GO羽鳥 (Go Hatori)

編集長

東京都出身。編集やりつつ漫画もイラスト記事も書けるオールマイティー型。趣味は料理で調理師免許も所持する元バックパッカー。その一方、迷惑メール評論家でありつつ、100均評論家でもありつつ、蕎麦に詳しい干し蕎麦評論家でもある。かと思えば女装アイドル・スーパーレイや、漫画家マミヤ狂四郎の顔も持つ。アフリカ・ケニアに縁があり、マサイ族カンバ族と仲が良い。

「GO羽鳥」担当の記事 (23ページ目)

【保存版】マサイ通信よりぬきブックマーク

連載時期2015年11月14日〜2022年3月30日(6年136日)
通算連載519回

【節目】
連載開始
連載100回
連載200回
連載300回
連載400回
連載500回
最終回

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ジャケ買いならぬパケ買いした蕎麦の正体は…【家そば放浪記】第55束:サミットストアで買った、沢製麺『北海道深川市産のおいしいそばです』税込375円(1人前125円)

牛乳かと思ったら蕎麦だった……。そんな冗談はさておいて、こちらの商品、パッケージの牛乳っぽいデザイン(色合い)に加えて、商品名まで変わっている。その名も『北海道深川市産のおいしいそばです』。“です” って……。

深川市に何があるのかとパッケージ裏を眺めてみると、「北海道・深川市産のそば粉に北海道で収穫された小麦粉を配合して作り上げました。」としか書いていない。深川市は蕎麦の産地なのだろうか?

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スーパーのバイヤーが強く推す蕎麦の実力は…【家そば放浪記】第54束:サミットストアで買った、北舘製麺『石臼挽きそば 太切り』税込365円(1人前182円)

このところ、スーパーの乾麺コーナーに行くと、誰かと会話している気分になる(幻聴ではない)。その相手は、この棚の商品群を決めた人物、すなわち「スーパーのバイヤー」だ。野球の打順や、サッカーのスターティングメンバーなどを見て、監督の意図を汲み取るような感覚に近い。

そんな棚も、たまにしゃべる。それこそが “おすすめ” 的なPOP広告であり、今回の場合だと『バイヤーこだわりの逸品』がそれにあたる。

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主役はつゆなり、具なり、薬味なり【家そば放浪記】第53束:サミットストアで買った、茂野製麺『味川柳 ざるそば』税込278円(1人前69円)

こちらのパッケージの「ざる」以降の二文字。「そば」とフリガナが振られている。達筆だなぁ〜。いったいどうして、「蕎麦」が「我む」みたいな文字になるんだろう……と調べてみたら、全然「我む」ではなかった。

こちらの「我む」みたいな文字、実は「楚者」から派生した、今では使われていない “ひらがなの一種” であるらしい。詳しいことは記事末の参考リンクを参照してほしいが、楚者 → そばと読むそうな。へぇぇぇ。

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ピンではなくコンビでこそ能力を発揮するタイプのデジャブそば【家そば放浪記】第52束:ロピアで買った、戸田久『みちのく 南部そば』税込301円(1人前60円)

この世には、“よく見かける蕎麦” というものがある。あの店にあったと思ったら、今度はこっちのお店にも……と、神出鬼没的に遭遇するのだ。そんなエンカウント率の高い蕎麦のひとつに『みちのく 南部そば』がある。

もしかしたらパッケージの印象が強いだけなのかもしれないが、とにかく頻繁(ひんぱん)に目撃している印象がある。なぜだろう。営業が強いのかしら? ともあれ、製造者は当連載初の岩手県勢。みちのくの蕎麦の味とは、いかに?

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パケ裏に注目【家そば放浪記】第51束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、はくばく(霧しな)『信州産そば湯まで美味しい蕎麦 黒プレミアム』税込462円(1人前154円)

やたらゴージャス感あふれるパッケージが特徴の『信州産そば湯まで美味しい蕎麦 黒プレミアム』。これは過去に食べた『そば湯まで美味しい蕎麦 黒』の豪華版であることはパッケージの色からわかる。まるでビールのような金色。さらに “プレミアム”。プレモルかよ! ……。

──と、あまり上手にツッコめなかったので、早々にパケチェックへとまいろうと思う。なお、メーカーは「はくばく X 霧しな」の最強タッグなり。

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独特すぎて…最後は飛んだ!【家そば放浪記】第50束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、酒井製麺所『山形秘伝の味 こんにゃくそば』税込302円(1人前151円)

完全に油断していた。こんな「蕎麦」があったとは──。とりあえずは、パッケージに小さい文字で書かれている説明文を引用してみよう。

「山形秘伝の味『こんにゃくそば』は、当社と上山市楢下の丹野こんにゃく店様との共同開発にてうまれた、干しそばの逸品です。

日本の伝統食品である『そば』と『こんにゃく』の組合せは、舌ざわり、歯ごたえ、弾力性とも、申し分なし。ふる里志向の自然派食品として、好評をいただいております。独特の味覚を是非ご賞味下さい。」

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海苔映え(のりばえ)の『W-1』【家そば放浪記】第49束:ピーコックストアで買った、沢製麺『北海道産そば粉・小麦粉使用 五割そば』税込375円(1人前125円)

「十割そば」があると思えば「八割そば」があったりして、さらに「二八そば」なんてのがあったりもし、え〜っと、え〜っと……と混乱している最中に発見したのが「五割そば」である。私は「また数字……」と立ち尽くした。

「五割そば」とは、蕎麦粉を五割使用した蕎麦のこと。パッケージによると「北海道のそば粉に北海道で収穫された小麦粉を配合して作り上げました。」とのことなので、五割そばだが “十割北海道” な蕎麦と言えよう。

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【100均検証】こんなに出てた!! ダイソーで買った5種類の「置き配」グッズを片っ端から開けてみた! オススメは…

コロナがもたらした新文化「置き配(おきはい)」。簡単に言えば、「ちわーす、お届けものでーす」「はい〜、ハンコ!」みたいな対人のやりとり無しで、玄関とかに荷物を “置く” だけで済ませる文化である。

この文化、個人的にはウエルカムだ。だってだって、家に帰ったら荷物が置いてあるなんて、クリスマスのサンタさんみたいじゃない。起きたらプレゼントがある! みたいな!! よって、いつも「わーい」と喜んでいる。

そんな私の主観はどうでもいいとして、なんとなくダイソーをパトロールしていたところ、なんと “置き配グッズ” が山ほど出ているではないか! 価格は100円〜500円。とりあえず全部買ってみたぞ〜っ!٩( ‘ω’ )و

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意外な装いで、あの “最強タッグ” を発見!【家そば放浪記】第48束:スーパーあまいけで買った、はくばく(霧しな)『信州そば』税込158円(1人前39円)

その日わたしは家から最も近い「ロピア」に向かうべく、一橋学園駅に降り立った。すると駅の目の前に、AMAIKE(あまいけ)と書かれたスーパーがあるではないか。こういう地域密着系のスーパー、イイんだよねぇ。

店内に入るや否や、完全にアウェイ。店内の明るさも香りも陳列の順番も未体験。この “外国に来た感” がタマらない。もちろん私は乾物コーナーに直行……したところ、見慣れぬ蕎麦が目に入った。『信州そば』。

なんてことないパッケージなのに、「お1人様2点限り!」のPOPが掲げられている。メチャ人気の『小諸七兵衛』が1人3点限りなので、それよりも希少価値は高いようす。一体なぜこの蕎麦が……と裏面を確認してみると!

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信濃の強豪、ふたたび登場!【家そば放浪記】第47束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、信州戸隠そば株式会社『信州戸隠 自然芋そば』税込680円(1人前136円)

テレビで夏の甲子園を観戦しつつ、毎日のように蕎麦と触れ合っていると、蕎麦のメーカー(製造者)が高校のように見えてくる。とうことで今回の蕎麦を作ったのは乾そば会の強豪校「信州戸隠そば株式会社」である。

こちらの「信州戸隠そば」が放った蕎麦は、もう今回の蕎麦を入れて、なんと4回目の出場(18束ぶり4回目)になる。しかもそのうち2回(信州本十割そば [1] [2])は最高順位3位を奪取したスラッガー。今回はホームランとなるか!?

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インパクト強いのは商品名だけではなかった!!【家そば放浪記】第46束:ロピアで買った、はたけなか製麺『超粗挽 汁にそば粉が落ちる蕎麦』税込301円(1人前151円)

前回スーパーは「国(くに)」であると表現した。その地で利用している人にとっては常識だが、外から来た人にとっては珍しさの連続……これ、まさに国ではないか。とりわけそんな “国感” を強く感じたのが、スーパー「ロピア」である。

なにせ見たこともないメーカーの蕎麦だらけ! だってだって、一体なによ、『超粗挽 汁にそば粉が落ちる蕎麦』って。しかも製造者は「はたけなか製麺」って。もう完全に外国! こりゃ試すしかないでしょう〜!!

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【100均検証】ついに立体構造マスク「3Dマスクの20枚入り100円」が東京にも登場! ダイソー前線北上中か!?

あああああっ、あった……! ついに、ついに見つけたぞぉぉぉぉぉ!! 発見したのはダイソーの「ピーコックストア阿佐谷店」。何度ここに通ったことか……。

ことの発端は先月(7月)末。九州は福岡に住む知人より、「ダイソーに立体構造の3Dマスクが20枚100円で売られている」との情報が寄せられた。それからだ。私が東京中のダイソーを探し回ることになったのは。

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“心の旅” ができる蕎麦【家そば放浪記】第45束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、東亜食品工業『山芋とろろつなぎ 出石(いずし)そば』税込526円(1人前175円)

スーパーという名の「国(くに)」に向かい、見たこともない乾そばを買う「そば狩り」をし、家に帰ってじっくりと食すこの趣味を持ってからというもの、非常に充実した毎日を送れている。もう毎日が世界旅行だ。

そして、日本各地に強い関心を持つようにもなった。なぜならば、その地方にしかない「●●そば」が、ありすぎるからである。それもまた面白く、ひとつひとつ、学んでいる。そう、例えば今回の「出石そば」のように。

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【100均検証】こんな便利なゴミ袋があったとは!! キャンドゥで買った『ロール式ゴミ袋』に感動のあまり泣きそう

キャンドゥのゴミ袋コーナーを漁っていると、見慣れないゴミ袋が目に入った。名前は『ロール式ゴミ袋』で価格は100円。30Lで16枚入りってのがオトクなのかどうなのか未知数だったが、とりあえず買ってみた。

そしてさっそく使い始めたところ……これが便利すぎて泣きそう〜!

でもこれ、100均だから、って商品じゃなさそう。他でも普通に売ってそう。しかし拙者、恥ずかしながらこのような商品が存在することを知らなかったのでござる!! ということで簡単に情報共有しておきたい。

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言葉の意味は分からんが、とにかくすごい自信だ!【家そば放浪記】第44束:ザ・ガーデン自由が丘で買った挽亭(各務製粉)『生粉打そば』税込399円(1人前133円)

その蕎麦の書体は、ひときわ荒々しかった。どこぞの威勢の良いラーメン屋か? というくらいに荒ぶるフォントで書き殴っていた。

太文字で『生粉打(きこうち)そば』と書かれた脇には、「そばの風味、麺のつやにこだわり、そば好きの心を知りつくしたこのひと品」と書かれている。

“蕎麦好きの心を知り尽くした” とは、大きく出たな。これは期待っ!

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「美味そうな蕎麦パケあるある」とは【家そば放浪記】第43束:ピーコックストアで買った、古来本づくり本舗株式会社沢製麺『信州 八割そば』税込354円(1人前118円)

美味そうな蕎麦にありがちなパッケージというものがある。まず少量であること。多くても250gまでが望ましい。次に、達筆であること。ギリ読める程度が良いだろう。そして最後に「金色」が使われていること──。

それらをすべておさえたパケが、今回の『信州 八割そば』であろう。しかもこやつ、「古風なイラスト」まで付いている。どう考えても美味そうであるが、肝心なのは中身である。はたして、その実力とやらは……!?

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審査基準は外と衝撃【家そば放浪記】第42束:おなかすいた(Una Casita)で買った、はくばく(霧しな)『そば湯まで美味しい蕎麦 白』税込463円(1人前154円)

前回に引き続いて突然だが、ここで当連載の審査基準についてお話したいと思う。まずは連載テーマである「家そば」か「外そば」かで判断。“どれだけ外のお店で食べる蕎麦に近いか” を基準にしてランク付けをしている。

それともうひとつ重要なのは、“衝撃度(インパクト)” だ。食べた瞬間「これまでの蕎麦とは違う感」が出ていた蕎麦に好評価を付けやすい傾向にある。

そんな衝撃度だけで言うなら、現在ランク1位の『特選そば 十割そば専用工場謹製』よりも、長きに渡り王座を死守していた『元祖乱れづくり 木曽路御岳そば』の方が大きいかもしれない。あれは衝撃の連続だった。前置きはこのへんにして──

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私の使っている “つゆ” は…【家そば放浪記】第41束:ピーコックストアで買った、昭和製麺『山形の逸品 挽きたてのそば』税込429円(1人前143円)

あまりにも突然すぎるが、ここでよく質問されることについてお答えしておこうと思う。どんな質問なのかというと、「めんつゆ(そばつゆ)は何を使っていますか?」というクエスチョンだ。

その答えは……メイン(判定時に必ず使うつゆ)は『創味のつゆ(創味食品)』で、サブ的(味変的)に『味よし(JA櫛引農工連)』。そしてたまに飛び出す「岩塩」は、『サスエの塩(サスエ前田魚店)』の3段替え。なお、一口目は必ず「つゆなし」で味わっている。

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家か、外か? 否、城じゃ!【家そば放浪記】第40束:ピーコックストアで買った、柄木田製粉『永坂更科 名物 御前そば』税込494円(1人前247円)

ウンチクの時間です。更科とは何かについては、以前『信州 小諸七兵衛 更科そば』の記事にて紹介した通り、「そばの実のを石臼で挽いた際、一番最初に出てくる白い蕎麦粉(そばの実の中心部分)で打った蕎麦」だ。

では、「御前そば」とは何か? パッケージ裏にはこうある。「本品は、そばの実の中心部分だけを精製した御前粉を使用しました。」……さらに、コトバンクによると「特に更科粉を用い、卵白をつなぎとしたもの」と。

つまるところ、更科の上級版ということだろうか? ちなみに「ごぜん」は “上等の意” らしいので、殿様気分で味わうのがよろしいだろう。ということで今回食すのは柄木田製粉『永坂更科 名物 御前そば』である。

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