただきをいただいてみることにした。
日本各地に存在している郷土料理には、独自の名前がついている物も多い。
筆者の地元である新潟県の「のっぺ」とか「いごねり」も、他県の方からしたらどんな料理なのか想像がつきにくいんじゃないかな。
調べてみたところ、どうやら鳥取県にも そういった料理があるらしい。その名も「いただき」。
──な、何をいただくんだ? 何を使った料理なのか、見た目はどんな感じなのか。名前だけでは全く分からない。
ということで公開されていたレシピを参考に作ってみて、実際にいただきをいただいてみることにした。
本日9月12日は『とっとり県民の日』。倉吉市出身の父と境港市出身の母に鳥取県内で育てられた私(亀沢)は純度100%の鳥取者(とっとりもの)であり、「鳥取県の魅力」を語る資格を十二分に有していると考えられる。
とはいえ19歳で上京し、現在も東京で楽しく暮らしている身の上のため、「なら鳥取へ帰れば?」と言われると返答に困ってしまうこともまた事実……。
そんなワケなので、今日はなにも「鳥取に移住しろ」とは言わない。「鳥取に旅行してみよっかな?」と皆さんが心を動かすような、ジャブ程度の鳥取の魅力をお伝えしたいと思う次第だ。そこんとこヨロシク。
読者は『牛骨ラーメン』をご存知だろうか? 鳥取県の中でも中部エリアのご当地ラーメンとされるもので、確かに私(鳥取中部出身)は幼い頃からそれを食べていた。しかし『牛骨ラーメン』という呼び名が定着したのはここ20年くらいの話で、果たして全国的にどれくらいの知名度があるのか、私には見当もつかない。誰も知らなかったらマジすみません。
でもって、そんな牛骨ラーメンをカップ麺化した『鳥取ゴールド』という商品が県内で盛んに売られている。みやげとして買って行く人がいるのか、県外でも販売されているのか等は一切分からん。ただ、鳥取県民の多くは鳥取ゴールドが大好きで常食している家庭も少なくない。
そんな鳥取ゴールド界隈に今夏、大ニュースが巻き起こった。鳥取県民以外にはあまり関係のない話かもしれないが……お知らせせざるをえないッ!
私(佐藤)はかねてから気になっていた。東京駅などの主要駅に行くと、どこへ行っても似たようなお土産を売っている。ブランドでいうと「バターバトラー」や「ナウオンチーズ」「ザ・メイプルマニア」「東京ミルクチーズ工場」など……。これらのブランドは東京駅の売上ランキングの常連であり、シーズンごとにどれかが必ずランクインしている。
どんな会社が運営しているのだろうか? 気になったので調べてみたら、その大元は鳥取県米子市に本社を置く「寿スピリッツ株式会社」だった! 鳥取の会社が土産物界の上位に君臨していたとは!? 全然知らなかったぞ! その事実を出身者に伝えたら……。
近年、ポケモンが地域の観光を盛り上げていることをご存じだろうか。例えば福島県はラッキー、香川県はヤドンといった感じで、全国9道県が「推しポケモン」とのコラボを果たしている。(2023年11月現在)
その中のひとつが鳥取県とサンド&アローラサンドで、県内の様々な場所でマンホールやラッピング自動販売機が設置されたり、オリジナルのお土産が販売されたりしている。
そして、2023年5月にはサンドをモチーフにした遊具が並ぶ『サンド公園』がオープン。なにそれ気になる! ってことで現地へ調査に行ってみたぞ!!
「旅行先で一番お手軽にご当地感を味わうには?」と聞かれたら、筆者は「パン」と即答する。
街のパン屋さんが個性的なのはもちろんのこと、スーパーやコンビニのパンコーナーでも、現地でしか買えないローカルパンはたくさん存在するのだ。
今回ご紹介するのは、約110年の歴史を持つ鳥取県の製パンメーカー、亀井堂の『マイフライ』。県外出身者にとってはかなりカルチャーショックを受ける逸品だったぞ……!!
私は鳥取県中部と西部のハーフ。鳥取は横に長い形をしていて、東と西では文化も言葉も全然違う。私の実家は中部だが、いつも心には西部のスピリットが燃えている……とか言うと中部が気を悪くするだろうか? どのみち純度100%の鳥取県民なので許してね!
そんな私の魂の故郷こと境港市は鳥取県西部でも最西端に位置し、鳥取と島根を足して鬼太郎で割ったような独特の文化を多く有する土地だ。今回は私が特にオススメ(?)する風習『法事パン』についてご説明しよう。
この時期ちょうど旬を迎えるフルーツに「梨」がある。さほど興味が無い方には無駄な知識かもしれないが、梨には大きく分けて2つ「茶梨(赤梨)」と「青梨」があることをご存じだろうか?
どちらが美味しいのか? どちらの方が好きなのかはその人次第……と言いたいところだが、それぞれの梨に並々ならぬ思い入れを持つ2人の男女がいた。千葉県市川市出身の私、P.K.サンジュンと、鳥取県出身の亀沢郁奈である──。
今からお話するのは2019年夏のできごとである。私の出身地である鳥取県の山奥に、30年以上前の廃線跡が現存しているらしい。そして近年、その周辺が「SNS映えする」として密かに話題になっているのだそうな。マジか……ちっとも知らなかった。
さっそく地元へ帰省した私は友人のカメラマンを引き連れ、SNS映えする写真を撮りに廃線跡へ。……そこから今回の記事化に至るまで、なぜ3年もの月日が経過してしまったというのか? 順を追ってご説明したいと思う。
俺たちの『ポプラ』が『ローソンポプラ』に移行しつつある件については以前、当サイトの佐藤記者(島根県出身)が驚きをもってお伝えした。山陰地方を皮切りに全国的な移行が始まり、今年夏までに路面店のポプラは姿を消す予定らしい(一部の施設内店舗は継続)。
ちなみに私は島根のお隣・鳥取県の出身なのだが、子供のころ地元に初めて上陸したコンビニチェーンがポプラだったことをよ〜く覚えている。2番目はローソン。その後長きに渡り、山陰地方のコンビニはほぼポプラとローソンが占めていたのだ。
数年前にようやくファミマとセブンイレブンが進出してきたが、個人的には正直「何を今さら」って感じである。大した娯楽もない山陰を明るいネオンで照らし続けてくれたポプラ。俺たちは生涯、あなたの功績を忘れないだろう……。
我が故郷・鳥取県の特産品といえば『カニ』がセンター、その次は『二十世紀梨』で決まりだろう。毎年9月になると実家から送られてくるのを楽しみにしているのだが、母いわく今年はやや不作らしい。今のうちに大量摂取しておかねば!
ところで最近、衝撃的な事実を知った。鳥取の誇りたる二十世紀梨、実は千葉県で生まれた品種だというのだ。幼い頃から漠然と「鳥取固有の品種」と思っていたのに、これは少し恥ずかしい。おまけに千葉では現在も、二十世紀梨が生産されているのだという。
果たして千葉の人たちは、この件をどう思っているのだろうか……?
鳥取出身の男性有名人といえば水木しげる・石破茂・小野ヤスシといった、やや渋めのメンツがスタンダードだったのだが、ヒゲダン(Official髭男dism)の登場で状況は急変した。あのような田舎から才能ある若い人が生まれ、ついに紅白にまで出場したのだ。
山陰のおジイちゃんおバアちゃん達も、今じゃみな彼らの活躍を楽しみにしている。こんなハッピーな話があるだろうか。ヒゲダンの皆様には今後とも健やかに、素敵な音楽を作り続けてほしいと強く願う次第である。
……さて、察しのいい読者はお気づきかもしれないが、実は私も鳥取県の出身だ。本日9月12日が『鳥取県民の日』だということを個人的には全く知らなかったが、ヒゲダンの方々はご存知だっただろうか……少しだけ気になるな〜!
練りものが、好きだ。かまぼこ、ちくわ、つみれ……なんでも好きだ。おでんなんかに入れても美味しいし、そのままでもウマい。1品でこれほど有能な食材というのも、なかなか珍しいのではないか。
さて、鳥取の名物に『とうふちくわ』というものがある。その名の通り、豆腐とちくわが合体した食べものだ。その響きだけでもヘルシーそうだし、なにより美味しいので近場で購入できるならばリピ必至である。しかし現実は、そうもいかない。ということで、自作してみることにしたぞ。
東京では『徳島ラーメン』と言われてピンとこない人も多いようだ。濃い目のスープに甘辛く煮た豚肉と生卵が乗せられたアレ……たまに無性に食べたくなるので関東圏でも専門店が増えることを強く願う。
その『徳島ラーメン』とは全然別モノなのだが、私が「世界一うまい」と公言してはばからないカップ麺を製造しているのは徳島県のメーカーだ。その名も『徳島製粉』。どういう理由かは知らないが、徳島は相当なラーメン先進県なのだろう。
名もなきフリーライターである私が「うまい」と叫んだところで大した影響力がないことは分かっている。しかし「世界一うまい」は人生で一度しか使えない大ワザだ。その心意気を感じて「食べてみよう」と思う読者が1人でも現れることを願う次第なのである。
ご当地系バラエティ番組などによれば、全国の隣接する地方都市間では「どちらがより栄えているか」等といった争いが頻発しているらしい。私の生まれ故郷である鳥取県については “島根との敵対関係” を取り沙汰されることがままある。
しかし島根がどう思っているかは知らないが、島根とまともに張り合おうとしている鳥取県民はほとんどいない気がするんだよなぁ。なにせ島根には神々が集いし出雲大社がある。イチローの嫁さんがいる。佐野史郎も輩出している。鳥取の完敗だ。それでええ。ええんじゃ……。
あまりにも「勝つこと」に慣れていない鳥取県民には自己主張が欠乏しがち。それはいつしか「控えめな県民性」にまで昇華したのだが……なんでも最近「俺たちが日本一だ」と公言してはばからない鳥取県民がいるとの情報を掴んだ。それ……本当に鳥取県民か?
海辺の岩場や防波堤にくっついている ”タニシっぽい貝” は、『クボガイ』に代表される小型の巻貝だ。触ればポロリと落ちるので、取ってきて塩ゆでにするとおいしい。その横には、逆に岩にビッタリくっついて離れない貝もある。あえて力づくで取ろうとしたことはなかったのだが……。
「すごくおいしいんですよ」と教えてくれたのは、以前の記事で漁業法について教えてくれた “漁協の古田さん” である。傘っぽいビジュアルのあの貝はそのまんま『カサガイ』というらしい。
古田さんイチオシのカサガイメニューは意外にも『炊き込みごはん』とのことだ。お願いすると気前よくレシピを教えてくれた。海の男はケチケチしないのである。その足でさっそく海岸へ直行だ。海区によっては採取禁止なので事前に確認しておこうな!
海辺を散歩中、海藻がユラユラ流れるのを見つけた。嬉しくなった私はそれを拾い集めていたのだ。すると突然「それを取ったらいかん!」と背後から鋭い声。驚き顔を上げればお婆さんの姿……「漁村の人だな」とひと目で分かる雰囲気である。「ハァ、すみません」とその場を立ち去る私の心には「海藻って取っちゃダメなの?」という疑問が渦巻いていた。
私の生まれた日本海沿岸では、岩場にサザエやアワビが当たり前にくっついている。そしてそういった貝類を獲ってはいけないと、みな幼い頃から知っていた。なぜなら海岸には「監視してるオーラ」をビンビンに発している人が常にいるからだ。しかし……本当にこんな小さい海藻までもダメなのか? そもそもあのお婆さんには一体なんの権限があるというのだろう?
疑問は次第に「海藻くらいイイじゃねえか」という怒りに変わっていった。海は誰のものでもないはずである。『記者』の肩書きを盾に漁業協同組合(漁協)へ電話してみると、出たのは気の弱そうな男性。「私は嘱託職員ですから……」などと、男性はさらに気の弱そうなことを言う。「勝てる」とみた私は勢いのまま取材を申し込み、単身漁協へ乗り込んだのだ!
「宝くじ高額当選者に多い特徴」を見てみると、イニシャルは「T.K」で男性、A型、乙女座……ってそれ単純に母数の問題なんじゃないのっ? とツッコみたくなるものが多い。しかしその中で、ほぼ全ての当選者に該当する法則があるのだという!!!! それはズバリ「くじを買い続けてきたこと」だ。なるほど継続は力なり……ってバカ! 今すぐ当てたいんじゃー!
「運」は見えないけど確かに「ある」。何らかの方法で一時的に運をブチ上げることができたなら、初めて買った宝くじで億を当てることも可能なのだ。たぶん。運の到来を誰かが教えてくれさえすれば、すぐ売り場へ走る準備はできているものを。
ところで最近気になる噂をキャッチした。なんでも鳥取県の人里離れた山奥に、金運のブチ上がる神社があるとか。そんで人がめちゃくちゃ来てるとか来てないとか……。スピリチュアルな話には慎重なほうだけど、もしもということもあるので行ってみることにした。