一日一善ならぬ一日一餃を始めてから1カ月以上が経った。餃子道を極めた人にしたらまだまだ “ひよっこ” だろうが、毎日のように食べていたら餃子の違いがなんとなく分かるようになってきた。実は一口に餃子と言ってもいろいろで、どの店にも特徴があって十人十色のようなものである。そこが面白いし無限だから餃子探求はやめられない。
ここが美味しい、あそこが美味しいなんて話を聞けばすぐに食べたくなるものだが、いろんな声がある中で圧倒的に支持されているのが宇都宮の正嗣(まさし)だ。右も左も誰もが「まさし」「まさし」。王を称えるように叫ぶ声を聞くと、何が何でも食べてみたくなるじゃないか!!