相変わらず猛威を振るい続けるフィッシング詐欺。「フィッシング対策協議会」が発表している報告状況によると、2022年4月の報告件数は協議会に寄せられているだけでも9万件を超えているとのこと。これは直近1年間で最大件数だ。ただし、あくまで報告件数なので実際発生している件数は、この数値を大きく上回っていることだろう。
そして私(耕平)のフィッシング詐欺の専用メールボックスに大量に届いているのが、JR東日本が提供しているサービス「えきねっと」を名乗る偽メールだ。現在も大量発生中の「auPAYを名乗るフィッシング詐欺」の次に数が多い。
しかも今回は新しいパターンの個人情報の抜き取り方も確認できた。ということで、個人情報が抜かれるまでの一連の流れと、ユーザー必読の防止策をお伝えしよう。