昭和42年、福岡県北九州市の折尾駅で「やりうどん」が開業した。それから約半世紀……50年以上経った今でも愛され続けている人気店のうどんは、地元の人だけでなく、観光客の舌までもうならせる。
2016年12月、そんなやりうどんにひとつの転機があった。屋号を「博多やりうどん」に改め、味も一新。そして福岡空港内にも空間がオシャレなワンランク上の「別邸」をオープンさせたのだ。
昭和42年、福岡県北九州市の折尾駅で「やりうどん」が開業した。それから約半世紀……50年以上経った今でも愛され続けている人気店のうどんは、地元の人だけでなく、観光客の舌までもうならせる。
2016年12月、そんなやりうどんにひとつの転機があった。屋号を「博多やりうどん」に改め、味も一新。そして福岡空港内にも空間がオシャレなワンランク上の「別邸」をオープンさせたのだ。
福岡生まれ関西在住の記者。故郷の味はズバリ……うどんである! 「ラーメンじゃないの?」と思うかもしれないが、福岡はうどんだってスゴイのだ。県内には “うどん発祥の地” であることを示す石碑が立っていたり、ラーメン店よりうどん店の方が多いかもしれないという話も聞く。
そして、福岡のうどんといえば “ごぼう天うどん” !! ガッツリごぼうが入っている感じがタマラナイのだ。食べたい。食べたいよ、ごぼう天うどん! 今回訪れた『うどん屋麺之介』のうどんは、大阪にあるのにそんな欲求を十二分に満足させてくれるシロモノだったことをお知らせしたい。
お客さんの舌は正直であり、シビアでもある。だからこそ、飲食業界で成功するのは難しく、入れ替わりが激しいのも無理はない。もしとんこつラーメンが主流の福岡県で「他の麺類」で勝負となれば、苦戦は避けられないと言っていいだろう。
ところがである。ここ数年、非豚骨スープながら「とんこつ王国」で人気を博している店があるらしい。その名も『まるたん』。ここは、ラーメンでも担麺でもない拉担麺(ラータンメン)を提供しており、値段も500円のワンコインと財布にも優しい店なのだとか。
海に住む妖怪といえば「海坊主」だ。黒い坊主頭の巨人で、穏やかな海面からいきなり登場しては船を壊す、恐ろしいバケモノだと大昔から伝えられている。そして時をこえて今、あるデカ盛りグルメが「まるで海坊主だ」と恐れられているらしい。
今回、噂の目撃情報を頼りに訪れたのは、福岡県北九州市のカレー店『まインド』。名物メニューの「マウンテンカレー」を頼んでみると……想像以上に海坊主、いや、ルウの海から顔を出す坊主頭の巨人、カレー坊主が登場したのである!
ここのところ、iQOS(アイコス)の勢いが止まらない。発売された当初、スルーされ気味だったにもかかわらず、今では右も左もアイコスってる人ばかり。人気が爆発すると、今でも品薄状態が続いているから驚きだ。
ただ、アイコスフィーバーの中で忘れてはいけないのが「プルームテック」の存在であろう。なにせ販売元がJT(日本たばこ産業)なのだから、どう考えても良さげな気配。2017年6月からは東京で販売開始ということで、気になっている人も多いのではないだろうか。
とんこつラーメン発祥の地・福岡県久留米市。ここに世代を超えて愛されているラーメン店がある。その名も『丸星ラーメン』。昭和33年創業の老舗ということに加え、ラーメン店として日本初の24時間営業を始めたということでも有名なお店だ。
今でこそ24時間営業しているお店はあるものの、50年以上もの間人気を保ち続けるのはそんじょそこらのラーメン店では真似できない。ましてや、久留米は超がつくほどのラーメン激戦区なのだからなおさらのこと。一体、人を惹きつけてやまない魅力はどこにあるのだろうか。
「中途半端な力を身につけた者はかえって早死にするよ」という名言を残したのは、漫画「ドラゴンボール」のフリーザである。なぜいきなりフリーザ様の名言を持ち出したかというと、今回ご紹介するデカ盛りグルメに挑んだ戦士たちが、ことごとく惨めな大敗北を喫しているからだ。
数多くのチャレンジャーを苦しめたのは、福岡で圧倒的な知名度を誇るデカ盛り店『HANAMARU厨房』のトルコライス。なんでも、ドライカレーとナポリタンにトンカツを乗せてカレーをかけた料理なのだとか……って「全部大好きなんですけど」と思ったので食べに行ってみたぞ。
福岡県でラーメンを食べようと思えば、当然ながらどこへ行っても「とんこつ」ばかり。言わずと知れた「とんこつ王国」だけに、他のラーメンはなかなか見当たらない。だが、時代は常に移り変わるもの。
ここ数年、福岡県にラーメン革命が起きており「とんこつ以外のラーメン」でも受け入れられつつある。例えば今回ご紹介する『麺場彰膳(めんばしょうぜん)』がそう。驚くべきことに、ここは味噌ラーメンの専門店なのだ。
日本だけでなく、世界でもその名を知られるラーメン「一風堂」。もはや知らない人は皆無レベルの圧倒的知名度だが、2016年から浜松町と西五反田の店舗で立ち飲みができることはあまり知られていないかもしれない。ただ、これがオープンするやいなや好評らしい。
そして2017年2月22日、一風堂は満を持して本拠地でも新スタイルに挑戦。福岡・天神の西通りに立ち飲みできる「一風堂スタンド」をオープンさせた。はたしてその実力はどれほどなのか。これは確かめてみねばなるまい……ということで実際に行ってみた!
お店の看板は顔そのもの。ラーメン屋ならラーメン、うどん屋ならうどんといったように、どこの店も看板を見ただけで特徴がわかるようにできている。もしとんかつ店ならば、オススメはとんかつ。どう考えても一番人気はとんかつで決まりだろう。
だが、福岡県には少し変わった飲食店があり、なんでもとんかつ店なのになぜか「ちゃんぽん」がうまいと評判の店がある……らしい。にわかに信じがたいが、これは確かめてみないと真相はわからない。そこで実際に行ってみることにした。
高級ステーキをドカンとご飯の上に並べたら……もちろん絶対美味しいに決まっている。もちろん絶対に美味しいと決まっているから、デカい方がいいのだ。デカければデカい方がいいに決まっている!
というわけで今回は、食べる前から激ウマ確定 & ダイナマイト級のボリュームを誇る最強ステーキ丼を食べてきた。総重量はなんと1キロ、わがままな欲求を満たすべく、限界寸前の大食いバトルを繰り広げてきたので、さっそくご覧いただきたい!
ミネラルウォーターとしてだけでなく、フルーツフレーバーウォーターとしても愛飲されている「いろはす」。2009年に発売が始まると、今ではどこへ行っても置いてあるほど、水界のトップブランドにまで上り詰めた。
人気の理由のひとつにさまざまなフレーバーを定期的に発売する「飽きさせない試み」があるが、またしてもコカ・コーラが絶妙なフレーバーを世に送り出した。なんと今回は「日本人の好きなくだものランキング」1位のいちご。しかも、その中でも特に高い品質である福岡県「あまおう」のエキスを加えたというのだ。
圧倒的な存在感で人々を魅了するデカ盛りグルメ。完食を目指すとなると強い体力と精神力が求められるが、空腹がピークに達すると「今なら自分でも驚くほどの量を食べられるはず……」と闘志が湧き上がるものだ。
そんな闘志むき出しの人にオススメしたいのが、福岡・博多の『とんかつ大将』である。この度、限界ギリギリの大食いバトルを繰り広げてきたのだが、とんかつが大皿にズドーーーンッと整列している姿は破壊力抜群だったぞ!
飲食店を選ぶお客さんの舌は正直だ。おいしければ行くし、マズければ行かないといったようにシンプルながらもシビア。お客さんだってお金を払う以上は相応の味でないと納得しないため、1回の食事がお店の明暗を分けると言っても過言ではない。
だからこそ、期待に応えるのがお店の腕の見せどころでもあるのだが、一度お客さんが離れてしまうとなかなか戻らず。中には潰れてしまうお店だって珍しくない。しかし、そんな荒波な飲食業界の中で、福岡県南区大橋には倒産寸前から奇跡の復活を遂げたお店がある。
知らない土地で美味いものを食べたい時は、地元の人にオススメを教えてもらうのが一番だ。ガイドブックでお店選びをするよりも手っ取り早い上、リアルな声は信頼性が高い……気がする。しかも日本人は親切なので、ご丁寧に道順まで教えてくれたりするのだ。
さて今回は、屋台と市場でにぎわう福岡市の長浜エリアで、地元の方が猛烈にプッシュする『第三共進丸』を紹介したい。オススメする理由は「市場から直送の天然鮮魚が激ウマで、選び放題の焼酎は一杯100円、しかも自己申告制」とのこと……ウソだろと思ったらマジだった。
ひとつのものが世代を超えて愛されることは、至難の業だ。それもそのはず、時代は常に流れており、同じであり続けることの方が難しい。何ならフロッピーやカセットテープのように、存在自体が消えていくものだって少なくない。
それだけに数十年も続く飲食店は、食べる前からスゴいことが証明されているようなものだが、福岡県春日市には昭和58年の創業以来、二代に渡り30年以上も愛され続けているラーメン店がある。その名も『ラーメン やまもと』。長年、人気の理由は一体何なのか。実際に味わってみることにした。
オシャレカフェの絶対王者といえば、誰がなんと言おうと「スターバックスコーヒー」だ。味がいい上、雰囲気もよければ、そりゃMacBook Airを持ち込んでドヤ顔になるのも仕方ない。シャレこむなら「スタバ一択」。そんなドヤラーも多いのではないだろうか。
ところがである。この世には、スタバが真っ青になるほどオシャレなカフェが存在する。その名も「コナズ珈琲」。ここは讃岐うどん店として有名な「丸亀製麺」の姉妹チェーン。詳しくはトリドールホールディングスが経営するお店だ。
数ある博多グルメの中でも、最近にわかに注目を集めているのが『博多うどん』である。実力と個性を兼ね備えたうどん屋が次々に誕生し、老舗と熱いバトルを繰り広げているようだが、美食の街で存在感をアピールするのは簡単なことではないだろう。だがしかし……!
そんなグルメ激戦区で、見事に立ち位置を確立したのが『博多あかちょこべ』だ。今回は、味もさることながら見た目もインパクト抜群、さらには変わった食べ方も話題の超人気メニューを紹介しよう。