今回の干し蕎麦におけるスローガンの一貫性が潔(いさぎよ)い。
まず表パッケージにデカデカと「つるっと喉ごし」と書いてある。
その斜め下にメイン的な商品名が書かれており、そのまた横には、目立たない小さい文字で「ツルツルとした食感の風味豊かなそばに仕上げました。」と書かれている。
そして、パッケージの裏には……
今回の干し蕎麦におけるスローガンの一貫性が潔(いさぎよ)い。
まず表パッケージにデカデカと「つるっと喉ごし」と書いてある。
その斜め下にメイン的な商品名が書かれており、そのまた横には、目立たない小さい文字で「ツルツルとした食感の風味豊かなそばに仕上げました。」と書かれている。
そして、パッケージの裏には……
私は仮面ライダーが「出たな、ショッカー!」と言うような感じで「出たな、兵庫県推奨優良特産品!」と叫んでいた。
当連載の愛読者様もまた、同じように「出たな! 兵庫県推奨優良特産品!」と身構えたことだろう。
第210回でも指摘したが、なぜか兵庫県の干し蕎麦には、やたらと「兵庫県推奨優良特産品」と書いてあるのだ。
今年の暑さはもう異常! スタミナつけとかないと倒れちゃうぞ!
そば界においてスタミナといえば、「とろろ」において、ほかにない。
ということで今回から3回にわたってお届けするのが「とろろ蕎麦スペシャル3連戦」!
記念すべき第1回目は、北野エースで購入した東亜食品工業『北野 HOKUYA 本場播州 とろろそば』である。
こちらの商品、なかなかパッケージに書いてある文言が面白い。
まずは「キレのよい食感」。続いて、細かい文字だが「キレのよいシコシコ食感で風味豊かなそばに仕上げました。」でオモテ面は終わり。
そしてウラ面にもあらためて、
負けなしの本田商店(島根県)。
これまでの登場は5回にして、ベスト5のランキング入りが2回。その後、順位が変動しても、「〜松〜(文句なしの外)」が4本、「〜竹〜(外)」が1本と、完全なる「家なき子」。驚異的な強さを誇っている。
間違いなく島根屈指の干し蕎麦製造所であり、日本三大蕎麦(岩手県のわんこそば、島根県の出雲そば、長野県の戸隠そば)のひとつであるという意地も垣間見える。
今から2年前の2022年。パルシステム(pal system)に入っていた私は、ロケットニュース24にて「生協通信」という連載を始めた。
3回で終わったが。
当然、パルシステムも退会。「そんなに頼むモノがなかった」のが辞めた理由だが、私の周りには母をはじめ複数人のパルシステマーがおり、相変わらずその信用度は絶大だ。
“pal system” のロゴが入った今回の干し蕎麦は、そのうちの1人に注文してもらった。
前々から行ってみたい蕎麦屋がある。「永坂更科 布屋太兵衛(ながさかさらしなぬのやたへえ)麻布総本店」だ。
200年以上もの歴史がある蕎麦屋であり、東京には上記の麻布総本店のほかに、池袋と東京にも店舗がある。
東京以外にも、神奈川、千葉、埼玉、北海道、そして福岡にも支店がある。くそ〜っ、行ってみたい。
もう干し蕎麦の「布屋太兵衛」は、何度か食べてきたから覚えている。なので是非とも本物を食べてみたいのだ。
大阪は阪急百貨店に売られていた今回の蕎麦。
お店の棚2ラインを使うほど激推しされている「阪急プレミアム」の蕎麦であり、
「石臼挽きのそば粉の香りとつるつるしたのど越しの良さ! 北海道産のそば粉8割使った二八そばを細麺に仕上げました」
とのポップも掲げられている。
納豆にハマっていた時期があった。それも病的にハマっていた。ハマりまくっていた。
2023年の5月から、2024年の3月までなので約10ヶ月。毎日ではないけれど、できるかぎり毎朝、納豆ごはんを食べていた。
どうせ毎日食べるならと、いろいろな種類の納豆に手を出した。最終的には58種類にも及んだのだが、その中でも印象深い納豆が7つある。
神セブンならぬ納豆セブン。本日7月10日は「納豆の日」とのことなので、ドドンと一気に紹介したい。
「ウソだろ?」「またまた〜」「そんなの見たことないよ」。
何に対しての疑いかと言うと、知人が言った「久世福商店の干し蕎麦がある」という情報に対してのことだ。
少なくとも私の近所にある久世福商店では見たことがない。いや、もしかしたら見落としていただけかもしれないが……私は断じて見たことはないっ!
そう突っぱねたところ、知人はいとも簡単にアッサリと、「久世福商店の干し蕎麦」を買ってきたのであった。
ひさびさに中国ECアプリ「SHEIN(シーイン)」を開いた。そしてなんとなくメンズの衣類品を眺めていたところ「ハッ!」とした。
もしかしたら私、男のくせしてSHEINのメンズを見るのは初めてかも……と。なぜって、いつも女装用の衣類ばかり探していたからだ。(ふつう逆だろ)
まじまじとチェックしてみると、安い! 安すぎる! ということで、それぞれ最も安い価格のメンズ商品だけで全身コーデしてみることにした。
山形県にある「みうら食品」が作る干し蕎麦は、実にクセツヨな店に置いてある。
今回を入れて3回登場であるが、1回目、2回目は、よくテレビにも出ているスーパー「アキダイ」でゲット。
そして今回は、かなり特徴的な業務系スーパー「クック-Y」での捕獲。
なんとなくだが、崖っぷちでしか採取できない「燕の巣」のような、貴重な存在感すら漂ってくる。
少し前、親父が倒れた。あまりにも突然に。緊急病院に搬送されそのまま今現在も入院中。
そんなこんなで必然的に実家にも行く機会が増えたのだが、ある時、母から干し蕎麦を渡された。
なんでも、こうなる前、親父が買ってきた蕎麦であるという。自分で作って食べようとしていたらしい。
でも今は無理。賞味期限もあるし、親父を待ってる時間もない。ならば、私が代わりに食べてしまおう。
作る前から「家だな」って思う蕎麦がある。決して “家だから悪い” というわけではないが、試合する前から「家だな」となる。
例えば今回の茂野製麺『味川柳つるしこそば』もまた、茹でる前から「家だな」という予感があった。
店頭でパッケージを手に取り、裏返したらそれはほぼ確信に変わった。
このところ、ホームグラウンドならぬ我がホームスーパーマーケット「西友」の干し蕎麦コーナーの棚の中の品揃えが、実にダイナミックに変化している。
夏に向けて心機一転。フレッシュな面々をスターティングメンバーに起用しまくり、新風を吹かせようとしている感がある。
うまくいく采配もあるだろう。だが、あまりにもチャレンジしすぎて失敗するパターンもあると見た。
ついに来た、そば(そうめん含む)の季節。今がまさに「スーパーの干しそば棚が一番おもしろい時期」なのである。
そんな中、とりわけ存在感を誇っていたのが、今回のそば柄木田製粉『信州大盛りそば』である。
前回、ビオラルエキマルシェで買ったムソー(山本食品)『MUSO 国内産 二八そば』をレビューした。
今回は、まったく同じ販売店かつ、まったく同じ販売者(販売メーカー)、そしてまったく同じ製造所(山本食品)の「十割版」をレビューしたいと思う。
東京生まれ東京育ちの私だが、もしも第二の故郷があるとすれば、カンボジアのプノンペンか、ベトナムのホーチミンシティ(HCMC)であると思っている。この2つの都市から受けた影響や思い出は計り知れない。
なかでもホーチミンに関しては、ほとんど毎年行っている。コロナが始まり、しばらく海外に行けなくなると覚悟した2020年3月にも、急遽ホーチミンに旅立ったほど(ちょうど帰国日にベトナムは入国封鎖)。
これまで行ってきた様々な国の中でも、最長の滞在時間を過ごしているのがホーチミン。そんなホーチミン大好きっ子の私が送る、2024年度最新版の「5万円食い倒れホーチミン旅行記」を今回はお届けしたい。
今回の商品は、大阪にある「ムソー株式会社」が販売する『MUSO 国内産<北海道産そば粉使用>二八そば(食塩不使用)』。
少し調べてみると、ムソーは歴史古き「自然食品、オーガニック食品・雑貨の専門商社」であり、公式サイトを見るに「現在の取扱アイテム数は約3500点にのぼり、全国の自然食品専門店様や生協様、百貨店様、スーパーマーケット様などと取引を行っています」と意識は高め。
そんなムソーの蕎麦を売っていたのは、「ビオラル(BIO-RAL)エキマルシェ大阪店」。これまた公式サイトを見るに「自然の恵みをいかしたオーガニック食品や健康にこだわった体にやさしい商品を豊富に取り揃えております」と意識は高め。
そして、そんな意識高めコンビから私の手元に渡ってきた商品パッケージをひっくり返すと……
職業柄、エゴサは欠かさない。私個人に関するエゴサはもちろん、編集長として「ロケットニュース24」に関するエゴサもする。
嬉しくなる時もあるし、悲しくなる時もある。でも、それもまた私の仕事でもあるのでエゴサはする。
とある記事がバズっていた。ものすごい人数のX(Twitter)ユーザーが、その記事をポストしていた。
それも1つの記事だけではなく、2つ、3つの記事が同タイミングでバズっていた。
自分の記事ではなかったが、編集長として嬉しい限り。ところが……