「ピーコックストア」の記事まとめ

どちらかと言えば温そばで食したい太麺【家そば放浪記】第104束:ピーコックストアで買った、沢製麺『太切り 信州そば』税込235円(1人前79円)

とにかく荒々しい蕎麦が好きだ。乱切りだったり、乱れ作りだったり、そして蕎麦がメチャ太(ふと)だったり。今回ご紹介する沢製麺の『太切り 信州そば』も、太切りという点に惹かれ、昨年の8月ごろに購入した。

賞味期限は今年2023年の6月であるもよう。だいたい干し蕎麦の賞味期限は10ヶ月くらいなのかしら? ともあれ、期限内に食べられてよかった。

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減塩意識の高い人ならコレ【家そば放浪記】第103束:ピーコックストアで買った、はくばく(霧しな)『美味しい!! 塩分ゼロそば』税込170円(1人前85円)

ついついやってしまいがちなのが「塩分の摂りすぎ」である。塩分過多になると高血圧になったり、むくんだり……とにかく健康的には良くないイメージ。できるかぎり “減塩” な食生活を心がけたいものである。

はくばく(製造・霧しな)の『美味しい!! 塩分ゼロそば』は、そんな減塩意識の高い人にはうってつけの干し蕎麦になっている。なにせ、その名の通り「塩分ゼロ」なのだから……。はたして、お味はどんな感じ?

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海苔映え(のりばえ)の『W-1』【家そば放浪記】第49束:ピーコックストアで買った、沢製麺『北海道産そば粉・小麦粉使用 五割そば』税込375円(1人前125円)

「十割そば」があると思えば「八割そば」があったりして、さらに「二八そば」なんてのがあったりもし、え〜っと、え〜っと……と混乱している最中に発見したのが「五割そば」である。私は「また数字……」と立ち尽くした。

「五割そば」とは、蕎麦粉を五割使用した蕎麦のこと。パッケージによると「北海道のそば粉に北海道で収穫された小麦粉を配合して作り上げました。」とのことなので、五割そばだが “十割北海道” な蕎麦と言えよう。

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「美味そうな蕎麦パケあるある」とは【家そば放浪記】第43束:ピーコックストアで買った、古来本づくり本舗株式会社沢製麺『信州 八割そば』税込354円(1人前118円)

美味そうな蕎麦にありがちなパッケージというものがある。まず少量であること。多くても250gまでが望ましい。次に、達筆であること。ギリ読める程度が良いだろう。そして最後に「金色」が使われていること──。

それらをすべておさえたパケが、今回の『信州 八割そば』であろう。しかもこやつ、「古風なイラスト」まで付いている。どう考えても美味そうであるが、肝心なのは中身である。はたして、その実力とやらは……!?

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私の使っている “つゆ” は…【家そば放浪記】第41束:ピーコックストアで買った、昭和製麺『山形の逸品 挽きたてのそば』税込429円(1人前143円)

あまりにも突然すぎるが、ここでよく質問されることについてお答えしておこうと思う。どんな質問なのかというと、「めんつゆ(そばつゆ)は何を使っていますか?」というクエスチョンだ。

その答えは……メイン(判定時に必ず使うつゆ)は『創味のつゆ(創味食品)』で、サブ的(味変的)に『味よし(JA櫛引農工連)』。そしてたまに飛び出す「岩塩」は、『サスエの塩(サスエ前田魚店)』の3段替え。なお、一口目は必ず「つゆなし」で味わっている。

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家か、外か? 否、城じゃ!【家そば放浪記】第40束:ピーコックストアで買った、柄木田製粉『永坂更科 名物 御前そば』税込494円(1人前247円)

ウンチクの時間です。更科とは何かについては、以前『信州 小諸七兵衛 更科そば』の記事にて紹介した通り、「そばの実のを石臼で挽いた際、一番最初に出てくる白い蕎麦粉(そばの実の中心部分)で打った蕎麦」だ。

では、「御前そば」とは何か? パッケージ裏にはこうある。「本品は、そばの実の中心部分だけを精製した御前粉を使用しました。」……さらに、コトバンクによると「特に更科粉を用い、卵白をつなぎとしたもの」と。

つまるところ、更科の上級版ということだろうか? ちなみに「ごぜん」は “上等の意” らしいので、殿様気分で味わうのがよろしいだろう。ということで今回食すのは柄木田製粉『永坂更科 名物 御前そば』である。

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店と客が推す蕎麦、食べた瞬間勝負あり!【家そば放浪記】第37束:ピーコックストアで買った山本食品『特選そば 十割そば専用工場謹製』税込410円(1人前205円)

その蕎麦は、パッケージの “圧” からスゴかった。とりわけ乾麺コーナーの中で輝いて……いや、己の存在を主張していた。赤文字で「うまいそば造り一筋」ときて、豪快に「特選そば」ときて、「十割そば専用工場謹製」。

しかも蕎麦棚をよく見ると、ピーコックストアの「バイヤーズセレクション」の印まで価格表のところに書いてあった。「おすすめ品」はよくあるが、「バイヤーズセレクション」は初の対面。さらに読者さまからもリクエストが届いていた。店と客が推す蕎麦とは、いかほどの実力なのか……? 期待を胸に、食べてみた!

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神々しき黄金のパッケージに期待大!【家そば放浪記】第34束:ピーコックストアで買った、昭和製粉『蔵王の銀嶺そば』税込278円(1人前139円)

家そば沼” にハマってから、毎日が楽しい。まず、「今日はどの蕎麦を食べよう」と朝から作戦立てるのが楽しい。もちろん食べる時も楽しいし、未踏のスーパーの「乾麺コーナー」に行くのもまた楽しいのだ。

ある日のこと。隣町のピーコックストアの乾麺コーナーに行ってみると……知らないやつ! 知らないやつ! 初見の乾そばだらけで大興奮!! それはもうすべてが宝に見えて……。特に、黄金色した今回の蕎麦は、とりわけ光り輝いて見えたのである。それはまるで、後光が差しているように。

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